コンテンツSEOの成果を上げるには?注意すべき効果的なポイント8選!
今回は、「コンテンツSEOにすでに取り組んでいるけど、なかなか成果が出ない...」と悩んでいる方や、「SEO対策初心者のため、注意すべきことを事前に知っておきたい!」という方に向けて、コンテンツSEOを成功させるポイントについて解説していきたいと思います。
期待していた効果が出ていない場合は改善する余地があるということなので、実施していなかったポイントがあれば取り入れ、SEO成果を高めましょう!
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コンテンツSEOのポイント
ここでは、コンテンツSEOを成功させるためのポイントについて解説します。
何よりもユーザーのことを考える
コンテンツSEOではユーザーファーストの考え方が最重要事項です。自分が伝えたいことばかりを書いた記事はユーザーのことが見えていないため、価値がないとみなされてしまいます。
ユーザーはどんな検索意図を持って検索しているのか、検索行動に至るまでにどんな背景があったのか、どんな内容であればニーズに応えることができるのかを考える。すべてはそこから始まります。
多くのユーザーが必要としている情報であればコンテンツとしての価値は高く、必然的にSEO評価が上がります。ユーザーが求めている情報が何なのか見極めて応えていくことは簡単ではありませんが、コンテンツSEOはユーザーファーストを念頭に置いてコンテンツを積み重ねていくほかないのです。
また、上位に表示されようとして不自然に多くのキーワードを入れ込んだり、文字数を増やすために内容の薄い文章を書き連ねたりすることはSEO対策として逆効果です。
現在は、よりユーザーに寄り添ったコンテンツが上位表示されるようになっているため、ユーザーが読みやすく、理解しやすい文章作りを心がけましょう。
良く見せようとしない
コンテンツSEOでは、良く見せようとするのはやめましょう。コンバージョンにつなげたいあまりに実際よりも優れているかのように見せかけているコンテンツは多くありますが、ユーザーは鋭いためすぐに見抜かれてしまいます。
仮に最初は惹きつけることができたとしても、実際に利用してみると「書いていたことと違う!」と気づかれ、信用を失ってしまうでしょう。
もちろん、魅力的に伝えることは重要ですが、良く見せようとするのはユーザーのためではなく自分のために行うものです。それでは良質なコンテンツとは言えず、SEOの効果も出ません。
あくまでもユーザーのためになることを届ける意識を忘れず、事実に沿った範囲で情報を提供しましょう。
E-E-A-Tを意識する
E-E-A-Tとは、良質なWEBサイトであるかどうかを判断するためにGoogleが独自に定めた評価基準のことです。「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略称で、SEOではこの4つの要素を考慮することが成果創出につながります。
以前は、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のE-A-Tという3つの評価基準でしたが、Googleが2022年12月15日に更新を行い、Experience(経験)が追加されました。
Googleのアルゴリズムは日々進化していますが、WEBサイトを正当に評価し、より良い品質のコンテンツをユーザーに届けるためにも、E-E-A-Tの考え方を重要視しています。
従って、この4つの要素をきちんと理解することがコンテンツSEOの効果を高めるカギとなります。
それでは、E-E-A-Tの各要素について解説していきます。
経験(Experience)
経験とは、あるテーマについて扱ったコンテンツの制作者がどの程度経験しているのか、十分な経験値があるのかを評価する要素です。
例えば、海外に移住して半年の人が現地での生活のノウハウを綴ったブログよりも、移住して10年の人がこれまでの10年で起こった実体験をもとにノウハウを綴ったブログのほうが信頼されやすく、Googleからの評価も高くなります。
このように筆者の経験を重視する考え方が経験(Experience)です。
専門性(Expertise)
専門性とは、コンテンツの制作者がある分野について十分な知識やスキルを持っているかどうかを評価する要素です。
例えば、調理師が魚の捌き方や野菜の下準備の方法などを記載したWEBサイトや、栄養士が健康的な献立について記載したWEBサイトは、専門性があるとみなされ、評価されやすいです。
初心者や素人が書いた記事よりも、専門家やプロが書いた記事のほうがユーザーの悩みを解決できる可能性が高く正確性も上がるため、高く評価されるのです。
