パチンコ店におけるWEB広告での集客方法、基礎知識や種類、特徴について

パチンコ店におけるWEB広告について解説イメージ

「パチンコ店でのWEB広告の使い方がわからない」、「WEB広告でパチンコ店の集客を増やしてみたい」、「そもそもWEB広告がわからない」、このようなことで悩んでいませんか?

この記事では、パチンコ店におけるWEB広告での集客方法、基礎知識や種類、特徴などを解説していきます。

パチンコ店の集客にWEB広告を利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

パチンコ店におけるWEB広告について解説イメージ1ぱちんこ全力広告は、パチンコ・パチスロ販促を主とするホール様向けデザインスタジオ

目次

1. そもそもWEB広告とは?

2. パチンコ広告でWEB広告を利用する上で知っておくべきこと

3. WEB広告の種類

4. パチンコ店におけるWEB広告の利用方法

5. アピールポイントを明確にする

6. WEB広告+SNS運用

7. チラシは不要?

8. 今行っている集客方法を整理して見つめ直す

9. WEB広告でわかること

まとめ

1.そもそもWEB広告とは?

WEB広告とは、インターネット上に表示される広告全般のことをいいます。
普段、スマホやパソコンでYouTubeやLINE、InstagramやGoogleなどを利用する機会があると思いますが、そこに広告として表示されているものがWEB広告となります。

パチンコ店の他にも様々な業種が利用しており、集客や販売、求人やイベント告知などの目的で利用されています。
WEB広告では広告を配信する年齢やエリアなどを設定できたり、配信された表示回数やクリック数も確認することができます。

配信後、結果としてデータが出るのでパチンコ店の集客に活かすことができます。費用も基本的には自由に設定ができる広告媒体が多いため、それぞれのパチンコ店ごとに好きな金額で始めることができ、料金におけるリスクを抑えて始めることができる集客方法です。

パチンコ店におけるWEB広告の影響力は、今後もますます拡大していくと予想されます。
各パチンコ店のお客さんの層に合わせて、より広く多くの世代にアプローチできるWEB広告を取り入れ集客に活かしていく必要があります。

まだWEB広告に力を入れていないパチンコ店も多いので、今のうちにこつこつと始め、集客を成功させましょう。

パチンコ店におけるWEB広告について解説イメージ2

2. パチンコ店でWEB広告を利用する上で知っておくべきこと

WEB広告にはLINEやYouTubeなど種類がいくつかあります。
それぞれの広告媒体に特徴があり、ターゲット層の得意不得意があるため、まずは自分のパチンコ店の顧客層やパチンコ店周辺のリサーチをして、どのような年齢層の方が多いかを知ることが集客をしていく上で重要です。

駅前のパチンコ店であればサラリーマン、道路沿いのパチンコ店であればシニア世代、また求人募集であれば学生や若年層をターゲットとするなど、狙いを定めてそれぞれのパチンコ店に合った広告媒体を選び集客を行うようにしましょう。

3. WEB広告の種類

・X広告(旧:Twitter広告)
年齢層は10代~30代の利用が多いです。Xの特徴として、リアルタイムで情報を得ることができるため、トレンドや趣味の情報収集で利用する方が多く、興味関心のあるキーワードへの広告配信をすることができます。すでにパチンコ店に行ったことがある人やパチンコ店のSNSをフォローしてくれている人をターゲットに集客することに向いています。現在のところ広告を出すためにはVOの月額料金と同等額(135,000円)の広告費を支払う必要があります。WEB広告で自由に金額を設定できない広告は現在のところXのみです。内容については今後も変更となる可能性があります。

・Instagram広告
年齢層は20代~40代の利用が多いです。Instagram広告では、写真や動画での投稿がメインとなるため、テキストと違ってイメージを伝えやすいのが特徴です。また、Instagram広告はシームレスな広告配信に優れており、「広告っぽさ」を感じさせずに商品をPRできます。そのためInstagramの利用者も広告に対する抵抗感がない場合が多いです。現在は男42.3%女54.8%と、男女ともに利用しているSNSとなっています。すでにパチンコ店へ行っている人~これからパチンコ店へ行く可能性のある人をターゲットに集客することに向いています。広告の出稿価格は100円から可能です。

