オリジナルうちわ制作 木の香りのするうちわ
夏の販促ノベルティの代表格といえば、団扇(うちわ)。自由にデザインが可能で、PP袋に入れてDMとしても使用でき、丸型の紙団扇であればそのままDMとして投函もできます。
持ち手になる穴の部分を切り取り式のクーポン券として利用して来場喚起などに使うこともできます。
また柄の部分を紙にした100%の紙団扇などでSDGsへの取り組みをPRしたり、間伐材を使用した木製の団扇などもあります。木造住宅、木の家をアピールしたい場合などで使用されるケースが多いです。
今回は、名入れやデザインだけではないオリジナル団扇でもクライアント様の問い合わせ〜ご要望で生まれた企画をご紹介したいと思います。
その前に少し販促ノベルティのオリジナル団扇について、どんなPRに使えるかなどについてふれたいと思います。
目次 |
オリジナル団扇について
オリジナル団扇のサイズ
◆レギュラーサイズ
一般的な大きさの団扇、サイズは245×345mm。最も人気のあるサイズで郵送などよりはイベント来場者に手渡しするようなシーンで使用されることが多いです。
◆ジュニアサイズ、またはコンパクトサイズ
レギュラーサイズよりもやや小さめのタイプ、サイズは195×280mm。A4に収まるサイズなのでDMなど郵送で使用されることが多いサイズです。小さいのでお子様でも使いやすい大きさです。
◆ミニサイズ、またはミドルサイズ
ジュニアサイズ_よりさらに小さいタイプ、サイズは171×241mm。B5サイズに収まるサイズなのでこちらもジュニアサイズと同じくDMに同封などで使用されることが多いです。
柄のついた団扇の代表的なサイズをご紹介しました。そのほかにも柄のないタイプで人気の団扇のサイズについてもふれたいと思います。丸型の紙団扇です。
◆ペーパーファン(紙うちわ)
紙でできたエコな団扇。厚紙を型で抜くタイプで柄がついていないので低価格で作れるオリジナル団扇として人気です。サイズは型を作れば自由ですが別注となります。代表的で使いやすいサイズでは210×210mm。
そのほかにもアイドルのコンサートなどで見かける295×420mmの特大サイズもあります。
またそのほか仕様によって制作可能なサイズも異なってきます。
オリジナル団扇の仕様
仕様については多種多様あり全て取り上げることは難しいですが、代表的なものをいくつか紹介したいと思います。
◆ポリうちわ
プラスティックのうちわ骨でできたものがポリうちわになります。デザインに合わせて骨の色も選ぶことができたり、ラメ入り、UVに反応するものや蓄光で発光するなどの特殊な仕様なものもあります。
またうちわ骨がプラスチックではない環境対応タイプのフェロキサイド、生成解性樹脂テクラノボン配合のうちわ骨などエコを意識した特殊なうちわ骨もあります。
◆ペーパーファン(紙うちわ)
100%紙でできた紙製の団扇。環境に優しく、型で自由な形にできるためイベントやプロモーションの企画に合わせた成形が可能です。
◆柄つきペーパーファン
持ち手のついた紙うちわ。低コストなのは良いがペーパーファンは持ち手がないので使いにくいなどの場合はこちらで対応できます。
こちらも丸型だけではなく型抜きでオリジナルデザインが可能です。柄の部分が取り外しが可能なものをあります。
こちらは紙の部分をPPラミネート加工することによって水に強い仕様にすることが可能、スポーツ観戦や野外イベントなどに向いています。
◆紙エコうちわ
こちらは持ち手の部分も紙製の柄付きペーパーファンになります。
柄の部分も含めて100%紙素材でできていますので、エコ活動やSDGsの取り組みなどへのPRノベルティとして人気です。柄のデザインが選べ、形も自由なのでオリジナルの団扇を作ることができます。
サイズはレギュラー(222×287mm)、ジュニア(180×262mm)の2種類。
◆木製うちわ(丸型・柄付き)
間伐材を使用した木製のエコうちわ。木の家のPRを行なっているハウスメーカー様が使用しています。間伐材を使用しているため、SDGsの取り組みの一環として制作されるケースも。
間伐材マークを入れることが可能です。また国産の杉の間伐材を使用した杉うちわもあります。木製ですがロゴなどの印字が可能です。
そのほかにも、透明なシースルータイプのものやまん丸な形、ハート型のポリうちわなど特殊な仕様のものをあります。
オリジナル団扇の企画
イベントなどでの手配りはもちろんDMやポスティングでの配布も可能です。
紙うちわであれば、持ち手の部分の穴を切り取ってクーポンにすることや、柄付きの紙団扇でも端の部分を切り取れるようにしてクーポンにすることも可能、来場喚起に引換券として使用する事例も多く見られます。
SDGsの取り組みやエコ活動、夏の節電など団扇という商品としてだけではなく、その仕様によって企業活動の発信を行うためのツールとしてノベルティグッズを活用する事例も多く見られます。
特にハウスメーカー様、環境への配慮の意識の高い企業様の夏のブランディング活動のひとつとして採用していただいています。
木の香りのするオリジナルうちわを企画する
弊社クライアントからのご依頼でオリジナルの団扇のご依頼。
SDGsに取り組んでいる企業様で、昨年もオリジナルの団扇を弊社に依頼していただいた経緯がありました。
その時はDMに同梱できるサイズということもあり、ジュニアサイズを提案し暑中お見舞いも兼ねたDMのデザインで納品させていただきました。
また同デザインの団扇を夏のイベントで配布したそうです。今年の団扇に関しては、会社で取り組んでいるエコ活動の一環としてのノベルティをお考えとのことでした。
問い合わせ内容は、SDGs・エコ活動のPRのために紙素材、できれば持ち手も紙素材良いとのことでした。
ここまではこれまで紹介してきた仕様でクリアできますが、「木の香り」がする仕様にして欲しいというリクエスト。
丸型のペーパーファンであれば香りの仕様も可能ですが、柄付きとなるとなかなか既製品ではなく完全オリジナル仕様になってしまいます。
印刷会社協力のもと香料付きのインクで印刷後、柄をつける仕様で実現可能とのことで商品化できました。
選べる香料はこちら…
ヒノキの香り以外にも花や果物などの香りも選べます。
サイズはこちらになります。
香りのついた特殊なインクを使うことで「木の香りのする紙うちわ(柄付き)」は完成しました。
しかし、特殊な仕様のため制作期間がかなり長くなってしまいます。また香料入りの印刷インクはどこの印刷会社にでもあるものではないのでストックの状況などの確認を必要とします。
様々なハードルを乗り越えた末に辿り着いたノベルティ企画となりました。
まとめ
住宅業界で検索のトレンドワードとして「木の家」が上昇している中でのご依頼。脱炭素・SDGsの取り組みなども踏まえタイムリーな企画になったと思われます。
団扇はワンシーズンと言わず長期的に家庭の団欒の場などに置かれることの多いノベルティグッズのひとつといえ、保存性も高くリマインド機能も期待できるツールではないでしょうか。
ポリ団扇でもコスト的にはそこまでしないので夏のイベントの定番アイテムとしてレギュラー化しても良いのではないでしょうか。
ジャリアでは、今回紹介した団扇以外にもノベルティ企画を多数扱っています。こんなPRをしたいんでけどやイベント企画にあったものをなどからでもノベルティ企画を提案させていただきます。
下記フォームよりお問合せください。ご相談お待ちしております。