このように筆者の知識やスキルを重視する考え方が専門性(Expertise)です。
権威性(Authoritativeness)
権威性は、WEBサイトが信頼できる情報発信源として認知されているかどうかを評価する要素です。
例えば、一人暮らしの物件の選び方について書かれたコンテンツの場合、実際に多くの物件を扱っている不動産会社が運営しているWEBサイトであれば信頼されやすく、権威性が高いとみなされるでしょう。
また、他社サイトにリンクを貼ってもらう「被リンク」を多く獲得しているWEBサイトも、それだけユーザーの役に立つ、良質なコンテンツを発信しているとみなされ、高い評価を受けやすいです。
このようにWEBサイトの認知度や影響力を重視する考え方が権威性(Authoritativeness)です。
Trustworthiness(信頼性)
信頼性とは、WEBサイトが提供するコンテンツが信頼できるものであるかどうかを評価する要素です。
例えば、ある商品を売りたいからといって実際の機能よりも優れた機能を搭載しているかのように記載されたページは信頼性が下がり、誇張せずに事実を記載しているページは信頼性が上がります。
コンテンツの内容が定期的に更新されていることも信頼性向上につながります。情報は常に移り変わっていくため、古い情報は有益ではありません。常に最新の情報を発信していく必要があります。
このようにWEBサイトの誠実さを重視する考え方が信頼性(Trustworthiness)です。
また、Googleは4つの要素の中でも信頼性を特に重要視しており、いくら他の3つの要素が揃っていても信頼性が低いコンテンツはSEOの効果が期待できません。
画像引用元:General Guidelines
経験、専門性、権威性はすべて信頼性につながる土台となり、E-E-A-Tはユーザーに対して誠実に向き合うWEBサイトが正当に評価されるためのSEOの軸となる概念と言えます。
オリジナリティのある内容にする
網羅性を高める
内部リンクを貼る
コンバージョンへの導線を設計する
コンテンツSEOを実施して流入されたとしても、コンバージョンを獲得できなければいつまでも利益にはつながりません。
コンテンツの閲覧中、スクロールしても常にCTAボタンが表示されるようにしたり、一か所だけでなくユーザーが行動を起こしたいタイミングでスムーズにコンバージョンできるように複数の場所にCTAボタンを設置するとコンバージョン率の向上が期待できます。
社内体制を整える
コンテンツSEOでは、施策を行う担当者を一人に絞って任せることはおすすめしません。
コンテンツSEOの全体的な流れとして、どんなテーマで制作するかを企画し、ペルソナやキーワードの設定、ライティング、記事公開後の効果測定、リライトといった様々な工程を踏む必要があります。
また、上位表示を狙うためには、SEOについての勉強をしながら一連の流れをこなし、良質なコンテンツを定期的に発信し続け、成果も出していかなければなりません。
SEOの知識が豊富なプロならばまだしも、本格的に取り組むのはこれからという場合には、担当者の負担が大きく他のコア業務に支障が出てしまうでしょう。
そのため、コンテンツSEOに必要な工数や、全体を取りまとめる編集者、記事を執筆するライターなどのリソースを確保し、一人に負担がかかりすぎないような体制を整える必要があります。社内にSEOのノウハウがなく、教育に時間を割くほどの余裕がない場合は外注するのも一つの手段です。コストはかかりますが、より早く着実に成果を出していけるため、自社のリソースや状況に合わせて検討しましょう。
まとめ
今回は、コンテンツSEOのポイントについて解説しました。
上位表示を狙うためにあらゆる工夫を施すことも大事ですが、結局はユーザーに対して誠実に向き合っているコンテンツがSEOで高い評価を受け、成果を出せるのです。
SEOの知識を深めながらユーザーファーストのコンテンツを地道に積み上げ、ユーザーに必要とされるWEBサイトを構築していきましょう。
弊社では、コンテンツSEOに取り組むにあたって、競合や検索ボリュームの調査、狙うべきキーワードの選定からコンテンツ作成、効果測定までワンストップで承ります。
また、SEO内部対策・外部対策にも精通しており、包括的なSEO対策のサポートが可能です。
コンテンツSEOをはじめ、本格的にSEO対策に取り組みたい方は、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。
WRITER / HUM 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |