インスタグラム広告は全6種類 特徴を押さえて、適したフォーマットで広告を配信しよう

インスタグラム広告の各フォーマットの違いイメージ

クリエイティブが重視されるインスタグラム広告には、写真や動画を基本とした様々なフォーマットがあります。

自社の商材や特性に合ったフォーマットがわかれば広告運用も円滑に進みますが、そもそもインスタグラム広告にはどんな種類の広告があるのか、自社の商材に適したフォーマットがわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インスタグラム広告のフォーマットの種類について詳しく解説していきます。

目次

インスタグラム広告のフォーマットの種類

まとめ

インスタグラム広告のフォーマットの種類

インスタグラム広告には、6種類のフォーマットがあります。

  • 写真広告
  • 動画広告
  • ストーリーズ広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • 発見タブ広告

視覚的なアプローチが可能なインスタグラム広告は、クリエイティブでうまくユーザーに訴求できれば非常に高い広告効果を発揮します。

しかし、せっかく質の高いクリエイティブを用意しても自社に不向きなフォーマットで作成してしまうと費用対効果が見合わなくなってしまいます。

それぞれの特徴を押さえ、適したフォーマットで広告を作成しましょう。

インスタグラム広告フォーマット① 写真広告

写真1枚とテキストで構成されたシンプルな広告で、インスタグラム広告の中で最もスタンダードな形式です。

ユーザーがフォローしているアカウントの投稿の間に自然に表示されるため、広告流入がスムーズです。写真1枚を用意すればいいため、これからインスタグラム広告運用を始めようと思っている方も挑戦しやすいでしょう。

しかし、インスタグラムはもともとビジュアルメインのSNSであるため、写真のインパクトが薄いとユーザーの目に留まることなく埋もれてしまいます。一般の投稿でも質の高い写真が多いため、その中で広告感を出さずに馴染みやすいように相応の品質の写真を作成するよう心がけましょう。

また、写真広告の下には詳細ページやお問い合わせページなどのCTAボタンを設置できるため、インスタグラムから外部サイトへの遷移を促したい場合に有効です。

インスタグラム広告の写真広告イメージ

インスタグラム広告のフォーマット② 動画広告

動画とテキストを表示する形式の広告です。写真だけでは伝わりにくい商品の魅力やブランドストーリーを最長120秒の動画で伝えることが可能です。フィード上で自動再生されるため、インパクトのある動画はユーザーの目に留まりやすく、強く印象づけることができます。

最近はインスタグラムの動画投稿をマナーモードで視聴するユーザーも増えているため、音声を補足するテキストを入れるなど、音声がなくても動画の内容を分かりやすく伝えられるように工夫しましょう。

近年はTikTokを始めとしたショート動画の流行により、インスタグラムでも画像広告と同じくらい動画広告が一般的になっています。

写真広告よりもコストがかかりますが、動画は静止画の何倍もの情報を一度に伝えることができることに加え、リールやストーリーズではフルスクリーンで表示されるため、没入感が増し、より訴求力が高くなります。

インスタグラム広告のフォーマット③ ストーリーズ広告

他のユーザーのストーリーズの投稿間に自然と挿入される形式の広告で、静止画でも動画でも作成可能です。ストーリーズは日本のインスタグラムユーザーの約70%が利用している人気機能です。フルスクリーンで表示されるため、ユーザーの印象にも残りやすいでしょう。

フォローしているインスタグラムユーザーの投稿を閲覧している間に広告が流れてくるため、視認性が高いです。しかしスキップされてしまう可能性も高いため、一瞬でユーザーの目を引くクリエイティブ制作が重要です。

下から上にスワイプするとリンク先に遷移することができ、コンバージョンにつなげることができます。

さらに、インスタグラムのストーリーズ広告ではアンケート機能を利用できます。アンケート機能とは、広告主が設定した質問に対して、2つの選択肢の中からユーザーにどちらか一方をタップして投票してもらうスタンプ機能です。

