業界初のスマスロ専門店オープン!次世代型パチスロの特徴とメリット
2023年2月8日、首都圏を中心にパチンコホールを展開するガーデングループが「スマスロ専門店(スマートパチスロ専門店)」をオープンしました。
場所は、さいたま市浦和区の浦和駅からほど近いコンビニ(ローソン)跡地。
コンビニサイズのスロット店という事に加え、業界初となるスマスロ専門店ということで大きな注目を集めていましたが、オープン後も連日多くのユーザーで賑わっているようです。
そこで今回は、業界大注目のスマスロ専門店について解説していきたいと思います。
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次世代型パチスロ「スマスロ」
スマスロとは、メダルをデジタル化することで物理的にメダルを扱うことなくスロット遊技を楽しめる最新スロットのことです。直接メダルに触れないため衛生面が向上し、感染症のリスクの軽減にもつながります。
そんな次世代型パチスロであるスマスロ専門店がついにオープンし、連日大賑わいを見せているようです。しかも、スマスロ専門店が出店された場所はもともとコンビニがあった場所。
「コンビニ→コンビニ」ではなく、「コンビニ→スマスロ専門店」誕生の流れは史上初ということで、大きな話題となっています。
メダルレスのスマスロは出玉を感じにくくなり視覚的な盛り上がりは減ってしまうかもしれませんが、メダルの投入や払い出しの際のタイムロスがなくなるため、そのぶん稼働率の上昇も期待できます。店側の売り上げアップだけでなく、より多くスロットを回したいユーザーにとっても大きなメリットと言えます。
また、スマスロ専門店の遊技台は従来のようにずらっと横並びに設置されているだけではなく、メダルの補給設備が必要ないスマスロ遊技台のコンパクトさを活かした配置になっている部分もあり、省スペースながら多くの遊技台の設置を可能にしています。※1
参考
※1: パチ7 "日本初のスマスロ専門店スマートガーデン浦和店誕生! 『コンビニ型店舗』は、全国ホール数減少ストップの救世主となるか?" 2023-2-16 https://pachiseven.jp/articles/detail/17568
スマスロ専門店の設置機種
スマスロ専門店の現行機種は全部で4種類あり、スマートガーデン浦和には66台が設置されています。
- L HEY!エリートサラリーマン鏡 23台
- Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!! 20台
- Lパチスロ革命機ヴァルヴレイヴ 20台
- Lスマスロリノヘブン 3台
スマスロ自体は昨年からホールに導入されており、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』、『Lパチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』、『Lスマスロリノヘブン』の3台は2022年11月、『L HEY!エリートサラリーマン鏡』は2022年12月に導入されています。
春以降も、パチスロ市場で根強い人気を誇る『北斗の拳』シリーズから『スマスロ北斗の拳』が導入予定となっており、新機種が続々と導入される噂もあるなど、スマスロ専門店はますます盛り上がりを見せています。
スマスロ専門店のメリット
スマスロ専門店のメリット1:大がかりな設備が不要
スマスロ専門店では、従来の遊技台には必要だったホッパーやセレクター、ドル箱や下皿などが削減され、遊技台自体の重量や大きさもコンパクトになります。そのため機材も少なく済み、大がかりな装置・設備がネックとなり出店できなかった場所にも出店可能となります。
遊技台のコンパクト化により余ったスペースを有効に活用することで、台数を増やして稼働率の向上、売り上げアップにもつながります。
また、コンビニサイズの狭い土地でも多くの遊技台を設置できるようになり、近隣に競合となるパチンコホールはないが、広い土地がないためにこれまで出店することができなかった場所でもスマスロ専門店であれば出店が可能になります。
スマスロ専門店のメリット2:コストを抑えられる
スマスロ専門店では、メダルを洗浄したり補充する手間がなくなるためスタッフも少ない人数で対応でき、人件費のコストを抑えられます。
スマスロ専門店のメリット3:有利区間の制限緩和
スマスロでは有利区間のゲーム数の上限が撤廃されます。しかし、有利区間自体は残るため注意が必要です。これによりゲーム数を気にせず遊ぶことができるうえ、出玉性能が高まったことによる万枚報告やコンプリート報告も多く出ているようです。
小規模スロット増加の予感?
業界大注目のスマスロ専門店ですが、名古屋ではコーヒーショップ跡地にオープンする予定があるという噂も。※3
詳細はまだ発表されていませんが、コンビニ跡地に続きコーヒーショップ跡地に新たにスマスロ専門店がオープンすれば、大きな注目を集めるでしょう。
また、愛知県でホール運営をしている有楽グループは、「コンビニスロット」や「ちょいスロ」などの商標を出願しているようです。
パチンコ業界にとって初の事例となったコンビニサイズのスマスロ専門店ですが、商標として認定されれば、小規模の店舗が一気に増えていく可能性も十分にあり得るでしょう。
参考
※3: 情報島 "コーヒーショップの跡地に「スマート遊技機専門店」が誕生か、名古屋市中区でパチンコ新店『クイック7大須店』がグランドオープン予定【パチンコ狂の詩】" 2023-2-14 https://johojima.com/colum/post-216515/
まとめ
今回は、業界初となるスマスロ専門店のオープンに伴い、スマスロ専門店のメリットや今後の動向について解説しました。
これまでのパチンコホールに欠かせないものであった「広い土地」「大がかりな設備」「多大なコスト」を必要としないスマスロ専門店の出店がパチンコ業界変革の切り札となったことは確かです。
また、スマスロだけでなく「スマパチ(スマートパチンコ)」の導入も予定されています。
スマパチとは、遊技玉が遊技台の内部だけで循環するようになり、遊技玉に触れることなくパチンコができるというものです。こちらもスマスロ同様、感染症対策やコスト削減が期待でき、省スペースでの出店を可能にします。
このように、パチンコ業界でもデジタル化が進み、コストを抑えながらあらゆる場所で娯楽を提供できる機会を増やしています。今後、スマスロ専門店やスマパチ専門店が増えていくにつれ、地域密着型のパチンコ屋がどんどん進出していく可能性も高まります。
スマスロ・スマパチはパチンコ業界の救世主となるのか、今後の動向にも注目していきたいですね。
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WRITER / HUM 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |