コンテンツSEO運用代理店の選び方 代理店に依頼するメリットとポイントとは?

コンテンツSEO運用代理店の選び方について福岡の広告代理店が解説イメージ

コンテンツSEO運用代理店とは、コンテンツSEOの運用を代行してくれるサービスのことを指します。記事ライティングだけでなく、競合調査やキーワード選定などコンテンツSEOに関するあらゆる作業を幅広く対応してくれる代理店が多いです。

集客アップに効果的なコンテンツSEOに注力したいけどノウハウがない、取り組んでいるけどなかなか成果が出ないという場合は、SEOのプロである代理店に依頼するのもひとつの手段です。

そこで今回は、コンテンツSEOを代理店に依頼するメリットや、代理店の選び方のポイントについて解説していきます。

 

目次

コンテンツSEOを代理店に依頼するメリット

コンテンツSEO運用代理店の対応範囲

コンテンツSEO運用代理店の費用相場

コンテンツSEO運用代理店の選び方

まとめ

 

コンテンツSEOを代理店に依頼するメリット

ここでは、コンテンツSEOを代理店に依頼する3つのメリットを紹介します。

ノウハウ・リソース不足でも対策できる

コンテンツSEOを代理店に依頼する最大のメリットは、ノウハウやリソースがなくてもしっかりとした対策を行い集客を狙えることです。

SEOについてのノウハウが社内にない場合、自社だけでコンテンツSEO対策を行っていくにはかなりの時間と労力が必要になります。

さらに、SEO対策はWEB広告などとは違ってすぐに効果が表れるものではなく、地道にコンテンツを積み上げていくことで徐々に効果が出てくるものです。そもそも時間がかかる施策であることに加え、独学で運用していくとなると、成果が出るまで1~2年ほどかかることもあります。

しかし、コンテンツSEOは今や多くの企業が注力しているため、競合も様々な方法で施策を打ってきます。戦略を練り、より効果的な運用を行うことが求められる状況で、その手前の段階(コンテンツSEOについての情報や記事の書き方を1から調べるなど)で時間を使ってしまえば競合に大きく差をつけられてしまいます。

コンテンツSEOに腰を据えて取り組むだけの体制が整っておらず、専任の担当者を確保できない場合は、代理店に依頼することでスムーズに施策を始めることができ、スピード感を持ってPDCAを回せます。

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良質なコンテンツを継続して発信できる

コンテンツSEOでは、コンテンツの「量」と「質」の両方が重要です。代理店に依頼することで、この両方を満たしたコンテンツを継続して発信できます。

文字数が多くても、内容が薄く自社の宣伝ばかりのコンテンツは検索エンジンとユーザー双方から評価されず、いつまで経っても上位に表示されることはありません。

自社と親和性の高いペルソナやキーワードの設定、自然にキーワードが盛り込まれた読みやすい文章、様々なニーズに応えることができる網羅性の高さなど、あらゆるポイントを満たして初めてユーザーにとって有益なコンテンツであると評価してもらえ、検索順位は上昇していきます。

しかし、ある程度ボリュームがあり、且つ良質なコンテンツを定期的に作成し続けることは、専任の担当者やライターでない限り容易ではありません。

最初は頑張って作成していても、次第に手が回らなくなり、量も質も不足しているコンテンツしか生み出せなくなってしまうでしょう。っかく書いてもSEOにつながらないコンテンツでは意味がなく、無駄な労力となってしまいます。

従って、自社だけで探りながら記事作成を続けるよりも、コンテンツSEOに注力するための体制が整っており、効果が出やすい書き方をわかっている代理店に依頼するほうが、コストはかかりますが効率的と言えます。

分析を行い、最適な戦略を立ててくれる

コンテンツSEOでは、記事を書き始める前の自社の分析と競合調査、記事公開後の効果測定も重要です。代理店に依頼することで、専用の解析ツールを用いた競合の調査、自社の強みや特徴、差別化できる部分を分析して最適な戦略を立ててもらえます。

