インスタグラム配信面の種類と運用ポイントを解説! 成果を出す特性の活かした投稿とは?

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インスタグラムにはフィードやストーリーズ以外にも様々な配信面がありますが、配信面によって適切な伝え方や気を付けるべきポイントは異なります。

各配信面の特徴をしっかりと把握したうえで配信することで、インスタグラム運用は成功に近づきます。

そこで今回は、インスタグラム配信面の種類と運用ポイントについて紹介したいと思います。

目次

インスタグラムの配信面の種類と運用ポイント

まとめ

インスタグラムの配信面の種類と運用ポイント

ここからは、インスタグラムの各配信面の特徴と運用ポイントについて紹介していきます。

インスタグラムの配信面① フィード

フィードとは、インスタグラムを開くと最初に表示されるホーム画面(タイムライン)に並ぶ投稿のことを指し、インスタグラムにおいて最もスタンダードな機能です。画像や動画を選択し、キャプションを記載して投稿するとフォロワーのタイムライン上に表示されます。

フィード投稿は、複数の画像や動画を組み合わせて訴求することができ、フォロワーのタイムライン上でダイレクトに商品やサービスの魅力を伝えることが可能です。そのため、特に新商品や販促を狙う商品の宣伝にはぜひ活用したい機能となります。

また、フィード投稿はプロフィール画面に並んでいくため、プロフィールにアクセスしてくれたユーザーにも一目でどんなブランドなのかを認識してもらうことが可能です。

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運用ポイント① 1枚目の画像でひきつける

インスタグラムのフィード投稿は1枚だけでなく複数のクリエイティブで訴求できると前述しましたが、フォロワーの目に真っ先に映るのは1枚目です。

どれだけ2枚目以降に訴求力の高い画像を掲載したとしても、1枚目の画像が魅力的でなければそのままスルーされてしまい、すべてのクリエイティブを見てもらう機会を逃してしまいます。

そのため、1枚目にはどんなブランドなのか、どんな商品なのかがわかりやすく伝わり、尚且つインパクトのある画像を掲載しましょう。そうして興味を持ってもらえたユーザーには2枚目3枚目と閲覧してもらえるため、商品の詳細や活用方法を伝える画像を掲載することで興味の度合いを高めることができます。

また、2枚目以降の画像で興味関心を醸成していきながら最後の画像で保存やWEBサイトへの遷移を促す文言を入れるとユーザーが意図したアクションを起こしてくれる可能性が高まります。

インスタグラムでは、アクションが多くエンゲージメントが高い投稿は発見タブに掲載されやすくなるため、より多くのリーチ獲得が期待できます。クリエイティブの質は常に一定に保ち、新規ユーザーの興味を取りこぼさないようにすることで、発見タブからの流入も増えるでしょう。

運用ポイント② 統一感を大事にする

インスタグラムのフィード投稿は自社のプロフィール画面に並んでいくため、興味を持ったユーザーは並んだ投稿を見てどんなブランドなのかを瞬時に判断します。その際、統一感のないバラバラな投稿だとユーザーはどんなブランドなのかを認識できず、興味をひくことが難しくなります。

興味が湧かなければ当然フォローやその他のアクションにもつながらないため、アカウントの成長は見込めません。ひとつひとつの投稿のクオリティが高くても、プロフィール画面で並べて見てみると違和感が生じる場合もあります。

インスタグラムでフィードを投稿する際は、色味やテイスト、商品の撮り方などを統一したクリエイティブ作成を意識し、そのブランド「らしさ」を形成しましょう。そうすることで、ユーザーは一目見た瞬間に「あのブランドの投稿だ!」と認識でき、ブランディングにもつながります。

インスタグラムの配信面② ストーリーズ

ストーリーズとは、インスタグラムのフィード上部に並んだユーザーアイコンをタップすると表示される投稿のことを指します。投稿後24時間で消えてしまうため、最新情報やライトな情報を発信したい場合に利用されます。

ストーリーズは日本のインスタグラムユーザーの約70%が利用している人気機能です。多くのリーチを獲得できるメリットがあり、インスタグラム運用において重要度の高い配信面のひとつです。

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運用ポイント① ハイライトを活用する

ストーリーズは投稿後24時間で消えてしまいますが、ハイライト機能を利用することでインスタグラムのプロフィール画面に残しておくことができます。

プロフィール画面の目立つ場所に掲載され、誰もが気軽に閲覧できるため、化粧品ブランドであれば「スキンケア」や「ベースメイク」、インテリアショップであれば、「照明」や「テーブル」などのカテゴリーに分けてまとめることでユーザーにどんな商品を出しているのかを簡単に伝えることができます。

ハイライトのアイコンは自由に変えられるため、フィード投稿と同様のカラーや雰囲気にすることで統一感が生まれ、ブランディングにもなります。

運用ポイント② スタンプを活用してアクションを促す

インスタグラムのストーリーズで何か特定のアクションがほしいときは、スタンプ機能を利用して行動喚起しましょう。

例えば、飲食店で新しく販売するスイーツのアイデアを募集したいときは質問スタンプを使って「夏に食べたいスイーツを教えて!」などと質問し、フリーコメント欄にコメントしてもらうなどの使い方ができます。