ユーザーの反応がダイレクトに伝わり、その後の施策に活かすことができるため、インスタグラム広告運用において大きなメリットと言えます。

また、投票してくれたユーザーは自社や広告に少なからず興味を持ってくれているため、自社と関連性の高いユーザーとしてその後のターゲティングにも活かせるでしょう。

インスタグラム広告ストーリーズイメージ

インスタグラム広告のフォーマット④ カルーセル広告

ひとつの広告で最大10件の画像や動画を表示できる形式の広告です。ユーザーが広告を横にスワイプすることで写真や動画が切り替わります。

ひとつの商品の様々な特徴や魅力を紹介したり、複数の商品を一度に紹介したり、ストーリー性のある構成にしたりとあらゆる使い方が可能で、ユーザーのブランド理解を深めやすい点が特徴です。それぞれの画像や動画には異なるURLをつけ、外部リンクに誘導することも可能です。

ひとつの静止画や動画に比べてより多くの情報を届けることができますが、カルーセル内のすべてのクリエイティブを見てもらうには、一枚目でどれだけユーザーを引きつけられるかが重要です。

アパレルや化粧品ブランド、旅行会社、不動産など複数の商品やサービスの魅力を伝えたい場合に適しています。

 

インスタグラム広告のフォーマット⑤ コレクション広告

カタログ形式で商品を掲載する形式の広告です。アイキャッチとなるメイン画像または動画の下に、複数の小さなカタログ画像が表示され、画像をタップすると商品一覧が表示されます。

インスタグラムにはショッピング機能があるため、商品画像をタップすると商品の詳細が表示され、そのまま外部ECサイトに遷移して購入することもできます。

インスタグラム上で商品の認知から購入まで誘導しやいすいため、ECサイトとインスタグラム広告を連携している場合は非常に有効でしょう。

複数のクリエイティブを表示する点でカルーセル広告と似ていますが、すべての画像を見るためにスワイプする必要があるカルーセル広告とは異なり、コレクション広告は一目で複数の画像を見ることができるため商品の視認性が高くなります。EC系のサイトと相性が良く、売上に直結しやすいです。

 

インスタグラム広告のフォーマット➅ 発見タブ広告

インスタグラムの虫眼鏡アイコンの発見タブページに表示される形式の広告で、静止画でも動画でも作成可能です。

広告は発見タブのトップページに表示されるのではなく、ユーザーが発見タブ内で興味を持った投稿をタップしてスクロールすることで、オーガニック投稿の間にフィード広告と同様の形式で表示されます。

インスタグラムによると、発見タブを利用しているインスタグラムユーザーは全体の5割に及ぶという結果が出ており、人気機能である発見タブへの広告出稿は非常に有効であると言えます。

発見タブにはユーザーの行動履歴や興味関心に沿った広告が配信されるため、自社の商品やサービスと関連性の高いインスタグラムユーザーに配信できます。

また、新しい情報を積極的に受け入れるユーザーが多く、フォロー外のユーザーにも配信可能なため、特にブランドの認知拡大や新規顧客の獲得が目的の場合に効果的なフォーマットです。

まとめ

今回は、インスタグラム広告におけるフォーマットの種類について解説しました。それぞれの特徴を押さえておくことで自社が作成するべきフォーマットがわかり、インスタグラム広告運用を円滑に進めることができるでしょう。

また、ひとつのフォーマットだけを作成するのではなく、他にも成果を上げられそうなフォーマットがあれば利用することを検討し、リーチ拡大を図りましょう。

弊社では、インスタグラム広告を配信するにあたって、配信プランの設計・クリエイティブ作成・広告設定・広告配信・WEBレポートまで、ワンストップで承ります。

インスタグラム広告に興味がある方や、配信効果を改善したい方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。

WRITER / JUNE
株式会社ジャリア福岡本社 第2営業部 企画営業 アカウントプランナーグループ

株式会社ジャリア福岡本社 第2営業部は、ハウスメーカーや工務店、マンション会社など不動産関連の広告専門チームとショッピングモールなど商業施設関連を専門にしたチームをメインにエンターテイメント関連など多岐にわたるクライアント様の事業をサポートしている部門です。現在は、SNS・Webマーケティングを中心に、動画マーケティングも得意としています。企画営業とクリエイティブの連携、チームワークを強みにクライアント様の課題解決に日々奮闘しています。

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