・Facebook広告
年齢層は30代~50代の利用が多いです。他のSNSと比べると年齢層が高く、ビジネス目的で利用しているユーザーが多いです。Facebookの利用者は実名で登録をする必要があり、氏名や年齢、学歴、キャリアといった個人情報が明確になっています。そのため、広告を配信する際、他のSNSより信憑性の高いターゲティングが可能となります。すでにパチンコ店へ行っている人や若い頃パチンコ店へ行っていた人をターゲットに集客することに向いています。広告の出稿価格は100円から可能です。

・LINE広告
日本で一番利用されているSNSです。国内で8,400万人を超える方が利用しています。10代~50代の利用率は90%を超えており、年齢問わず利用されています。そのため、若年層はもちろん、普段SNSを利用しないが、LINEは家族との連絡手段で利用しているといったような60代以降の世代へもアプローチが可能です。シニア層もターゲットに入れ、集客に活かしたいパチンコ店におすすめです。広告出稿価格は100円から可能です。

・YouTube広告
LINEについて2番目に日本で利用されているSNSです。7,840万人を超える方が利用しています。テキストや写真ではなく動画で配信するため、動画と音声でインパクトのある広告を配信できます。若年層からシニア層、男女問わず視聴者がいるため、顧客が幅広いパチンコ店や、リサーチがおいついていないパチンコ店にもおすすめの広告です。もちろん年齢やエリアを絞った配信も可能です。広告出稿価格は自由に設定することが可能です。

・Google広告・Yahoo!広告(リスティング広告)
検索エンジンでの広告になります。検索キーワードを利用して広告を配信することができます。
例えば、「パチンコ」「新台」で検索している方へ向けて、また「〇〇市」「高給与」「バイト」で検索している方へ向けてなどの出稿方法があります。すでにパチンコ店へ行っている人をターゲットに集客することに向いています。また実際に検索をしている人へ広告が出るため、即効性もあり、集客向きの広告です。広告出稿価格は自由に設定することが可能です。

パチンコ店におけるWEB広告について解説イメージ3

4. パチンコ店におけるWEB広告の利用方法

・「新台入替」や「イベント」を配信して集客に繋げる
・「他のパチンコ店にはない自分の店舗の強み」など店舗の情報を配信して集客に繋げる
・「毎日半分以上お客様が入っている島」があればアピールとして配信し集客に繋げる
・「アルバイト」「中途採用」など求人情報を配信し、求人募集を行う。

パチンコ店の集客に利用したり、求人募集に活用したりすることができます。
WEB広告では表示された回数やクリック数、また性別や年齢層も知ることができるため
配信内容によってどの世代や性別に何が人気なのかわかるようになっています。
配信期間や回数を増せば増やすほどデータ量も増えていくため今後のパチンコ店の集客戦略にも繋がります。
詳しくは「9.WEB広告でわかること」で説明します。

5. アピールポイントを明確にする

周辺のパチンコ店との違いを知ることで自分の店舗のアピールポイントがわかります。
闇雲に集客をせずに下記のことに注目して自分の店舗のアピールポイントを明確にさせ集客に繋げていきましょう。

・今来店してくれているお客さんたちが自分の店舗に来てくれている理由を確認する
家が近所
職場が近く
接客が良い
キレイで臭いもつきにくい
目的の台がある
台を把握していて勝ちやすい

来店してくれている理由を知ることで自分では気づくことができなかったパチンコ店のアピールポイントがわかってきます。
そのアピールポイントを「WEB広告」で利用するのはもちろん、TwitterやLINEなどのSNSで発信したり、チラシに入れ込んだりして集客に活かしていきましょう。

・周辺のパチンコ店と比較をする
立地場所
接客対応
店内環境
トイレの清潔感
曜日や時間帯ごとの客層
台の稼働率
台ごとの客層
常連様の量

自分の店舗に来ているお客様が他のパチンコ店にいるかどうか、どんな台を打っているのか
周辺のパチンコ店と比較をすることで、自分の店舗にはあるけど、周辺のパチンコ店にはない自分の店舗のアピールポイントを見つけることができます。
そこを強化し、差をつけることで集客に繋げることができます。

また、逆に周辺のパチンコ店にはあるのに、自分の店舗にはない、自分の店舗の弱みも知ることができます。

その場合、弱みの部分を改善することができるのであれば改善をすることで、周辺のパチンコ店へ流れていたお客様の流動を見込むことができ集客へと繋がります。差をつけた内容や改善した内容をまたWEB広告やSNS、チラシで発信をし、集客へ繋げていきましょう。

・自分の店舗に来てくれるお客様だけではなく、店舗周辺地域の年齢層を把握する。
店舗周辺地域の人たちはサラリーマンが多いのか、大学生が多いのか、シニア世代が多いのかで人気な台も変わってきますよね。その世代にあった台を仕入れて、その台のアピールをするようにしましょう。また、時間別に観察をすると、さらに集客アップへ繋がるかもしれません。

時間帯別の自分の店舗のお客様の年齢層と店舗周辺地域の人たちの年齢層が違う場合は、その年齢層のニーズに合わせた台を取り入れることで他のパチンコ店に流れていたお客様を自分の店舗へ囲い込める可能性があります。

取り入れた台は早速WEB広告などで発信していきましょう。発信をしていくことで「ここのパチンコ店行ってみよう」と思ってもらえる機会を増やすことができ、集客に繋げることができます。

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6. WEB広告+SNS運用

SNSはスマホを持っている方であれば利用をしている方も多いため、WEB広告とSNSの組み合わせは集客をする上で相性は抜群です。基本的にSNSは毎日の更新が効果的です。慣れてしまえばすぐに更新できるので、集客を行うのであればぜひ取り入れてみてください。

①WEB広告を出す→②WEB広告を見たお客様が来店する→③パチンコ店のSNSをフォローしてもらう→④SNSでパチンコ店の情報発信→⑤常連様になってもらう

①WEB広告を出す
パチンコ店のお客様の層に合わせてYouTube広告やLINE広告、Google広告やSNS広告の中から選びます。集客を行う上でとても重要な項目です。
ここでお客様の層に合わせられていなければ、集客に繋げることができず、お金と時間が無駄になってしまいます。
集客を成功させるためにも丁寧に選ぶようにしましょう。
これまでにパチンコ店での広告配信の実績があればこれまでの実績を元に広告を出稿します。

②WEB広告を見たお客さんが来店する
WEB広告で打ち出した内容を見てお客様が来てくれます。
広告の内容と実際にお店に来た時の差が大きくならないように打ち出す内容にも配慮します。悪い意味で差が大きく出てしまうとパチンコ店のイメージダウンや信用を失う可能性があり、集客に失敗してしまうかもしれません。過剰に盛らずに事実を出すようにしましょう。
お客様が来てくれたら集客の第1関門突破です。

③パチンコ店のSNSをフォローしてもらう
来店していただいたお客様にまずはパチンコ店のSNSをフォローしてもらいます。フォローしてもらうためには、お客様にとっていいこと、お得感のある内容をアピールすることが大切です。

・毎日〇〇を更新しています!
・フォローしてくれた方には〇〇プレゼント

お客様がフォローしてくれるような内容と一緒にSNSフォローを促しましょう。
SNSをフォローしてくれたら集客の第2関門突破です。

④SNSでパチンコ店の情報発信
例えば「本日当たりが多かった台」の更新や「新台」の更新「おすすめの台」の更新などお客様にとって意味のある情報を更新し、集客へ繋げます。また、時間帯によって、投稿内容を変えるのも効果的です。

朝:新台や景品入荷など、来店のきっかけになるような更新。
昼:現在の店内状況の更新(人気な機種)など。
夜:大当たりが多かった台の画像などを載せて、来店意欲を駆り立てる更新

⑤常連様になってもらう
お客様にとって興味のある情報を毎日SNSで更新することでお客様にこの店に行きたい!と思わせ常連化させ集客に繋げていきます。

お客様の多くは勝ちたいと思っているはずです。なので「このパチンコ店は出やすい」という印象を持たせることが大切です。「当たりが多かった台」を更新するのもそういう印象を持ってもらうためです。

ただ、「大当たり出玉」や、「継続率」などを大々的に発信するのはリスクが伴います。過剰に良い情報だけ更新していると実際に来店したお客様がその確率で出なかった時に、そのお客様とパチンコ店との信頼関係が崩れる原因になります。

常連様になってもらうためには信頼してもらうことが大切です。信頼してもらえるパチンコ店を目指し、情報を発信するように心がけてください。

WEB広告を見て来てくれたお客様を逃さないようにSNSを更新して自分の店舗のファンを増やしていきましょう。ファンを増やし、常連化させることができれば集客成功です。

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7. チラシは不要?

