TikTokってどんなSNS?初心者向けに特徴を紹介
あらゆるショート動画を気軽に見ることができるTikTok。ちょっとしたスキマ時間に楽しんでいる方も多いかと思います。
また、TikTokの利用率の上昇に伴い、個人ではなく企業でもTikTok運用に取り組む動きがどんどん増えています。
そこで今回はTikTok初心者の方向けに、まずTikTokとはどんなものなのかを知るために、特徴について紹介していきたいと思います。
目次 |
TikTokとは
TikTokとは、短尺の動画をシェアできるスマートフォン向けのSNSです。2016年に中国のByteDance社が開発し、国内では2017年にリリースされました。
月間アクティブユーザー数は1,700万人を超え(2021年8月時点)、App StoreとGoogle Playの累計ダウンロード数は20億を突破しています(2020年4月時点)。国内・国外ともに利用者数がどんどん増え、世界的に主流なSNSになりつつあります。
Twitterはテキストがメインであり、Instagramは写真がメインである一方で、TikTokは動画に特化しています。当初は15秒までのショート動画しか投稿できませんでしたが、現在は最長10分まで延長されています。
音楽に合わせて歌ったり、リップシンクをしたり、踊ったりするなど、思い思いの表現を楽しむことができ、投稿者のアイデア次第で表現が広がる面白さがあります。
また、TikTokには「おすすめ」機能があり、検索結果、いいね、動画視聴時間などに基づき、ユーザー1人1人に合った動画を表示してくれます。全ての動画に「おすすめ」に表示される可能性があり、一定数再生されるようなアルゴリズムになっています。
他のSNSではこのような機能がないため、TikTokでは誰でも再生数を伸ばすことができ、バズる動画が生み出せる仕組みになっています。
TikTokの特徴
TikTokには以下のような特徴があります。
ユーザーの平均年齢は36歳
今やTikTokは10~20代の若者だけのSNSではなくなっています。
博報堂グループの共同研究プロジェクト(2023年度の調査)によると、TikTokユーザーの年齢層は下記のような結果となっています。
男性 | 女性 | |
15~19歳 | 6.8% | 10.9% |
20代 | 11.9% | 15.4% |
30代 | 9.0% | 7.5% |
40代 | 8.2% | 7.2% |
50代 | 6.0% | 6.7% |
60代 | 6.0% | 4.5% |
平均年齢 | 35.95歳 |
データ引用元:TikTok ユーザーの平均年齢が「36歳」に上昇:博報堂のコンテンツファン消費行動調査にみる、日本におけるTikTokユーザーの実態とは:DIGIDAY
20代が一番多い結果となっていますが、30代以降も大幅に下がっているわけではなく、一定の利用率を保っています。特に女性は30~50代で約7%と同じような割合で、男性も50代と60代ともに6%となっています。
平均年齢は約36歳で、昨年度は34.7歳だったことを考えると、TikTokユーザーの年齢層は徐々に広がり、より多くの人々に利用されるようになっていることがわかります。
投稿のハードルが低い
TikTokは投稿のハードルが低く、初心者でも始めやすいというのが特徴のひとつです。TikTokアプリ上で動画の撮影から編集まで全て完結させることができ、ハッシュタグなどを付けて共有することができます。
何から始めたら良いかわからない場合でも、15秒という短い時間から動画を投稿できるため、自分の日常を投稿したり、購入品を紹介したりと気軽に始められます。
音楽や編集・加工機能も多数搭載されているため、初心者のユーザーでもクオリティの高い動画を制作・投稿しやすい点も人気を集めている要因です。
また、TikTokはフォローしているユーザーではなくても、おすすめで流れてきた投稿に対して気軽に反応できるため、いいねやコメントなどのエンゲージメントを獲得しやすくなっています。
拡散力が高い
また、TikTokは拡散力が高いという特徴を持っています。FacebookやInstagramなどのSNSは自身が既にフォローしているユーザーがタイムラインに表示されるのに対し、TikTokには「おすすめ」フィードがあり、フォローしていないクリエイターの中でエンゲージメントが高い動画から優先的に表示される仕組みになっています。
スクロールすると次々と自分に向けたおすすめの動画が表示されるのでついつい見入ってしまう方も多いのではないでしょうか?
各ユーザーのおすすめフィードはそれぞれ異なっており、一つとして同じおすすめフィードはありません。個人の行動や興味関心のデータに合わせてカスタマイズされています。そのため、フォロワーが0名であっても投稿すれば必ず一定数のユーザーに表示されます。予想外に動画の再生数が増えたり、コメント、いいね、保存数が急に増えたりすることもあります。
他のSNSではある程度のフォロワーがいないと見てもらえないような動画でさえもすぐに拡散され、1日もせずに10,000回再生されることもあります。フォロワー以外のユーザーにすぐに見てもらえるため、新規フォロワーの獲得にも繋がります。
情報収集の場として利用できる
これまでTikTokは暇つぶしのために見ているユーザーが多かったですが、情報収集の場としても利用されるようになっています。
特に目的もなくただ流れてくる動画を見るのではなく、お店や旅先に関することを探し、良い情報があればより確実な情報を求めてネットで検索するといった使い方をするユーザーが増えているのです。
投稿に対してコメント欄でユーザーが情報共有することもあります。
例えば、飲食店の情報を投稿したとします。すると、その飲食店に行ったことのある人は行った感想をコメント欄に書き込み、行ったことのない人はお店の雰囲気や金額などより詳しく知りたい情報を書き込みます。
そこで投稿者だけではなく、ユーザー同士の情報共有ができるのです。つまり、コメント欄を利用して、もともとあった情報にプラスで沢山の情報を得ることが可能になります。
まとめ
今回は、初心者の方向けにTikTokの特徴についてご紹介しました。
若者が多く利用していたTikTokも今ではいろんな世代に楽しまれるようになり、使われ方も多様化しています。
気軽さや爆発的な拡散力、編集機能やエフェクトの豊富さが魅力のTikTokをうまく活用し、認知度アップを図りましょう。
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WRITER / YUME 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 企画営業 アカウントプランナーグループ 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |