インスタグラム運用を成功に導く完全ガイドブック インスタ集客のコツ!
今やマーケティングには欠かせない施策となっているインスタグラム運用。
インスタグラムを運用する企業の数はどんどん増えており、弊社も様々な企業様から依頼を受け、ヒアリングする機会も増えています。
そんな中、すでにインスタグラムを運用している企業の担当者の方から「フォロワーが増えない」「集客できない」という相談を受けることがしばしばあります。
インスタグラムは訴求力が高く、コンバージョンにつながりやすいというメリットがありますが、あらゆるポイントを意識して運用しないとなかなか成果は表れません。
そこで今回は、インスタグラム運用を成功に導くために見るべきポイントについて詳しく解説していきます。
目次 |
インスタグラムとは
インスタグラムは写真や動画の投稿や閲覧に特化したSNSです。国内のMAUは3,300万人、海外のMAUは10億人以上と世界中で絶大な人気を誇っています。
インスタグラムにアップされる写真や動画はクリエイティブ性の高いものが多いため、料理やファッション、コスメ、旅行、不動産など「映える」商材との相性が良いことが特徴です。
ビジュアルで視覚的に訴求するため印象に残りやすく、購買意欲を高めやすいというメリットがあります。ショッピング機能もあるため、投稿からそのまま購入ページに遷移させ、購入を促すことができる点もインスタグラムの優れたポイントです。
このように、利用者が多くコンバージョンにつながりやすい宣伝媒体であるため、多くの企業がインスタグラム運用に注力しています。
インスタグラムの配信面の種類と運用ポイント
インスタグラム運用では、まず、どんな配信面があるのか把握する必要があります。配信面によって適切な伝え方や気を付けるべきポイントが異なるため、それぞれの特徴をしっかりと理解したうえで運用を行いましょう。
インスタグラムの配信面① フィード
フィードとは、インスタグラムを開くと最初に表示されるホーム画面(タイムライン)に並ぶ投稿のことを指し、インスタグラムにおいて最もスタンダードな機能です。
複数の画像や動画を組み合わせて訴求することができ、ダイレクトに商品やサービスの魅力を伝えることが可能です。特に新商品や販促を狙う商品の宣伝にはぜひ活用したい機能となります。
運用ポイント① 1枚目の画像でひきつける
インスタグラムのフィード投稿は1枚だけでなく複数のクリエイティブで訴求できると前述しましたが、フォロワーの目に真っ先に映るのは1枚目です。
どれだけ2枚目以降に訴求力の高い画像を掲載したとしても、1枚目の画像が魅力的でなければそのままスルーされてしまい、すべてのクリエイティブを見てもらう機会を逃してしまいます。
そのため、1枚目にはどんなブランドなのか、どんな商品なのかがわかりやすく伝わり、尚且つインパクトのある画像を掲載しましょう。そうして興味を持ってもらえたユーザーには2枚目3枚目と閲覧してもらえるため、商品の詳細や活用方法を伝える画像を掲載することで興味の度合いを高めることができます。
運用ポイント② 統一感を大事にする
インスタグラムのフィード投稿は自社のプロフィール画面に並んでいくため、興味を持ったユーザーは並んだ投稿を見てどんなブランドなのかを瞬時に判断します。その際、統一感のないバラバラな投稿だとユーザーはどんなブランドなのかを認識できず、興味をひくことが難しくなります。
そのため、インスタグラムでフィードを投稿する際は、色味やテイスト、商品の撮り方などを統一したクリエイティブ作成を意識し、そのブランド「らしさ」を形成しましょう。そうすることで、ユーザーは一目見た瞬間に「あのブランドの投稿だ!」と認識でき、ブランディングにもつながります。
インスタグラムの配信面② ストーリーズ
ストーリーズとは、インスタグラムのフィード上部に並んだユーザーアイコンをタップすると表示される投稿のことを指します。投稿後24時間で消えてしまうため、最新情報やライトな情報を発信したい場合に利用されます。
ストーリーズは日本のインスタグラムユーザーの約70%が利用している人気機能です。多くのリーチを獲得できるメリットがあり、インスタグラム運用において重要度の高い配信面のひとつです。
運用ポイント① ハイライトを活用する
ストーリーズは投稿後24時間で消えてしまいますが、ハイライト機能を利用することでインスタグラムのプロフィール画面に残しておくことができます。
プロフィール画面の目立つ場所に掲載され、誰もが気軽に閲覧できるため、化粧品ブランドであれば「スキンケア」や「ベースメイク」、インテリアショップであれば、「照明」や「テーブル」などのカテゴリーに分けてまとめることでユーザーにどんな商品を出しているのかを簡単に伝えることができます。
運用ポイント② スタンプを活用してアクションを促す
インスタグラムのストーリーズで何か特定のアクションがほしいときは、スタンプ機能を利用して行動喚起しましょう。
ユーザーとのコミュニケーションはエンゲージメントを高めると同時に、ユーザーの意見を収集することができるため、インスタグラム運用で重要な「ユーザーが求めていることを発信する」ことにもつながります。
