実際の所、座っている人と歩いている人、どちらが広告を見ているのでしょうか?
街中をキョロキョロすると、ちょっと前に比べて看板とデジタルサイネージの比率が半々になって来ているような気がします。
昔は駅や大型店などにしかありませんでしたが、youtubeやスマートフォンの普及で準備する側の動画に対するハードルが下がって来ているせいか、小さなお店でも動画を流している所が増えているようです。
看板を毎回差し替えるのに比べるとデジタルサイネージは中身のデータを差し替えれば使えるのでコストは抑えられますので、時期ごとに告知を変えたい場合には優れた媒体です。(もちろん拘って作るとそれなりのお値段がしますが。。。)
動くというだけでそれなりに目を引きますが、告知方法を工夫する事でより効果を高めようとする会社様も増えているようです。
ではその工夫とは?
株式会社ICA(本社所在地:静岡県富士市)様の調査によると「屋外広告を意識して見ますか?」という質問に対して、『興味が湧く広告や目を引く広告があれば見る(51.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『暇つぶしとしてたまに見る(31.1%)』『基本的に見ない(10.4%)』『常に意識して積極的に見る(7.0%)』などの結果が出たそうです。
待機時間を利用した待ち時間広告はこれまで一定の効果を上げてきました。ただ、外に出ていて座って何かを見るという動作はごくごく限られた時間です。
可能なら移動中にも潜在顧客にアピールしたい!
ちょっと考えてみたいと思います
とりあえず面で広告を出す。
力技、目に入る至る所に広告があれば嫌でも目に入ります。
例えば歩いている通り全てに同じ広告が出ていればあその道を通過する間ずっと見ている事になりますよね。それが通勤の通り道であればなおさらではないでしょうか。
ただし、内容によっては悪い意味で話題になってしまうため注意が必要です。
街の大型ビジョンなどで流れる広告は一定の信頼を集められるといった調査結果もありますので信用度が必要な商品であれば高い効果が得られるかもしれません。
興味を引いて相手から来て貰う。
とにかく通行人の気をどうにか引くような広告を載せる事です。
興味を持って相手から寄ってきて貰えれば広告した甲斐がありますよね。
下記はマスカラの自動販売機を模した広告です。
近寄った人はそれがマスカラの販売の店舗誘導広告だと気が付きます。
モニター式の缶ジュース販売機などもありますから、なんの自販機なのかちょっと気になりますよね?
情報を持ち帰って貰う。
ビラ配りが似たような感じではありますが、現在誰しも持っているスマートフォンに情報を入れるよう誘導できれば、家に帰ってもあなたのサービスを見てもらう事ができます。
その場限りのチャンスをだという事を頭に入れて考えるのはなかなか気が付きづらいかもしれません。
まとめ
街を歩く人がどういう状況で広告を見るのかを想定するのが大切なのは紙でもデジタルでも変わらないようです。
チラシや看板、動画など広告を出すときには最適な媒体を慎重に選びポジティブな印象がなるべく残る広告にしたいですね。