近年、デジタルサイネージ市場が大きく伸びています。株式会社CARTA HOLDINGSが昨年末発表したデジタルサイネージ広告市場についての調査結果は、2021年は前年比114%増の594億円。
2025年予測は、2021年比で約2倍の1,083億円となりました。今後も成長が予測されるデジタルサイネージについて見ていきましょう。
デジタルサイネージとは?
デジタルサイネージは日本語訳すると電子看板を指しますが、屋外での広告媒体や商業施設におけるフロアマップなど様々な活用がされています。
近年では4K、8K動画の増加に伴い、高画質な動画を放映できるものも増えていて、大型のサイズからタブレット程のサイズまで、時代の変化やニーズに合わせて多様化しています。
最近は病院や公共施設にも設置されており、私たちの生活に身近なものとなっています。
メリット
◆一度に複数人へリーチできる
大型のサイズであれば、サイネージ周辺の人へ一度に情報発信出来ます。街中のビジョンや商業施設などで活用されていますね。
最近ではクロス新宿ビジョンの3D巨大猫が注目を集め、海外でも話題になりました。このように多くの人が集まる場所で使うと視認性が高まり、より効果的でしょう。
◆設置場所の自由度
先述したようにサイズ展開が幅広い為、場所を問わず設置可能です。
可動型や壁掛型があるので、狭いスペースでも設置でき、屋内用・屋外用と設置場所に応じて使い分けが可能です。
また、画面が切替わり複数の情報を発信出来る為、設置場所が限られている場合でも有効活用出来ます。
◆人目を惹きやすい
人は動くものに対して目を留める習性がある為、動画にすることで注目を集めやすくなります。
サイネージで音声も流すことが出来る為、人々に対してインパクトを与えることが出来るでしょう。
まとめ
私たちの生活にも身近な存在となったデジタルサイネージ。
活用方法は情報発信や広告・宣伝や販促など多岐に渡っており、これからも需要が伸びてくるでしょう。
近年、急速に成長している5GやDX化の普及に伴い、SNS等のアプリと連動できるデジタルサイネージも一層便利なものになるかもしれません。