2つの商品の中からどちらかを選んでほしいときはアンケートスタンプ、外部サイトに遷移してほしいときはリンクスタンプを使って誘導するなど、インスタグラムのストーリーズにはアクションを促すスタンプが豊富に揃っているため、積極的に活用しましょう。
運用ポイント③ ユーザーの投稿をリポストしてシェアする
インスタグラムで自社の商品やサービスに関する投稿があった際は、リポストしてシェアしましょう。ユーザーの口コミは企業の投稿よりも信頼性が高いため、関心の薄かったユーザーの興味をひき、他のユーザーのアクションを引き起こしやすくなります。
また、企業アカウントでリポストすることでリポスト元のユーザーとの親密度が上がり、これまで以上に好感を持ってもらえるでしょう。シェアする際は、リポスト元のアカウントに事前に許可をとっておくことをおすすめします。
インスタグラムの配信面③ 発見タブ
発見タブとは、インスタグラムのホーム画面下部にある虫眼鏡のアイコンをタップすると表示されるページのことを指します。
フォローしているアカウントやいいね!をした投稿に基づいて、属性が類似しているアカウントの投稿が表示されるため、関連性の高いユーザー且つこれまでリーチできなかったインスタグラムユーザーへのアプローチが可能です。認知拡大や新規顧客を獲得したい場合に適した配信面となります。
運用ポイント① 保存数を増やす
保存数が多い投稿はインスタグラムでの滞在時間が増え、発見タブに載せることで親和性の高いユーザーの興味をひく可能性が高いため、保存数は重要な要素となります。
インスタグラムで保存数を増やすためには、後で見返したくなるような投稿をすることが重要です。ターゲットユーザーが必要としている情報をリサーチし、有益な投稿だと思わせることができれば、「今後活用できるかもしれない」「今は時間がないけど後でゆっくり見よう」と保存してもらえます。
運用ポイント② ユーザーとコミュニケーションをとる
インスタグラムの発見タブに載るには、いいねや保存数を増やすことはもちろん、コメントに返信したり、ストーリーズのスタンプ機能を活用したり、ユーザーと積極的にコミュニケーションをとることでユーザーとの関係が深まります。
エンゲージメントが高くなればインスタグラムのアルゴリズムからの評価も高くなり、発見タブに載りやすくなります。
運用ポイント③ 統一感のある投稿をする
統一感のない投稿はユーザーとインスタグラム双方にとってどんなアカウントなのかを判断することが難しくなり、親和性の高いユーザーに表示されにくくなってしまいます。
ファッションブランドであれば商品やコーディネートの投稿、食品ブランドであれば料理レシピの投稿など、統一感のある投稿でどんなアカウントなのかを示すことで、興味を持ってくれそうなユーザーに投稿が届きやすくなります。
インスタグラムの配信面④ リール
リールは、インスタグラムのホーム画面下部に表示されているムービーアイコンをタップすると表示されるショート動画です。
フォローしていないインスタグラムユーザーの投稿も閲覧することができるため、フォロワーが少なくても魅力的なコンテンツを作成できれば拡散され、リーチを獲得することが可能です。
運用ポイント① リール投稿後はフィードやストーリーズにシェアする
インスタグラムのリール投稿はフィードやストーリーズにシェアすることで、より多くのユーザーに見てもらえます。
リールは新規ユーザーの閲覧数アップを狙えますが、フィードやストーリーズでシェアすることで、既存フォロワーからの閲覧数も増やすことができます。
リールを普段見ないフォロワーにも見てもらえるため、他の配信面へのシェアも忘れずに行いましょう。
運用ポイント② 最初の3秒でひきつける
インスタグラムのリールはスクロールすることで簡単にスキップできてしまうため、最初の3秒でいかに引きつけられるかにかかっています。
スキマ時間に暇つぶしでリールを見るユーザーも多いため、冒頭にどんな内容なのかが一目で伝わるようなシーンやテキストを設定し、続きが気になる構成にしましょう。
運用ポイント③ テンポの良さを意識する
インスタグラムのリールでは、動画のテンポの良さを意識しましょう。
現在は倍速で動画を見ることが当たり前になっており、ユーザーはより短い時間で自分の興味関心とマッチする動画を探しています。
リールは基本的に再生時間が短く、手軽にいろんなショート動画を閲覧できる機能となっているため、テンポが悪いとユーザーは違和感を感じ、すぐ次の動画にスキップしてしまいます。
インスタグラムで流行っているBGMや動画の内容と合った音楽を早送りするなどの工夫を行い、テンポの良い動画を作成しましょう。
インスタグラムの配信面⑤ インスタライブ
インスタライブとは、インスタグラムでライブ配信ができる機能のことです。スマートフォンのカメラを使って気軽に配信を行い、ユーザーとコミュニケーションをとることが可能です。
インスタライブの実施は、ユーザーのインスタグラムでの滞在時間を増やし、コメントやいいねなどのアクションも盛んに行われるため、エンゲージメントが高まります。
運用ポイント① 事前に告知する
インスタライブを実施する際はフィードやストーリーズで事前に告知をしておくことでユーザー側も日程調整ができるため、より多くのユーザーに視聴してもらえます。
質問スタンプで当日話してほしい内容を募集したり、カウントダウンのスタンプで「インスタライブまであと○日!」と知らせることでユーザーの期待感や当日へのモチベーションを高めることができます。
運用ポイント② ユーザーと活発にコミュニケーションをとる
インスタグラムユーザーとリアルタイムでコミュニケーションをとれることがインスタライブの醍醐味です。自社が伝えたい内容だけを一方的に話すのではなく、ユーザーとの双方向のやりとりを心がけましょう。
ユーザーからの質問には真摯な態度で答え、よくある質問や他のユーザーに共有したいコメントは固定にすることで好感度もアップします。
また、途中参加のユーザーのために今どんな内容について話しているのかをテロップで表示しておくと親切です。
運用ポイント③ アーカイブに残す
インスタライブ終了後は動画をアーカイブすることができるため、インスタグラムの様々な配信面でシェアしましょう。
リアルタイムで視聴できなかったユーザーにも動画を届けることで興味をひきつけ、動画内で紹介した商品の購入につながったり、次回のインスタライブへの参加意欲を高めることができます。
インスタグラムの配信面➅ ショップ
ショップは、インスタグラムのホーム画面下部の鞄アイコンをタップすると表示され、インスタグラム上でオンラインショッピングができる機能です。
ユーザーはわざわざインスタグラムを離れて自分で検索しなくても、画像から直接商品ページに遷移し、そのまま購入することができるため、売り上げアップが期待できます。
運用ポイント① 適切な頻度で投稿する
インスタグラムのショップ機能は、基本的に販売している商品の画像とともにキャプションで魅力を紹介するという形式であるため、加減を間違えると広告感が強く出すぎてしまう場合もあります。
投稿のすべてにショップ機能をつけて売り込んでしまうとユーザーは嫌悪感を抱いてしまうため、インサイトで効果検証を行いながら受け入れてもらいやすい頻度を見極めましょう。
運用ポイント② ライブ配信と組み合わせる
インスタグラムのショップ機能は、ライブ配信と組み合わせたライブコマースを行うことで効果がアップします。
現在はネットショッピングが当たり前の時代になっていますが、ネットショッピングだとどうしても実際の使い心地や活用方法がわかりにくく、購入をためらってしまうユーザーも多いです。
そこで、インスタグラムでライブコマースを行い、使用方法を実践したり、使い心地を言葉で説明することで、ユーザーは安心して購入することができ、売り上げも向上します。
●インスタグラム配信面の種類と運用ポイントを解説! 成果を出す特性の活かした投稿とは?
インスタグラムの効果的なプロフィールの作り方
インスタグラムの配信面の特徴を理解したら、次は魅力的なプロフィールを作成しましょう。
プロフィール画面はフォロワーを増やし、インスタグラム運用を成功させるカギを握っています。プロフィールを魅力的に作り込むことで訪問してくれたユーザーの獲得率は格段にアップします。
そこで、ここからはインスタグラムの効果的なプロフィールの作り方を紹介していきたいと思います。
インスタグラムのプロフィールが重要な理由
インスタグラムのプロフィールがなぜ重要なのかというと、フォロワーの獲得につながるからです。
発見タブやリールに表示された投稿を気に入ったユーザーは、次にプロフィール画面にアクセスし、どんなアカウントなのかを確認しようとします。その際、自己紹介が書かれていなければ何者なのかがわからないため、フォローしようという気持ちにさせることはできません。
せっかく投稿に興味を持ってもらえたにも関わらず、プロフィール画面によって離脱されてしまうのは非常にもったいないですよね。
情報が充実した魅力的なプロフィールは信頼性が高まりフォロワーの獲得につながるため、こだわって作成する必要があります。
インスタグラムのプロフィールに記載すべき項目
インスタグラムのプロフィール画面は様々な要素で構成されていますが、ここでは特に記載すべき項目を紹介します。
アイコン
アイコンはアカウントの「顔」であり、ユーザーがプロフィール画面を開いたときに最初に見る場所です。つまり、アイコンはアカウントに興味を持ってもらうための接点として大きな役割を担っているのです。
インスタグラムの投稿では統一感を意識することが大事ですが、アイコンも同様にアカウントの世界観が伝わるような画像にしましょう。企業のインスタグラムアカウントであれば、企業ロゴを使用することで一目で何のアカウントなのか認識してもらえます。
名前とユーザー名
名前はアイコンの下に表示され、ユーザー名はプロフィール画面の最上部に表示されます。名前はどんな表記でもOKですが、ユーザー名は他のインスタグラムアカウントと同じものを使用することはできません。