自社でコンテンツSEOを運用した場合、どうしてもコンテンツの作成に時間をとられてしまい、競合調査や成果の確認・分析が疎かになってしまいがちです。

そこで、代理店は下調べと現状把握、改善策の検討を行い、他社とは違うオリジナリティを出しながらユーザーが求めている良質なコンテンツの創出をサポートします。

また、代理店に第三者からの視点で自社の分析をしてもらうことで、自社だけでは見つけられなかった強みや改善点が見えてくる点もメリットと言えます。

マーケティングではユーザーの目線に立つことが重要であるため、様々な企業のSEO対策をサポートしてきた代理店からのアドバイスが新しい発見となり、今後の様々な施策で活かせる重要なカギとなるでしょう。

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WEB広告と組み合わせて集客できる

 コンテンツSEOはSEO対策の一部であるため、始めてすぐに効果が出るわけではありません。WEBサイトを立ち上げたばかりであれば、少なくとも半年はかかるでしょう。

一方、SEOを得意とする広告代理店であればWEB広告と組み合わせて集客対策を行ってもらえます。WEB広告は出稿後すぐに効果が確認できるため、PDCAをスピーディーに回して改善を図りやすいというメリットがあります。

よって、コンテンツSEOで継続して良質な記事を発信し、効果が出るまではWEB広告を出稿するという形で組み合わせることでサイトへの流入を安定させることが可能です。

クリック率やコンバージョン率が高い広告の傾向も分析できるため、コンテンツSEOのネタ作りにも活用できるでしょう。

コンテンツSEO運用代理店の対応範囲

コンテンツSEO運用代理店が対応する業務は以下のように幅広いです。

作業項目 内容
競合分析・キーワード選定 企業の特徴や強みを把握するための競合分析・ユーザーの検索意図に沿うキーワードの絞り込み
構成設計 ユーザーの検索意図に沿った、上位表示させるための構成作り
ライティング 設計した構成に沿って、ユーザーとクローラー双方がわかりやすい且つ疑問や悩みを解消するための文章作り
画像・図表作成 画像や図表を表示した方が伝わりやすい場合に内容に沿ったものを作成
入稿 CMSを用いてタグの設定や文字・背景の装飾などのコーディング作業、記事の公開
効果測定・分析 SEO解析ツールを用いてクリック数や滞在時間、ページビュー数、流入経路などの指標の計測・分析

基本的には一括で依頼できる場合が多いですが、運用代金とは別に初期費用を設けている代理店や、画像や図表の作成には別途料金が発生する代理店もあるため注意しましょう。

コンテンツSEO運用代理店の費用相場

コンテンツSEOを代理店に依頼した場合、1記事あたりの相場は3~10万円程度となります。

コンテンツSEOの支払い形態は、行った施策に対して単発で費用が発生する一括支払い型をとる代理店が多く、記事1本3万円と設定されている代理店に10本依頼した場合、30万円の費用がかかることになります。

月ごとに固定の金額を支払う固定報酬型の代理店に依頼する場合は、1ヶ月あたり5~20万円の予算が必要になります。

前述した通り、代理店は幅広く対応してくれますが、会社によって料金体系は違ってくるため、複数の代理店から見積もりをとり、相場の範囲内で適切な代理店を選びましょう。

値段設定があまりにも安価な場合はコンテンツの質が低かったり、運用体制が構築できていない代理店である可能性が高いため、費用だけで選ぶことのないようにしましょう。

コンテンツSEO運用代理店の選び方

ここからは、コンテンツSEOを代理店に依頼する際に注意すべき4つのポイントをご紹介します。
 

同じ業界のサポート実績を確認する

コンテンツSEOを代理店に依頼する際は、自社と同じ業界や業種のコンテンツSEOをサポートした実績があるのかどうかに加え、どんな成果を出し、どれだけの集客につながったのかを確認しましょう。

同じ業界・業種で成果を出した経験があれば、成功事例となるデータが蓄積されているため、どんなキーワードを設定すればいいのか、競合はどういう状況なのかなど、代理店はある程度把握しています。

また、業界への知見も有しているため、自社がわざわざ説明する機会を設けなくてもスムーズに施策を始めてもらえます

SEOの知識が全くなくゼロから始める場合は、自社と同じ業界のサポート経験が豊富な代理店のほうが安心して任せられるでしょう。

しかし、同じ業界のサポート経験がなくても、その他の業界で成果を出して集客に貢献した実績が豊富な代理店であれば、SEOへの知見が深いため自社の成果創出にも貢献してくれる可能性が高いです。