ユーザーとのコミュニケーションはエンゲージメントを高めると同時に、ユーザーの意見を収集することができるため、インスタグラム運用で重要な「ユーザーが求めていることを発信する」ことにもつながります。

また、2つの商品の中からどちらかを選んでほしいときはアンケートスタンプ、外部サイトに遷移してほしいときはリンクスタンプを使って誘導するなど、インスタグラムのストーリーズにはアクションを促すスタンプが豊富に揃っているため、積極的に活用しましょう。

運用ポイント③ ユーザーの投稿をリポストしてシェアする

インスタグラムで自社の商品やサービスに関する投稿があった際は、リポストしてシェアしましょう。ユーザーの口コミは企業の投稿よりも信頼性が高いため、関心の薄かったユーザーの興味をひき、他のユーザーのアクションを引き起こしやすくなります。

また、企業アカウントでリポストすることでリポスト元のユーザーとの親密度が上がり、これまで以上に好感を持ってもらえるでしょう。

シェアする際は、リポスト元のアカウントに事前に許可をとっておくことをおすすめします。

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インスタグラムの配信面③ 発見タブ

発見タブとは、インスタグラムのホーム画面下部にある虫眼鏡のアイコンをタップすると表示されるページのことを指します。近年は調べたい情報があると検索エンジンよりもまずインスタグラムを開き、発見タブで検索をかけるユーザーが増えており、フィードやストーリーズにも劣らないほどの人気機能となっています。

フォローしているアカウントやいいね!をした投稿に基づいて、属性が類似しているアカウントの投稿が表示されるため、関連性の高いユーザー且つこれまでリーチできなかったインスタグラムユーザーへのアプローチが可能です。

発見タブに掲載されると興味を持ってもらいやすく、その後のフォローや購入までつながる可能性も高いです。そのため、認知拡大や新規顧客を獲得したい場合に適した配信面となります。

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運用ポイント① 保存数を増やす

発見タブに表示する投稿を決める際にインスタグラムが特に重視するのが保存数です。

保存数が多い投稿はインスタグラムでの滞在時間が増え、発見タブに載せることで親和性の高いユーザーの興味をひく可能性が高いため、保存数は非常に重要な要素です。

インスタグラムで保存数を増やすためには、後で見返したくなるような投稿をすることが重要です。ターゲットユーザーが必要としている情報をリサーチし、有益な投稿だと思わせることができれば、「今後活用できるかもしれない」「今は時間がないけど後でゆっくり見よう」と保存してもらえます。

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運用ポイント② ユーザーとコミュニケーションをとる

インスタグラムの発見タブに載るにはユーザーとのコミュニケーションも重要です。

いいねや保存数を増やすことはもちろん、コメントに返信したり、ストーリーズのスタンプ機能を活用したり、ユーザーと積極的にコミュニケーションをとることでユーザーとの関係が深まります。

エンゲージメントが高くなればインスタグラムのアルゴリズムからの評価も高くなり、発見タブに載りやすくなります。

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運用ポイント③ 統一感のある投稿をする

フィード投稿の部分でも統一感の重要性は説明しましたが、発見タブに載るためにも統一感は重要です。

統一感のない投稿はユーザーにとってどんなアカウントなのかがわかりにくくなりますが、インスタグラム側にとってもどんなアカウントなのかを判断しづらく、親和性の高いユーザーに表示されにくくなってしまいます。

ファッションブランドであれば商品やコーディネートの投稿、食品ブランドであれば料理レシピの投稿など、統一感のある投稿でどんなアカウントなのかを示すことで、興味を持ってくれそうなユーザーに投稿が届きやすくなります。

インスタグラムの配信面④ リール

リールは、インスタグラムのホーム画面下部に表示されているムービーアイコンをタップすると表示されるショート動画です。最大90秒間の動画がフルスクリーンで表示され、下にスクロールすると次の動画が再生されます。

リールはフォローしていないユーザーの投稿も閲覧することができるため、新しいコンテンツとの出会いを求めているユーザーが多くいます。そのため、フォロワーが少なくても魅力的なコンテンツを作成できれば拡散され、リーチを獲得することが可能です。

ストーリーズと似ていますが、リールは24時間経過しても消えることはありません。プロフィール画面に表示されるリールタブをタップすることで過去に投稿したリール一覧が表示されます。

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運用ポイント① リール投稿後はフィードやストーリーズにシェアする

インスタグラムのリール投稿はフィードやストーリーズにシェアすることで、より多くのユーザーに見てもらえます。

リールは新規ユーザーの閲覧数アップを狙えますが、フィードやストーリーズでシェアすることで、既存フォロワーからの閲覧数も増やすことができます。

リールを普段見ないフォロワーにも見てもらえるため、他の配信面へのシェアも忘れずに行いましょう。

運用ポイント② 最初の3秒でひきつける

インスタグラムのリールはスクロールすることで簡単にスキップできてしまうため、最初の3秒でいかに引きつけられるかにかかっています。

スキマ時間に暇つぶしでリールを見るユーザーも多いため、冒頭にどんな内容なのかが一目で伝わるようなシーンやテキストを設定し、続きが気になる構成にしましょう。

また、最初に表示するカバー画像は自由に設定できるため、インパクトのあるシーンや内容を的確に表しているシーンを選ぶことも効果的です。

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運用ポイント③ テンポの良さを意識する

インスタグラムのリールでは、動画のテンポの良さを意識しましょう。

現在は倍速で動画を見ることが当たり前になっており、ユーザーはより短い時間で自分の興味関心とマッチする動画を探しています。

リールは基本的に再生時間が短く、手軽にいろんなショート動画を閲覧できる機能となっているため、テンポが悪いとユーザーは違和感を感じ、すぐ次の動画にスキップしてしまいます。

インスタグラムで流行っているBGMや動画の内容と合った音楽を早送りするなどの工夫を行い、テンポの良い動画を作成しましょう。

インスタグラムの配信面⑤ インスタライブ

インスタライブとは、インスタグラムでライブ配信ができる機能のことです。スマートフォンのカメラを使って気軽に配信を行い、ユーザーとコミュニケーションをとることが可能です。

インスタライブの実施は、ユーザーのインスタグラムでの滞在時間を増やし、コメントやいいねなどのアクションも盛んに行われるため、エンゲージメントが高まります。

ライブ配信が始まるとフォロワーに通知されますが、特定のフォロワーへの通知をオフにすることもできるため、より自社への興味が強くコンバージョンにつながりそうなフォロワーに絞った配信を行うことも可能です。

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運用ポイント① 事前に告知する

インスタライブを実施する際は事前に告知をしておくことでユーザー側も日程調整ができるため、より多くのユーザーに視聴してもらえます。

フィードやストーリーズで告知を行い、質問スタンプで当日話してほしい内容を募集したり、カウントダウンのスタンプで「インスタライブまであと○日!」と知らせることでユーザーの期待感や当日へのモチベーションを高めることができます。

運用ポイント② ユーザーと活発にコミュニケーションをとる

ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとれることがインスタライブの醍醐味です。自社が伝えたい内容だけを一方的に話すのではなく、ユーザーとの双方向のやりとりを心がけましょう。

ユーザーからの質問には真摯な態度で答え、よくある質問や他のユーザーに共有したいコメントは固定にすることで好感度もアップします。

また、途中参加のユーザーのために今どんな内容について話しているのかをテロップで表示しておくと親切です。

運用ポイント③ アーカイブに残す

インスタライブ終了後は動画をアーカイブすることができるため、様々な配信面でシェアしましょう。

リアルタイムで視聴できなかったインスタグラムユーザーにも動画を届けることで興味をひきつけ、動画内で紹介した商品の購入につながったり、次回のインスタライブへの参加意欲を高めることができます。

インスタグラムの配信面➅ ショップ

ショップは、インスタグラムのホーム画面下部の鞄アイコンをタップすると表示され、インスタグラム上でオンラインショッピングができる機能です。

カタログのように商品画像を並べることができ、画像から直接商品ページに遷移し、そのまま購入することができます。

ユーザーはわざわざインスタグラムを離れて自分で検索しなくてもそのまま購入に進むことが可能です。企業側も離脱されることなく購買意欲を高めたままシームレスに購入ページに誘導できるというメリットがあり、売り上げアップが期待できます。

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運用ポイント① 適切な頻度で投稿する

インスタグラムのショップ機能は、基本的に販売している商品の画像とともにキャプションで魅力を紹介するという形式であるため、加減を間違えると広告感が強く出すぎてしまう場合もあります。

投稿のすべてにショップ機能をつけて売り込んでしまうとユーザーは嫌悪感を抱いてしまうため、インサイトで効果検証を行いながら受け入れてもらいやすい頻度を見極めましょう。

運用ポイント② ライブ配信と組み合わせる

インスタグラムのショップ機能は、ライブ配信と組み合わせたライブコマースを行うことで効果がアップします。ライブコマースでは、外部ECサイトのリンクをコメント欄に固定した状態で商品を紹介し、購入を促します。

現在はネットショッピングが当たり前の時代になっていますが、ネットショッピングだとどうしても実際の使い心地や活用方法がわかりにくく、購入をためらってしまうユーザーも多いです。

そこで、インスタグラムでライブコマースを行い、使用方法を実践したり、使い心地を言葉で説明することで、ユーザーは安心して購入することができ、売り上げも向上します。

また、ライブコマースを行うことで、紹介している商品だけでなくブランドに対する安心感も増すため、ユーザーからの好感も高まり、継続的な購買につながります。

まとめ

今回は、インスタグラム配信面の種類と運用ポイントについて解説しました。

インスタグラムは配信面の種類も多く、意識すべきポイントも多いですが、ひとつずつ丁寧に運用していくことで確実にリーチやフォロワーの増加、売り上げアップにつながります。

各配信面の特徴を理解し、最大限の効果を発揮できるような投稿を行いましょう。

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弊社では、企業のインスタグラム運用代行サービスを行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。

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WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。