企業名やブランド名にすることでユーザーの検索にヒットしやすくなるため、プロフィール画面へのアクセスを増やせるでしょう。また、一目で何のアカウントなのかをイメージでき、ブランディングにつながります。長く複雑な名前はメンションしづらくなってしまうため、短く簡潔に設定しましょう。
プロフィール文
プロフィール文はアカウントを紹介する文章のことで、名前の下に表示されます。まずはインスタグラムで自社が扱うジャンルについて明記し、どんなユーザーにどんな情報を提供しているのかを説明しましょう。
アカウントをフォローするメリットを記載して「有益な情報が得られそう」と思わせることができればフォロワーは増えていきます。
また、プロフィール文にもハッシュタグをつけることで、インスタグラムで検索をかけたユーザーに訪問してもらえる機会が増えます。
WEBサイト
プロフィール文の下にはWEBサイトのURLを1つだけ貼ることができ、インスタグラムから外部サイトへユーザーを誘導することが可能です。
インスタグラムのプロフィール画面を見て興味を持ったユーザーの多くはWEBサイトにも興味を持ちURLをタップしてくれます。自社のWEBサイトはもちろん、資料請求ページやアプリのダウンロードページなど、遷移させたいページを設定しましょう。
ハイライト
インスタグラムのストーリーズは投稿後24時間で消えてしまいますが、ハイライト機能を使うことでプロフィール画面に残しておくことができます。
ストーリーズの動画は新規ユーザーにとって簡単にアカウントを知ることができる有益な情報が詰まっているため、優先度の高いものから作成し、ハイライトとして表示しましょう。
CTAボタン
インスタグラムではプロフィール文の下にCTAボタンを設置することが可能です。
例えば、オンラインでの予約サービスを行っている飲食店であれば、「料理を注文」「予約する」といったCTAボタンを設置することができ、「ご予約は下記のボタンから↓」などの文章をプロフィール文に追記しておくことでアクションを促すことが可能です。
ショップボタン
EC事業を展開している企業であれば、インスタグラムのプロフィール画面にショップボタンを設置することが可能です。
ショップボタンをタップすることで、ユーザーはインスタグラムから直接ECサイトに遷移して購入までスムーズに行うことができます。また、他のCTAボタンより上部に大きく表示され目立つため、遷移率も上がります。
インスタグラムのプロフィール作成のコツ
ここでは、インスタグラムのプロフィールを作成する際のコツを5つに絞って紹介します。
ハイライトを活用する
ストーリーズに投稿した営業日のスケジュールや人気商品のランキングなど、ユーザーが求めていそうな情報をまとめて表示することで親和性の高いインスタグラムユーザーの獲得につながります。
カバー画像は自由に設定できるため、フィード投稿やアイコンと同様にアカウントの世界観とマッチする画像にしましょう。
ピン留めを活用する
インスタグラムのプロフィール画面では、特に宣伝したい投稿を上段の3つの枠に固定できるようになっています。この機能は「ピン留め」と呼ばれ、活用することでフォロワー獲得につながります。
例えば、いいねや保存数が多く、エンゲージメントが高い投稿は新規ユーザーからも興味を持ってもらえる可能性が高いため、ピン留めすることでさらなるエンゲージメントの向上が期待できます。
また、企業紹介の投稿をピン留めすることで、わざわざ投稿を遡らなくてもどんなアカウントなのかをすぐに知ってもらうことができ、認知度もアップするでしょう。
UGCの投稿を促す
インスタグラムのプロフィールでは、UGCを促すことでより速いペースでのフォロワー獲得が期待できます。
プロフィール文に「#○○をつけて投稿してね!」「#○○がついた投稿はいいねやリポストします」などの文言を記載しておくことで、ユーザーの投稿へのモチベーションが上がり、UGCが増えるきっかけとなります。
UGCが増えればこれまで自社を認識していなかったユーザーにも投稿が届き、フォロワー増加のスピードも上がっていきます。
フォローするメリットを明記する
インスタグラムのプロフィール文には、自社のアカウントをフォローするメリットを記載しましょう。
そのブランドに以前から好意を持っている場合を除いて、新規ユーザーがプロフィール画面を閲覧した際、フォローしても何のメリットもないと判断されてしまえばそのまま離脱されてしまいます。
クーポンをもらえたり、セールの告知があったり、新商品の情報が他の媒体よりも早く解禁されたり、アカウントをフォローすることでユーザーにどんなメリットがあるのかを書いておくことで、フォロー率はアップします。
改行と空白をいれて読みやすくする
インスタグラムのプロフィール文では、適度に改行を行い空白を作り、読みやすい文章にすることを心がけましょう。短い文章に上手にまとめられないときは、箇条書きにすることもおすすめです。
絵文字を使ってイメージしやすくしたり、記号を使ってキーワードを強調し目に留まりやすくしたりと、パッと見ただけでアカウントの内容が伝わるように工夫しましょう。
●インスタグラム運用のポイント 新規フォロワー獲得に向けた効果的なプロフィールの作り方
インスタグラム運用を成功に導く5つの施策
ここからは、インスタグラム運用を成功に導くために行う施策の中でも、コストを抑えながら大きな効果が期待できる以下の5つの方法について詳しく紹介します。
- 保存数を増やす
- ハッシュタグの活用
- インフルエンサーマーケティング
- キャンペーンの実施
- インスタライブ
1. 保存数を増やす
インスタグラム運用を成功に導く効果的な施策1つ目は保存数を増やすことです。
投稿が良かったのか悪かったのかを判断するための材料として、いいね!やリーチ数にばかり目が行きがちですが、インスタグラムを効果的に運用していくためには保存数に注目しましょう。
インスタグラムの保存数とは
インスタグラムの保存数とは、投稿に対して保存ボタンが押された回数のことです。
保存ボタンとは、投稿したページにあるコメントボタンやいいね!ボタンと同列にあるリボンマークのことを指し、タップすると後でその投稿を見返すことができるようになります。
コレクション機能もついているため、保存した投稿をジャンル別にコレクションすることも可能で、自分が見やすいように整理することができます。
インスタグラムの保存数を増やすポイント
◆後で見返したくなるよう工夫する
インスタグラムの保存数を増やすためには、後で見返したいと思ってもらえる投稿を作成する必要があります。
自社がターゲットとするユーザーがどんな情報を必要としているのかをリサーチし、「内容が好きだから繰り返し見たい」「忘れるかもしれないから保存しておこう」と思わせることが重要です。
情報量が多い投稿も、ユーザーが見やすいように工夫して、この投稿は有益であると序盤の段階で思わせることができれば、今は時間がないユーザーにも後でじっくり見て参考にしようと思ってもらえます。
◆リーチ数を増やす
インスタグラムの保存数を増やすためにはユーザーの目に触れる回数を増やしましょう。リーチが少なければ投稿を見る人の数も少なくなり、必然的に保存数も減少してしまいます。
リーチを増やすには、インスタグラム広告を出稿したり、インフルエンサーとのタイアップ投稿も効果的ですが、予算が確保できない場合は、まずはリールを活用することをおすすめします。
近年はショート動画市場が盛り上がりを見せており、インスタグラムでもリールタブをメインに閲覧するユーザーは少なくありません。
リール動画は検索タブでも大きな枠で表示されるため、ユーザーからの視認性も高くなり、リーチが増えやすくなります。
◆保存を促す文言をつける
インスタグラムの保存数を増やすには、投稿の最後の画像に保存を促す文言をつけましょう。
ユーザーの中には保存機能を知らない人もいるため、最後の画像に「保存して見返そう!」などの文言や保存マークに向けて矢印をつけることで、ユーザーはどんなアクションをとればいいのかがわかり、保存につながります。
また、保存機能を知っていても何の文言もなければスルーされる可能性が高いため、閲覧したすべてのユーザーに保存を促し、保存数増加を狙いましょう。
◆季節・時期に沿った投稿を意識する
インスタグラムの保存数を増やすには、季節や時期に沿った投稿を意識することも効果的です。その時期だからこそ役に立つ情報を提供することで、ユーザーもすぐに活用でき、保存数も増加します。
例えば、夏の季節に「5分で簡単にできる浴衣の着付け方」という投稿があれば、夏祭りに浴衣を着ていこうと思っているユーザーが「これなら自分にもできそう」と保存し、実際に着る際に見返してもらえるでしょう。
逆に、冬に浴衣の着付け方の投稿をしても、今必要な情報ではないため、保存数は増えません。季節や時期を考慮し、その時々でユーザーが必要としている情報を盛り込んだ投稿を行いましょう。
◆効果測定・分析を行う
インスタグラムの保存数が増えるように改善していくためには、効果測定や投稿の分析を行い、投稿をブラッシュアップしていきましょう。
改善を繰り返すことで自社が提供する情報とユーザーが求めている情報が一致してくるようになり、勝ちパターンが見えてきます。
分析を行わなければどう改善すれば良いのかがわからず、いつまで経っても保存数は増えないため、投稿ごとに分析し、効果的なインスタグラム運用を行いましょう。
●インスタグラム運用で重要な「保存数」を増やす5つのポイントを解説
2. ハッシュタグの活用
インスタグラム運用を成功に導く効果的な施策2つ目はハッシュタグの活用です。
ハッシュタグを上手に活用することができれば多くのユーザーに投稿を届けることができ、認知度拡大やコンバージョンの獲得が期待できます。
インスタグラムのハッシュタグとは
インスタグラムのハッシュタグとは、先頭に「#」マークがついたキーワードのことを指し、投稿する際のキャプションに記載できます。
ハッシュタグをつけることで、該当するハッシュタグで検索をかけているユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高くなります。
近年では何か情報を知りたいときに検索エンジンで検索をかけるのではなく、インスタグラムのハッシュタグで検索をかけるユーザーが若年層を中心に増えています。
Googleで検索する「ググる」からハッシュタグで検索する「タグる」への検索方法の変化に伴い、ハッシュタグをいかに上手く活用できるかがフォロワー増加のカギとなっています。
インスタグラムにおける効果的なハッシュタグの選び方
◆キーワードのボリュームを考慮する
インスタグラムでハッシュタグを選ぶ際は、キーワードのボリュームを考慮することが重要です。多くのユーザーの投稿に記載されているビッグキーワードはジャンルや業界全体のことを含んでしまうため、範囲が広くなりすぎてしまい狙ったターゲットに見てもらえる可能性が低くなります。
一方、複数のキーワードが組み合わさったミドル・スモールキーワードであれば数千件~数万件に数が減るため、視認性はグッと高くなります。ボリュームの異なるキーワードを上手く組み合わせながらリーチを獲得していきましょう。
◆トレンドのハッシュタグを調べる
インスタグラムでハッシュタグを選ぶ際は、トレンドになっているハッシュタグを活用することが効果的です。
競合他社や人気のある投稿のハッシュタグの付け方を分析することで、どのハッシュタグを選べばリーチが増えるのかが見えてくるでしょう。
季節や時期も意識し、その時期に多くのユーザーが検索しそうなハッシュタグを選定することでリーチを獲得しやすくなります。
インスタグラムのトレンドは瞬く間に移り変わってしまうため、常にトレンドを追いながらユーザーの目に触れる機会を増やしましょう。
◆関連性の高いハッシュタグを適切な数だけつける
インスタグラムでハッシュタグを選ぶ際は、投稿内容と関連性の高いものを必要な数だけつけるようにしましょう。
ハッシュタグは30個までつけることができますが、投稿とあまり関係のないハッシュタグを無理やりつけても狙ったターゲットに表示されないため逆効果となります。
しかし、少なすぎてもリーチできる範囲が限られてしまうため、関連性が高いハッシュタグを厳選しながら10個程度つけるようにすると、親和性の高いユーザーに効率的にリーチできるでしょう。
●インスタグラム運用で成果を出すためのハッシュタグの付け方・選び方とは?
3. インフルエンサーマーケティング
インスタグラム運用を成功に導く効果的な施策3つ目はインフルエンサーマーケティングです。
インフルエンサーマーケティングは費用を抑えながら短期間で効果が出やすい手法として近年特に注目を集めています。
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、インスタグラムやTwitterなどのSNS上で高い影響力を持つインフルエンサーを起用して自社の商品やサービスを紹介してもらい、認知拡大を図るマーケティング手法です。
企業から一方的に消費者に宣伝する従来の手法は、広告感が強く嫌悪感を抱く人も多いですが、インフルエンサーマーケティングでは自分が好きで信頼しているインフルエンサーが発信しているため、商品やサービスに興味を持ってもらいやすく、購買意欲を向上させることができます。
フォロワーが多ければそのぶんリーチを獲得できるため、短期間で高い費用対効果が期待できる施策となります。
インスタグラムでインフルエンサーマーケティングを成功させるポイント
◆自社と親和性の高いインフルエンサーを選ぶ
インフルエンサーマーケティングで最も重要なことは、自社と親和性の高いインフルエンサーを選ぶことです。
できるだけ多くのフォロワーを持っているインフルエンサーに依頼したいからと闇雲に選ぶのは危険です。フォロワーが多くても、自社の特色や世界観と合わない人物を選んでしまえば、フォロワーは違和感を抱き、アクションにはつながりません。詳細なリサーチを行い、自社に合った人物を選びましょう。
また、過去にもインスタグラムでPRの経験があるインフルエンサーであれば、リーチ数や保存数、いいね数、フォロワーの属性をしっかりとリサーチしましょう。よりバズる投稿をしてもらえるインフルエンサーに依頼することで成功に近づきます。
◆自社の商品に対する理解を深めてもらう
また、インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサー自身が宣伝する商品のことをしっかりと理解していることも重要です。
宣伝してもらうインフルエンサーに自社の商品がどんな信念・世界観を持っていて、どんな強みがあるのかを丁寧に説明することで、深い部分まで理解してもらう必要があります。
インフルエンサーはインスタグラムでの魅せ方を熟知しているため、深い理解を促すことによって自社も気づいていなかった商品の魅力を発見してもらえたり、魅力が最大限に伝わるようあらゆる工夫を凝らした表現で宣伝してもらえるでしょう。
●インスタグラム運用を成功に導くインフルエンサーマーケティングとは?
4. キャンペーンの実施
インスタグラム運用を成功に導く効果的な施策4つ目はキャンペーンの実施です。
キャンペーンを行うことで一気にフォロワーが増えたり、エンゲージメントを高めてファン化させることもできるため、ぜひ活用したい施策です。
インスタグラムキャンペーンとは
インスタグラムキャンペーンとは、フォロワー獲得やエンゲージメントの向上、認知拡大、販売促進の目的のためにインスタグラム上で行われるプロモーションのことです。
企業がインスタグラム運用を長期的に成功させるためには、ユーザーとの良好な関係作りが必要不可欠です。しかし、日々の投稿や広告出稿だけを単調に行っていてもユーザーとの関係は深まらず、アカウントの成長は期待できません。
そこで、活用するべき施策がインスタグラムキャンペーンです。インスタグラムキャンペーンでは、ユーザーにいいねやフォロー、コメントなどのアクションを起こしてもらい、企業が特典を与えることでエンゲージメントやコンバージョンの獲得を狙います。
ユーザーをグッと引きつけ、一気にコンバージョンに近づくことができる施策であるため、多くの企業が定期的にキャンペーンを実施しています。
インスタグラムキャンペーンを成功させるポイント
◆参加のハードルを低くする
インスタグラムキャンペーンでは、参加のハードルを低く設定することでより多くのユーザーに参加してもらいやすくなります。
キャンペーン内容が魅力的でも、参加条件がフォロー&ハッシュタグキャンペーンの場合ハードルが高くなってしまうため、中には参加をためらってしまうユーザーもいます。
そのため、まずはフォロー&いいねキャンペーンなどの参加のハードルが低いものから実施してフォロワーを着実に増やし、次回のキャンペーン参加ユーザーを獲得しましょう。
◆現金や金券などはプレゼントしない
インスタグラムキャンペーンでは、現金やギフトカード、商品券などをプレゼントとして贈ることはできません。
インスタグラムはユーザーがアクションを起こす見返りとして現金や金券を提供することをガイドラインではっきりと禁止しています。もし贈った場合は規約違反となりアカウントを停止される可能性もあるため注意が必要です。
◆他のSNSと組み合わせる
インスタグラムキャンペーンは他のSNSと組み合わせて展開することも効果的です。
複数のSNSで同じキャンペーンを実施することによってインスタグラムを利用していないユーザーにもキャンペーンの存在を知らせることができます。
TwitterやTikTokなど展開できるSNSが多いほどリーチが増えるため、より多くのユーザーに参加してもらうことができ、フォロワーも増えるでしょう。
◆参加を促す魅力的なクリエイティブを用意する
インスタグラムはビジュアルメインのSNSであるため、ユーザーの目をひくためには企画の内容だけでなく、クリエイティブを工夫することも重要です。
パッと見ただけではキャンペーンの内容がわからなかったり、一般の投稿になじみすぎてスルーされてしまうクリエイティブでは参加ユーザーは増えません。
どんなキャンペーンなのかが瞬時に伝わること、プレゼントが魅力的に映っていること、強く印象に残ることを意識し、参加したいと思わせるクリエイティブを用意しましょう。
◆インフルエンサーを起用する
インスタグラムキャンペーンでは、インフルエンサーを起用することでスピーディーな認知拡大が期待できます。
予算が確保できればそれだけ多くのフォロワーを有するインフルエンサーをキャスティングできるため、一気に広い範囲に拡散されます。
インフルエンサーは企業よりも身近な存在として共感を得やすいため、自社との親和性の高さを基準に選定し、キャンペーン情報を効率的にターゲットに届けましょう。
●インスタグラムキャンペーンとは?企業アカウントのメリットや成功させるポイントを解説
インスタライブ
インスタグラム運用を成功に導く効果的な施策5つ目はインスタライブです。
今や多くの著名人や企業が利用しているインスタライブは、映像を通してユーザーとコミュニケーションをとりながら宣伝することができるため、高い費用対効果が期待できる機能です。
インスタライブとは
インスタライブとは、インスタグラムでライブ配信ができる機能のことです。特別な機材を用意しなくてもスマートフォンのカメラがあれば配信が可能で、気軽にユーザーとコミュニケーションをとることができます。
インスタライブでは、配信者が配信を行っている間、ユーザーはリアルタイムでいいねやコメント、質問、シェアすることが可能です。エンゲージメントを高めるアクションが盛んに行われるため、インスタグラムからの評価も上がります。
また、自社アカウントだけでなく、他のアカウントをゲストとして招待することもできるため、インフルエンサーや関連企業とのコラボレーションも可能です。
インスタライブを成功させるポイント
◆事前告知は忘れずに行う
インスタライブを実施する際は事前に告知をしておくことでユーザー側も日程調整ができるため、より多くのユーザーに視聴してもらえます。
スケジュール設定を行いユーザーにリマインダーを促したり、「インスタライブまであと○日!」とカウントダウンスタンプで知らせることでユーザーのモチベーションアップを図ります。
また、質問スタンプで配信中に回答してほしい質問を募集することで前もって回答を準備しておくことができるため、当日のインスタライブがスムーズに進み、回答を聞くために視聴してくれるユーザーも増えるでしょう。
◆双方向のコミュニケーションをとる
インスタライブではユーザーとの双方向のコミュニケーションが重要です。自社が伝えたい内容だけを一方的に話すだけの配信はインスタライブの良さを一切活かせていないため、効果は期待できません。
ユーザーからの質問やコメントには真摯に答え、配信者が質問したいことがあれば投げかけて、ユーザーからコメントが返ってくる。この双方向のコミュニケーションがインスタライブの基本となります。
