Googleリスティング広告とYahoo!リスティング広告の違い

リスティング広告は2種類!GoogleとYahoo!の違いとは

リスティング広告の主な出稿場所は、GoogleとYahoo!の2種類です。

ウェブサイトに関する統計を出しているstatcounterによると、2020年6月から2022年6月の1年間のデータでは、Google 76%、Yahoo! 16%のシェア率となっています。

2社それぞれでリスティング広告における特徴や得意分野は異なります。

検索エンジンのシェア率を踏まえた上でその違いについて解説します。

目次

Googleリスティング広告

Yahoo!リスティング広告

まとめ

Googleリスティング広告

Googleリスティング広告の特徴

Googleリスティング広告は、シェア率76%という圧倒的な支持率を誇る検索エンジンなので、

より多くのユーザーにリーチできるという大きな強みがあります。

母数の大きさからどの年代のシェア率も高いのですが、特に20代~30代のユーザーの利用率が高い傾向にあります。

ショッピングやwebサイトの閲覧など、スマホを活用してインターネットサービスを利用するユーザーほど、Google検索エンジンの利用率が高い傾向にあります。

また、Googleではアナリティクスやサーチコンソールなどの様々な分析ツールがあり連動できるものがほとんどのため、データ分析が行いやすい点も魅力の一つです。

リスティング初心者の方は網羅性の観点から、Googleリスティング広告から利用することをおすすめします。

Googleリスティング広告の種類

Googleリスティング広告には、レスポンシブ広告、拡張テキスト広告、動的検索広告の3種類があります。

レスポンシブ検索広告

広告主が設定した15個の広告見出しと4個の説明文が、検索された語句との関連性により自動的に組み合わせられる仕組みの広告です。

※2022年6月末より拡張テキスト広告の新規作成・編集が出来なくなったため2022年7月時点で、リスティングにおけるメインの広告はレスポンジブ検索広告となっています。

拡張テキスト広告
3個の広告見出しと2個の説明文を指定でき、指定した広告が表示される仕組み。
※2022年6月30日をもって新規作成や編集と不可となりました。

動的検索広告
指定したサイト内のコンテンツに合わせて、検索語句と関連性の高い広告見出しと説明文が自動生成される仕組みです。
現在、リスティング広告のメイン配信フォーマットは拡張テキスト広告の改正により、レスポンシブ広告となっています。
レスポンシブ検索広告と異なる点は、自分で設定したものの中から自動生成させるのがレスポンシブ広告であり、指定したテキストから自動的に抽出するのが動的検索広告です。

Yahoo!リスティング広告

Yahoo!リスティング広告の特徴

Yahoo!の検索エンジンは40代~60代の高年齢層からの支持率が高いという特徴があります。

またYahoo!天気やYahoo!ニュースなどのYahoo!サービスを好んで利用するユーザーほど、利用率が高い傾向にあります。

比較的PCユーザーが多いという特徴もあります。

Yahoo!リスティング広告の種類

レスポンシブ検索広告
Googleと同様に、広告主が設定した15個の広告見出しと4個の説明文が、検索語句との関連性に合わせて抽出され、広告文が自動生成される仕組みです。

拡大テキスト広告
Googleの拡張テキスト広告と同様に3つの広告見出しと2つの説明文を作成でき、作成した内容で広告配信される仕組みです。
拡大テキスト広告は、レスポンシブ検索広告機能の追加に伴い、2022年9月30日を持ち新規作成と編集が出来なくなくなると発表されています。

動的検索連動型広告
Googleの動的検索広告と同様に、広告主が指定したサイト内のコンテンツと、検索キーワードの関連性に合わせて広告文が自動生成される仕組みです。
生成される広告文はユーザーの関心を引きやすいタイトルになっており、クリック率も高い傾向にあります。

まとめ

今回はリスティングの主な出稿場所である、GoogleとYahoo!を抜粋して特徴と広告フォーマットについて解説しました。

どちらもフォーマットの内容は大差がないですが、シェア率やユーザー属性、検索エンジンの活用傾向が異なります。

リスティング広告をこれから運用し始める方で迷われている方は、利用率の高いGoogleから運用し始めることをお勧めします。

リスティング広告についてのお問い合わせは下記フォームよりお願いいたします。