コンテンツSEOに取り組む前に知っておきたい5つのメリット3つのデメリット

コンテンツSEOのメリットについて福岡の広告代理店が解説イメージ

コンテンツSEOは、ユーザーに価値のある情報を提供しながら自社の検索順位を上げることができるため、SEO対策として特に力を入れていきたい施策です。

しかし、コンテンツSEOのメリットやデメリットを把握しておかなければ、自社が本当に取り組むべき施策なのかわからないですよね。

そこで今回は、コンテンツSEOのメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

 

目次

コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOのデメリット

まとめ

 

コンテンツSEOのメリット

コンテンツSEOには様々なメリットがありますが、ここでは5つに絞って解説していきます。

 

安定した集客が見込める

従来の広告手法に比べ、コンテンツSEOは安定した集客効果が見込めます。
 
例えば、新聞広告やテレビCMなどは、発信した直後は大きな集客効果が期待できますが、発信期間が限定的であるため徐々に効果が薄れていきます。
 
リスティング広告も、検索キーワードに見合った金額を入金することで上位に表示させることができますが、入金をやめてしまえば一気に掲載順位は下がります。
 
一方、コンテンツSEOでは、発信したコンテンツは削除しない限り残り続け、サイトの資産として蓄積されていきます。良質なコンテンツが増えればサイト全体の評価も高くなり、比例して検索順位も上がります。
 
短期集中型で失速するのではなく、長期分散型で安定して集客に貢献してくれる点がコンテンツSEOの最大のメリットと言えます。
 

潜在顧客に効率的にアプローチできる

コンテンツSEOで検索結果の上位に自社サイトを表示させることができれば、自社のことを知らない潜在顧客にもアプローチしやすくなります。
 
ユーザーは何かしらの意図を持ってキーワードを入力し検索しています。例えば、肌が敏感ですぐに荒れてしまうユーザーがスキンケア商品を探している場合、「敏感肌 スキンケア」「敏感肌 化粧水」といったキーワードで検索を行うことが予想されます。

そこで、敏感肌向けのスキンケア方法やおすすめ商品などの情報がまとめられている自社のコンテンツが上位に表示されていれば、今まで認知していなかった潜在顧客にもアクセスしてもらえます。
 
コンテンツSEOで良質な記事を積み上げていくことで「このサイトの情報は役に立つ」とユーザーからの信頼を得やすくなります。さらにリピーターになってもらえればより多くのアクセスを獲得し、上位表示を維持することができます。
 
また、従来の広告手法で集客する場合、リーチを広げるにはそれだけ高額な広告費用がかかります。しかし、コンテンツSEOはホームページさえあればかかるのは人件費のみです。コンテンツの作成自体に費用はかからず、公開後も追加の費用はかかりません。
 
コンテンツSEOは費用を抑えながら潜在顧客にアプローチでき、長期的に高い効果が見込める手法なのです。
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ブランディングにつながる

 コンテンツSEOはブランディングにもつながります。

 例えば、美容院のホームページで考えてみましょう。
  1. 数種類のメニューと料金が書いてあるだけのホームページ
  2. コンセプトやこだわり、内装の写真、詳細なメニューと料金表、髪の長さ別のヘアスタイル例、美容師のプロフィールや得意な施術が掲載してあるホームページ

上記のAとBどちらの美容院に行きたいかと聞かれたら、大半の人はBと答えるでしょう。

Bのホームページの方がユーザーが事前に知りたいであろう細かい情報を提示してくれているため、高評価を得やすく、コンテンツSEOとしての効果が高いです。上位表示されることで信頼性も高まり、ブランド価値が向上します。

また、多少値段が高くても、ユーザーからの信頼性が高まっているため価格競争に陥ることもなくなります。

拡散性が高い

知らない人や企業のコンテンツであっても、SNSで拡散されていたから読んでみたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

