TikTokで注目の企業アカウント5選！人気企業の成功事例を紹介します

TikTokアカウントを運用している企業が増えてきている中、アカウント運用を検討されている企業も多いのではないでしょうか。

多くのユーザーに見てもらうためには、TikTokですでに人気を集めている企業アカウントを研究することも重要です。

今回は、筆者が注目している人気のTikTok企業アカウントを紹介したいと思います。

注目しているTikTok企業アカウント５選

フォロワーの多い企業アカウントは、どのようなジャンルや手法で投稿しているのでしょうか。

ここでは5つの企業に絞って紹介していきます。

注目のTikTok企業アカウント① @nagasakibiopark  / 長崎バイオパーク

1つ目のTikTok企業アカウントは、長崎バイオパークです。動物園のアカウントになりますが、実際に行かないと見られないような姿だったり、実際に動物園に行ったとしてもなかなか見られないような珍しい姿などを投稿しています。

その中でも、カピバラについての投稿が人気を集めています。日常の何気ない様子を撮影して癒しを届けたり、餌を食べている様子を近くで撮影してインパクトを与えたりと、ユーザーの興味をひきつけるような内容になっています。

もちろんカピバラ以外の動物の可愛い姿も沢山投稿されているので、動物好きは思わずフォローしたくなるでしょう。癒されたり、クスっと笑えるような動画を定期的に配信することで着実にファンを増やし、現在は200万人近くのフォロワー（2023年10月現在）を獲得しています。

特に人気の動物に関してはプレイリストで動画をまとめ、新規で訪れたユーザーや各動物のファンがすぐに目当ての動画を再生できるようになっているので再生回数の増加にも繋がっています。九州ということでなかなか行けないユーザーにもTikTokによって動物たちの姿をシェアし、ファンを育成していると考えられます。

また、視覚だけで楽しめることから外国人ユーザーからの人気も高いです。TikTokは海外で非常に人気なので、外国人の来園者を増やそうと海外で流行っている音楽を取り入れるなどの工夫を重ねた結果、TikTokアカウントのフォロワーのうち90%以上が外国人という驚異的な数字となっています。実際に海外からも多くのファンが訪れているようです。

バイオパークはTikTok以外のSNS運用にも力を入れていて、どの媒体でも人気アカウントとなっているので、その圧倒的なマーケティング力はぜひ参考にしたいですね。

参考：PRマガジンAWARD2022受賞インタビュー：PRマガジン

注目のTikTok企業アカウント② ＠uniqlo_jp / ユニクロ

2つ目のTikTok企業アカウントはユニクロです。お買得アイテムや新作アイテム、トレンドアイテムでのコーディネートを配信しています。

ユニクロは老若男女問わず幅広い世代から支持されているので、コーディネートを紹介するときも服の色や季節、男女別の人気アイテムによってセグメントを分けるなど、ユーザー側も見やすいように工夫されています。

また、ユニクロスタッフの休日コーディネートや秋の色合わせコーデなど、コーディネートを一式組んであるのでユーザー側が真似しやすく、商品の購入へ繋がっています。トレンド情報をすぐに発信でき、拡散力の高いTikTokだからこそできる内容になります。

アパレルの企業ではUGCに繋がるような配信ができることもメリットです。広告を出稿しなくてもユーザーが自らコーデを組んで発信し、自社のアイテムを拡散してくれるのでコスト削減にもなります。

注目のTikTok企業アカウント③ @placole_dressy / PLACOLE&DRESSY

3つ目のTikTok企業アカウントは、PLACOLE&DRESSYです。100人の人生に100通りに煌めく魔法をかける”をテーマに掲げ、自社で販売しているウェディングドレスの情報を中心に発信しています。

静止画では伝わりにくいドレスのボリューム感や色味などを動画で配信することにより、試着をしなくてもイメージがつきやすい投稿になっています。

ほぼ毎日更新されていることから、ドレスに興味のあるユーザーを中心に20万人以上のフォロワー（2023年10月現在）を獲得されています。

新作ドレスやコラボドレスなどをいち早く配信し、ドレスの特徴紹介や体形にあったドレスの紹介もしてくれるので、ドレスを購入する際に生まれる疑問点も事前に解消されやすくなっています。

実際に結婚式を控えているユーザーや着たいドレスがあるユーザーにとっては有力な情報になり、問い合わせに繋がっていくと考えられます。「ウエストが目立たないドレスはありますか？」「青いドレスが見たい」などのコメントがあれば、そのコメントに応えるような内容の動画を作成して投稿しています。

このように、ユーザーに寄り添うような運用が信頼関係を強固にし、ブランディングの確立にも繋がっていると考えられます。

注目のTikTok企業アカウント④ @tastyjapan_bf / Tasty Japan

4つ目のTikTok企業アカウントは、Tasty Japanです。「見て幸せ、作って楽しい」をコンセプトに「食」に関する動画を投稿されています。

基本的には実際に作っている様子を20秒前後にまとめてレシピを紹介する内容です。投稿のサムネイルに料理の完成シーンを設定することで興味のあるユーザーに最後まで見てもらい、再生回数を増やしています。

また、投稿頻度も高いことから「次はどんなレシピが投稿されるんだろう」「他のレシピも見たい」というユーザーの好奇心や期待を集め、フォローに繋がっているのだろうと考えられます。説明文には材料と手順も記載されていますが、日本語だけでなく英語でも記載されているので外国人からのコメントも多いです。

料理動画を配信しているアカウントは沢山ありますが、英語でのレシピが記載されている点は他の料理動画との差別化に繋がっています。TikTokでは沢山の競合の動画が配信されているので、このような他企業との差別化はユーザーに見てもらうための大切なポイントになってきます。

注目のTikTok企業アカウント⑤ ＠rohtotiktok / ロート製薬

最後に紹介するTikTok企業アカウントは、ロート製薬です。基本的には自社のおすすめ商品や新作商品の紹介を行っています。インフルエンサーを起用して実際に商品を使用した細かいレビュー投稿も人気です。

ロート製薬の商品はドラックストアなどで購入できるプチプラなものが多いことから、特に若い世代から支持を得ています。同世代のインフルエンサーを起用することでより親近感を持ってもらい、いいねやコメントなどの反応をとりやすくしています。

ロート製薬の日焼け止め６シリーズの特徴を説明した比較動画の投稿は特に人気です。商品の購入を検討しているユーザーにとっては一つずつ特徴を調べるより、簡単に有益な情報を得ることができます。

TikTokを利用するユーザーはいかに短時間で満足いく情報を得られるかということも重要視しているので、企業が実際に試してみて結果を教えてくれるような動画は再生されやすい傾向にあります。自社の商品紹介にもなるので購買意欲を高めることもでき、売上にも繋がるでしょう。

まとめ

今回は、TikTokで個人的に注目している企業アカウントについてご紹介しました。

TikTokを初めて運用する場合はどんな内容で投稿すればいいのかわからず悩むことも多いかと思います。そのため、まずは人気のアカウントや競合のアカウントを研究し、自社の運用に活かしていきましょう。

弊社では、企業のTikTok運用代行サービスを行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。

TikTokを活用して集客につなげたい方や、現在のTikTok 運用の改善を図りたいという方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。