コンテンツSEOにかかる費用について支払い形態や対策別の費用相場を解説!

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コンテンツSEOは、良質なコンテンツをコツコツ継続して発信いくことで検索順位上昇を狙えます。長い目で見れば高い費用対効果を得られるため、集客のためにぜひ取り入れたい施策です。

しかし、知識がないとコンテンツSEOのすべての作業を自社だけで行うのは容易ではないため、外注も選択肢の一つになるでしょう。

外注するとなると、実際にどれくらい費用がかかるものなのか、自社が確保している予算で依頼できるのか、気になりますよね。

そこで今回は、コンテンツSEOを外注する際の費用について解説していきます。

 

目次

コンテンツSEOの支払い形態

コンテンツSEOを外注する際の費用相場

まとめ

 

コンテンツSEOの支払い形態

ここではコンテンツSEOの支払い形態について種類ごとに解説していきます。

固定報酬型

固定報酬型は、コンテンツSEOに限らず内部・外部対策やSEOコンサルティングでも多く用いられている方式です。契約期間や記事単価が決まっており、実施した施策の成果に関係なく月ごと、または1年ごとに固定の金額が支払われます。

例えば、月額5万円の固定報酬でSEO代行会社と契約を結んだ場合、検索順位が1位になった場合でも、30位の場合でも、支払う金額は5万円のままです。

一見、費用対効果が低いように思われますが、ビッグワードで上位になり、集客率が跳ね上がったとしても金額が変わらない点は大きなメリットと言えます。

また、追加費用を請求されることもなくあらゆる施策を試してもらえるため、一定の費用でより自社が上位を狙えるキーワード選定、コンテンツ制作を行ってもらえます。

費用相場は5~20万円程度です。コンテンツの作成にどれくらいの時間をかけ、どれくらいの質の高さが保証されるかで金額は大きく変わります。事前調査や構成をしっかり練った良質なコンテンツは1本5万円以上することもあります。

SEO対策は実施してすぐに効果が出るものではないため、6ヶ月や1年以上の契約を結んでコンテンツを蓄積していき、徐々に検索順位を上げていきます。

 

成果報酬型

成果報酬型は、施策を行って成果が発生した場合に報酬が支払われる方式で、コンテンツSEOよりもSEOコンサルティングや外部SEO対策で用いられることが多いです。

毎月一定の額ではなく、基本的に「○位以内に入ったら△万円」といった形で順位によって金額が変わります。1記事の相場は数千円~10万円程度です。

例えば、コンテンツSEOで作成した記事が5位以内に入った際に1日5000円が支払われるという契約を結んだ場合、1ヶ月(30日)連続で5位以内をキープできれば月あたり15万円の費用がSEO代行会社に支払われます。

コンテンツが上位表示されたときにだけ報酬を支払えば良いため、一見費用対効果が高いように思われます。

しかし、悪質な会社の場合、検索ボリュームや競合が非常に少ないキーワードを選定して上位表示を狙い、高額な費用を請求してくる場合もあります。表面上は成果を出しているように思わせながら、実際は誰にも閲覧されておらず、利益を上げるどころか損失になってしまっていたというケースも少なくありません。

また、検索順位は日々変動するため、自社がどれだけの期間上位に入るのか、または順位が下がってしまうのか予測がつかず、コンテンツSEOにかける予算を組みづらいといったデメリットもあります。

そのため、コンテンツSEOでは自社の上位表示が期待できるキーワードがすでに決まっている場合以外は成果報酬型で契約するケースは少ないです。

成果報酬型は初期費用を設けている会社が多く、初回の競合調査やキーワード選定に料金が発生する場合もあるため事前に確認しておきましょう。

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一括支払い型

一括支払い型はスポット型とも呼ばれ、月ごとや年間で契約するのではなく、行った施策に対して単発で費用が発生する形式です。コンテンツSEOやSEO内部施策で用いられることが多いです。

例えば、コンテンツSEOに注力したい企業がライティングだけを外注する場合、どれくらいの質のコンテンツを作成してもらえるのか、自社の商品やサービスに適した内容を書いてくれそうかどうかを見極めるために、まずはお試しで3本10万円でテストライティングを依頼するという形です。

SEO代行会社は記事単位や文字単位で費用を設定し、ライティングを行います。その後、依頼した企業が納得すれば長期間の固定報酬型で契約を結ぶケースが多いです。

費用の相場は、対応する施策の範囲にもよりますが、数千円~数十万円程度です。

一括支払い型で設定された金額は一回のサービスに対して支払うものであり、新たにコンテンツ作成を依頼したい場合は追加の費用がかかるため注意が必要です。

 

コンテンツSEOを外注する際の費用相場

では、実際にコンテンツSEOを外注した場合、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。
 
一般的に、コンテンツSEOにかかる費用は1記事あたり3~10万円程度です。
 
コンテンツの文字数は会社によってばらつきがありますが、大体1記事3000~5000文字程度で作成するケースが多いです。
 

SEO対策別の費用相場

 コンテンツSEOを含めたSEO対策別の費用の相場を下記の表にまとめましたので参考にしてみてください。
 
SEO対策の種類 施策内容 支払い形態 費用相場
コンテンツSEO コンテンツを制作し検索順位を上げて集客を狙う 固定報酬型
一括支払い型
3~10万円/記事
SEO内部対策 サイト内の構造の最適化を行い検索エンジンからの評価を高める 固定報酬型
一括支払い型
10~100万円/回
SEO外部対策 良質な被リンクを獲得し、検索エンジンからの評価を高める 固定報酬型
成功報酬型
1~20万円/月
SEOコンサルティング SEOに関する総合的なサポートを行う 固定報酬型
成功報酬型

10~50万円/月

SEOサイト設計 新しくサイトを構築する際に調査や分析を行い適切なサイト設計を行う 一括支払い型 10~100万円以上/回

 

内部対策では内部リンクの整理やUI/UXの最適化、外部対策では被リンクを獲得するための戦略やコンテンツ立案、サイト設計では、設計・制作のどちらかだけ、もしくは両方の対応を行います。依頼する範囲によってかかる費用は大きく変わります。

SEOコンサルティングでは、SEOに関するあらゆる調査や提案を行ってくれますが、コンテンツ作成は対応していない会社もあるため、注意が必要です。また、大規模な会社だと月額費用が100万円を超える場合もあります。

コンテンツSEOは、量産型の記事だと1本数千円から依頼できるケースもありますが、あまりにも安価で依頼を受けている会社はコンテンツの質が低い可能性が高いため、必ず事前に確認しておきましょう。取材を伴う記事や専門的な内容で監修を依頼する場合は10万円を超えることもあり高額になりやすいです。

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コンテンツSEOの作業項目

また、コンテンツSEOではライティング以外にも調査や入稿など様々な作業を依頼できます。

作業項目 内容
競合分析・キーワード選定 企業の特徴や強みを把握するための競合分析・ユーザーの検索意図に沿うキーワードの絞り込み
構成設計 ユーザーの検索意図に沿った、上位表示させるための構成作り
ライティング 設計した構成に沿って、ユーザーとクローラー双方がわかりやすい且つ疑問や悩みを解消するための文章作り
画像・図表作成 画像や図表を表示した方が伝わりやすい場合に内容に沿ったものを作成
入稿 CMSを用いてタグの設定や文字・背景の装飾などのコーディング作業、記事の公開

 

「ライティングのみ」「構成設計とライティング」など、作業を絞って依頼することも可能ですが、基本的には競合分析・キーワード選定から入稿まで一括で対応してくれる会社が多いです。

一括で依頼すると金額も安くなることが多いため、自社のリソースやSEOノウハウの有無を考慮して一括依頼・部分依頼を選びましょう。

 

まとめ

今回は、コンテンツSEOにかかる費用について解説しました。

会社の規模や、対応する範囲によってかかる費用は大きく変動します。

自社のリソースや予算と、SEO代行会社の対応範囲やコンテンツの質の高さを考慮した上で外注を行い、費用対効果の高いコンテンツSEO運用を行いましょう。


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弊社では、コンテンツSEOに取り組むにあたって、競合や検索ボリュームの調査、狙うべきキーワードの選定からコンテンツ作成、効果測定までワンストップで承ります。

また、SEO内部対策・外部対策にも精通しており、包括的なSEO対策のサポートが可能です。

コンテンツSEOをはじめ、本格的にSEO対策に取り組みたい方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。

WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。