良質なコンテンツはSNSでの拡散性が高く、今まで獲得できなかったユーザーにリーチすることができます。

また、拡散されることで外部のWEBサイトに自社の該当コンテンツのURLを貼ってもらえる可能性もあります。自然な被リンク(ナチュラルリンク)を獲得しやすくなるためSEO外部対策にもなります。

被リンクを獲得しドメインパワーが強くなればなるほどSEOにも強くなりコンテンツの順位が上がります。

営業資料にも活用できる

コンテンツSEOで良質なコンテンツを作成すれば営業資料やプレゼン資料として活用できます。作成したコンテンツは一般ユーザーのみに閲覧してもらい、興味を持ってもらうためのものではなく、自社の顧客にアピールするための有効な営業資料にもなるのです。

また、コンテンツSEOに取り組むことで、コンテンツが営業担当者の代わりに24時間・365日自社の宣伝や集客を行ってくれます。社員が一から資料を作成する手間が省け、そのぶん営業やプレゼンの準備に時間をかけることができるため、大幅な負担減少・生産性向上が期待できます。

自社のコンテンツが検索結果の上位に入っていれば、営業活動に流用する際も信頼性が高まるでしょう。

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コンテンツSEOのデメリット

コンテンツSEOには多くのメリットがありますが、デメリットもあるため、どちらも把握したうえで取り組みましょう。

即効性はない

コンテンツSEOに限らず、SEO対策は即効性がありません。これはなぜかと言うと、GoogleのクローラーがWEBページを巡回するには数日から数週間かかるため、評価を受けて順位が安定するまでに時間がかかってしまうのです。

また、コンテンツの作成・蓄積には多大な時間を要しますが、コンテンツSEOでは良質なコンテンツを蓄積すればするほど評価が高くなり、上位表示されやすくなります。

WEBサイトの立ち上げ当初はコンテンツの数も少ないため、ある程度コンテンツが溜まってSEO効果が出るまでに3ヶ月~1年はかかると考えておきましょう。

上位に表示されないからと諦めるのではなく、地道にユーザーが求めているコンテンツを作成していくことでコンテンツSEOは効果を発揮し順位が上がっていくため、長い目で見て取り組みましょう。

多くのリソースがかかる

コンテンツSEOでは、記事を執筆する以外にも、コンテンツの企画立案、競合調査、効果測定など様々な工程があり、多くの人が関わります。

また、コンテンツSEOで上位表示されるためには情報の網羅性や有用性が重要なため、最初のうちは一つのコンテンツにかかるリソースも多くなります。

経験を重ねていくことで徐々にコストを抑えていくことも可能ですが、社内にノウハウがない場合、費用対効果を高めるにはかなりの時間がかかるでしょう。

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メンテナンスが必要

コンテンツSEOで掲載順位を上昇・維持していくためには、コンテンツを公開後そのまま放置するのではなく、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

良質なコンテンツは日々増え続けているため、何も改善を行わなければ順位は低下していきます。

コンテンツSEOツールを利用し、競合と比べてどんな要素が不足しているのか、キーワードは適切だったかを分析しましょう。また、古い情報があれば新しい情報に更新し、タイトルや内容のリライトを行い、常に最善の状態を維持しましょう。

まとめ

今回は、コンテンツSEOに取り組むメリットとデメリットについて解説しました。

コンテンツSEOは中長期的な施策であり、多くのリソースを必要としますが、良質なコンテンツを蓄積していけば安定した集客が見込めます。

また、コンテンツSEOにおけるリソースやノウハウが不足している場合は代理店に依頼するのも一つの手段です。

コンテンツSEOは福岡の広告代理店ジャリアまでイメージ

弊社では、コンテンツSEOに取り組むにあたって、競合や検索ボリュームの調査、狙うべきキーワードの選定からコンテンツ作成、効果測定までワンストップで承ります。

また、SEO内部対策・外部対策にも精通しており、包括的なSEO対策のサポートが可能です。

コンテンツSEOをはじめ、本格的にSEO対策に取り組みたい方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。

WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。