企業の取り組みの一つとして、大きな影響をもたらすSDGs。
近年企業がSDGsの取り組みを行うことは必要不可欠になりつつあり、その取り組みが雇用や経済活動、そして企業対顧客のにおいても信頼関係の構築に繋がる重要な要素を担っています。
そこで今回は、手軽に取り入れられるSDGsの活動、取り組みの一つである、バナナペーパーについてご紹介します。
バナナペーパーってなに?
みなさん、バナナペーパーをご存じでしょうか。
タイトルをみて、バナナペーパーってなに?と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
バナナペーパーとは、名前の通りバナナを材料にして作られた紙のことなのですが...
アフリカ大陸の南部に位置するザンビア共和国で採れたバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料に、その繊維に日本で認証パルプを加えて作られます。
バナナから紙を作ることができるなんてとっても興味深いですよね!みなさん知っていましたか?
なんでバナナなの?
ではなぜバナナが選ばれたのでしょうか。
世界各国多くの国で栽培されているバナナは、新しい果実を実らすために茎を切って成長させます。
バナナの繊維を紙にする過程では、その切った茎を利用して作られているのです。
ではなぜバナナを使って作られる紙がなぜSDGsに繋がるのでしょうか。
日常的に使用している紙の約90%は「木」を主原料としています。
経済の発展に伴い、紙がどんどん生産され、木の再生が追いつかず、森が失われ、森に住む生き物が減少し、生態系の破壊につながるなど、様々な環境問題が起きています。
木が大きくなり立派な幹になるにはかなりの年月がかかる一方で、バナナはたった1年程度で切った茎が再生するため、サステナブルに活用できるのです。
素材のサステナビリティはもちろん、雇用の創出や、バナナペーパーを取り巻く環境で教育の推進や綺麗な水の提供、健康についての教育など、多方面でSDGsに貢献できます。
バナナペーパーの製品ってどんなものがあるの?
バナナペーパーと聞いてみなさんはどんな商品を思い浮かべたでしょうか?
パンフレットやチラシ、ノートや名刺など、通常の紙として活用できる製品はもちろん、
ハンガーやボールペン、ペンケースだってあるんです!
例えば名刺をバナナペーパーで作ると、日本国内で2,000人規模の会社1社で約100人の村を1年間支える事ができると言われています。
社内の物品で取り入れるもよし、お客様への感謝の気持ちとしてお渡しするノベルティで取り入れるもよし、
小さなことも沢山の人が取り組むことで大きな影響を与えることが出来ます。
身近なものをバナナペーパーにしませんか?
まとめ
今回は手軽に取り組めるSDGsの活動というテーマで、バナナペーパーをご紹介しました。
まだまだ知られていないバナナペーパーですが、実は日本初のフェアトレード認証紙です。
この記事により多くの方がバナナペーパーの存在を知り、少しでもバナナペーパーに興味を持っていただける方が増えれば幸いです。
バナナペーパーを社内で活用、もしくはお客様へお渡しするノベルティとして活用したい等のご相談、お問い合わせは下記フォームよりお願いいたします。