これまでに作成したコンテンツを見せてもらったり、具体的な数値データを確認して、自社に合うようなコンテンツSEO対策を行ってくれる代理店かどうかを見極めましょう。

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制作体制を確認する

コンテンツSEOを代理店に依頼する際は、制作体制が整っているかを確認しましょう。

特に、コンテンツを誰が書いているのかは重要です。代理店が抱えているライターや業務委託のライターではなく、クラウドソーシングで募集したライターの場合はライティングにおける教育が行き届いていない可能性があり、品質を保証できません。

料金の安さで代理店を選んでしまうと、コンテンツの質が低く、全く効果が出ないという事態にも陥りかねないため、どんな流れでコンテンツSEOの施策が進んでいくのか、誰がライティングを担当するのかを事前に確認しましょう。

本格的に契約する前に、お試しとして記事を数本書いてもらって自社との相性を確認するテストライティングもおすすめです。

コンテンツの質の高さと料金を照らし合わせながら、専任のライターを擁し、成果を出してくれる代理店に依頼しましょう。

対応範囲を確認する

コンテンツSEO運用代理店と一口に言っても、記事のライティングだけにしか対応していない代理店もあれば、内部対策や外部対策も同時に行ってくれる代理店、戦略立案や競合分析に特化した代理店など、代理店によって対応しているサービスの範囲には幅があります。

ライティング以外の部分を強化したいのであれば、戦略立案や分析力を強みとしている代理店、コンテンツSEOに関する全てを任せたいのであれば、一貫してサポートしてもらえる代理店、将来的に自社で運用していきたいのであれば、インハウス化支援も行っている代理店に依頼するなど、自社が依頼したいサービスに対応しているかを事前に確認しましょう。

また、対応可能な分野でも、自社が注力したいと考えている分野については苦手としている可能性があります。

戦略の提案は得意でも、肝心のライティングではスキルが不足していたり、ライティングスキルはあっても、効果測定や分析は数値の測定だけで終わってしまうというケースもあるため、どの分野を得意としている代理店なのかも併せて確認しましょう。

施策の透明性を確認する

これは、コンテンツSEOに限らずあらゆる施策に言えることですが、施策を行った結果をきちんと報告してくれる代理店を選ぶことが重要です。

効果測定を行い、現状を把握し、次にどう活かしていくかといった戦略を練ることでコンテンツSEOの成果は上がっていきます。

しかし、代理店によっては報告会を設けず、依頼主に聞かれたら答えるといったスタンスであったり、具体的な運用方法を教えてくれない会社もあります。

一般的には月次で報告会が行われ、実施した内容と結果の分析、検討した改善策のレポートが共有されます。そこできちんと施策が行われているか、成果が出ているのかを確認し、依頼主と代理店の認識を合わせます。

報告会やレポートがない場合、成果が出ているのかいないのかがわからず、今後の戦略を立てづらくなります。口だけの報告の場合、虚偽の内容を伝えられる可能性もあり、依頼主と代理店の信頼関係を築きにくいです。そのため、必ずデータを残し、施策の透明性を確保している代理店を選びましょう。

まとめ

今回は、コンテンツSEOを代理店に依頼するメリットや代理店の選び方について解説しました。

コンテンツSEOは、ユーザーに有益な情報を届けて信頼されることで集客アップを狙える重要な施策であるため、ノウハウやリソースがない場合は代理店への依頼も検討してみましょう。

代理店への依頼は自社運用より費用がかかりますが、SEOのプロならではの視点と蓄積された成功事例から効果的な戦略を立て、より短期間で成果を出せるため、長い目で見れば費用対効果は高いでしょう。

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弊社では、コンテンツSEOに取り組むにあたって、競合や検索ボリュームの調査、狙うべきキーワードの選定からコンテンツ作成、効果測定までワンストップで承ります。

月次レポートでは数値データだけでなく、施策の内容や結果から分析した課題、今後の取り組みについての詳細な報告を行い、次に活かす、成果を出すためのレポート作成を徹底しています。

また、SEO内部対策・外部対策にも精通しており、包括的なSEO対策のサポートが可能です。リスティング広告などのWEB広告と併用した施策にも対応しています。

コンテンツSEOをはじめ、本格的にSEO対策に取り組みたい方は、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。