チラシで集客を行っているパチンコ店も多いと思います。WEB広告を行えばチラシでの集客は必要ないのでしょうか。WEB広告はインターネット上で配信できる方法となるため、スマホやパソコンを利用しない方には効果を発揮することができず集客に繋げることができません。

しかし、チラシはスマホを利用しない方(シニア世代)への集客効果が見込める広告になります。
パチンコ店に来店される方の中にはシニア世代も多いため、パチンコ店におけるチラシでの集客は効果的です。

また、WEB広告はキーワード検索などによって日頃からパチンコへ興味のある方へ表示をされることが多いため、指定したエリア全員へ配信することが難しいです。

チラシであればパチンコ店の周辺地域の方へ、パチンコをしていない人、パチンコをしている人含め満遍なく情報をお届けすることができ、集客へつなげることができます。

チラシとWEB広告、両方を上手く利用してパチンコ店の集客効果を高めていきましょう。

8. 今行っている集客方法を整理して見つめ直す

今の集客方法を整理して確認しましょう。
チラシやWEB広告、SNS配信、DMやメルマガなど、様々な方法で集客を行っているパチンコ店も多いと思います。
集客方法にも向き不向きがあるため、どのようなお客様を集めたいかによって集客方法が変わってきます。

自分の店舗に合わせた集客方法になっているのか、周辺地域に合わせた集客方法になっているのか、整理して見つめなおしてみてください。

・自分の店舗にはどの時間帯にどの年齢層のお客さんが多いか
・周辺のパチンコ店はどの時間帯にどの年齢層のお客さんが多いか
・地域の人たちはどの時間帯にどの年齢層のお客さんが多いか
・WEB広告の結果、周辺エリアではどの年齢層、性別がパチンコに興味がある方が多いのか
・どのような検索キーワードが人気なのか

データを集計した後、見つめなおして、現在の集客方法と集計データにずれがあれば集客を見込めるチャンスです。

・自分の店舗ではシニア世代が多いが、周辺のパチンコ店ではサラリーマンが多かった。
・周辺に大学があるのに、大学生のお客さんが少ない

仮にこういう状況であれば、まだ囲い込めていない年齢層へ向けたアプローチ方法を取り入れて集客UPを目指しましょう。

また求人募集においても同じことが言えます。
若いアルバイトさんがほしいのになかなか来てくれない、応募してくれる人数が少ないなどでお悩みであれば若い方へ向けたアプローチ方法へ切り替えることが重要です。

求人広告を狙った世代に見てもらえるように、その年齢層に合わせた広告を出して応募人数を増やしましょう。

9. WEB広告でわかること

広告媒体によって分析できる内容は変わってきますが、下記の内容がわかることが多いです。

・表示回数
・クリック数
・クリック単価
・表示やクリックされた年齢層
・表示やクリックされた性別

指定したエリアで配信ができるため、パチンコ店の周辺地域に住んでいる方のパチンコに興味のある年齢層や性別がわかる点はWEB広告で集客を行う上で大きなメリットと言えます。

それらを把握することで今後の導入する台や、店内の装飾、またサービス内容にも活かせる内容です。仮に現在、若い方の大半が男性を占めているパチンコ店でWEB広告を行い、以外と女性も見ていることがわかった場合、女性に嬉しいサービスを導入したり、女性に人気の台を導入をし、さらにその情報をWEB広告で発信することで新たなお客様の囲い込みができ集客へ繋げることができます。

その他にも、WEB広告で打ち出す内容の違いによってクリック数の増減がわかると、どういうイベントがこの地域では人気なのかを把握することができ、今後の集客戦略を立てやすくなります。このようにWEB広告はただの広告ではなく、パチンコ店の集客におけるツールの1つでもあります。上手く活用して集客戦略に活用していきましょう。

まとめ

集客には様々な方法がありますが、パチンコ店の集客で効果を出すには、戦略が必要です。
毎日こつこつとした積み重ねで集客には差が出てきます。

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WEB広告は自分ですることもできますが、WEB広告を取り扱っている専門の会社もたくさんあります。専門会社へ依頼をすると検証結果などを毎月レポートとしてまとめて出してくれるため、とてもわかりやすく本部などへの報告も簡単にできます。SNS広告やチラシ折り込みなども合わせて、それぞれのパチンコ店に合った集客を行いましょう。

WRITER / NAKAKURA
株式会社ジャリア福岡本社 第1営業部 企画営業

株式会社ジャリア福岡本社 第1営業部は、アミューズメント関連や保育など教育の分野、また官公庁や自治体のプロモーション企画を担当する部門です。東京営業所、大阪営業所にも拠点を持つ第1営業部は全国を担当しています。三拠点で情報交換を行いつつ、エリア特性に縛られない新しい企画提案を常に行なっています。

 

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