その中で、よくある質問は固定してしっかり回答の時間をとったり、良質で嬉しいコメントは共有して感謝の気持ちを伝えたりすることで、ユーザーからの印象がグッと上がります。
◆アーカイブしてシェアする
リアルタイムで配信を見られなかったユーザーにも動画を届けられるように、インスタライブはアーカイブして様々な配信面でシェアしましょう。
インスタライブを視聴できなかったユーザーにも動画を届け、より多くのユーザーに動画を見てもらうことで紹介した商品の購入率も上がります。
また、内容がユーザーの興味をひくものであれば、次回のインスタライブへの参加意欲を高めることができるでしょう。
◆インフルエンサーとコラボする
インスタライブでは、配信者を含めて最大4つのアカウントで配信することができるため、インフルエンサーとコラボすることで一気に認知度を上げることができます。
コラボしたインスタライブはお互いのフォロワーに届き、自社を認知していなかったユーザーに興味を持ってもらえるきっかけになります。親和性が高いインフルエンサーとコラボすることで興味をもつ可能性が高いユーザーに訴求できるため、フォロワー増加も期
◆効果測定を行う
インスタライブを配信した後は、結果を確認するために効果測定を行いましょう。
インスタグラムには、アカウントの投稿に関する様々なデータを確認できるインサイトという機能があり、リーチ数やインプレッション数、いいねやコメント数、ユーザーの属性やプロフィールへのアクセス数などあらゆる数値を把握することができます。
インスタライブの目的に沿って立てたKPIの達成度を確認・分析し、開催する曜日や時間、企画の進め方、告知方法など少しずつ調整していきながら、最善のやり方を見つけましょう。
キャラクターを使ったインスタライブ
ここまで、インスタライブの活用方法や成功させるポイントを紹介しましたが、もうひとつ、企業の認知拡大や集客アップに効果的な、キャラクターを使ったインスタライブについて紹介したいと思います。
企業が行うインスタライブというと、社員が顔出しで出演し、ユーザーとコミュニケーションをとるやり方をイメージする方が多いでしょう。しかし、顔出しするとなるとハードルが高く、なかなか気が進まない社員の方も多くいらっしゃいます。
そこで、キャラクターを使うことにより、顔出しせずにユーザーとコミュニケーションをとることができるため、インスタライブのハードルがグッと下がります。
例えば、ハウスメーカーであれば家探しに関する相談や質問を気軽に行える場としてもインスタライブは効果的です。実際に窓口に行かなくても、豊富な知識を持ったプロに疑問や不安点についてその場で答えてもらえる貴重な機会を設けることで、集客アップにつながります。
しかし、「顔出しでの配信はちょっと...」という場合にはキャラクターを活用しましょう。
目や首が動くアニメーション仕様になったキャラクターが社員の代わりに画面に映り、社員は声のみの出演でユーザーの質問や相談に答えていきます。
配信中は終始キャラクターが画面に映り、自社の宣伝をしてくれるため、キャラクター及び企業の認知も着実に進みます。
キャラクターブランディングにもなる
現在は様々な企業がキャラクターを作っていますが、せっかくキャラクターを作っても発信していかなければ認知は進みません。
認知を広げるにはメディアに露出していく必要がありますが、従来のCM広告や新聞広告などのマス広告だと莫大な費用や時間がかかり、負担も大きくなってしまいます。
一方で、キャラクターを使ったインスタライブであれば、スマホひとつで実施可能なうえ顔出しも必要ないため負担も少なく定期的な配信が可能になります。
配信を重ねていくことで、ユーザーとの親密度アップ→発見タブに表示されやすくなる→フォロワー増加のサイクルが期待できます。また、定期的な配信はキャラクターに対する愛着を深め、ブランディングにもつながります。
負担を最小限に抑えながら、認知拡大、集客アップ、信頼関係構築、ブランディングが期待できるインスタライブを行うためにも、ぜひキャラクターを活用してみてください。
●インスタライブを成功させるポイントとは? 効果的な活用法やメリットについて解説!
インスタグラムとGoogle検索順位の関係性
ここまで、インスタグラム運用の効果的な施策をご紹介してきましたが、圧倒的な利用率を誇るGoogle検索で自社が運用しているインスタグラムアカウントが上位表示されれば多くの流入が期待できますよね。
しかし、どんなインスタグラムアカウントがGoogle検索で上位に表示されるのかは明らかになっていません。
そこでここからは、Google検索で上位表示されるインスタグラムアカウントには何か規則性があるのかについて、福岡に関連する名所や人物、企業のアカウントを用いて調査してみた結果をご紹介します。
尚、以下の調査は2024年2月14日時点で自社が独自に調査したものであり、インスタグラムが公式に発表しているものではありませんのでご注意ください。
福岡関連キーワードで調査してみた
福岡の観光スポット、福岡出身の俳優、福岡の企業の3つのカテゴリー別に、Googleで名称を検索すると何位に表示されるのか、また、各インスタグラムアカウントのフォロワー数や投稿頻度を調査し、Google検索の順位と関係があるのかを調査しました。
福岡の観光スポット
まずは福岡の有名な観光スポットから4つのインスタグラム公式アカウントを調査してみました。
Google検索キーワード | フォロワー数 | 投稿数 | 投稿頻度 | インスタグラム検索順位 | Google検索順位 | Google検索ボリューム |
太宰府天満宮 |
7.2万人 | 661件 |
週1回 |
1位 | 14位 | 160,800 |
九州国立博物館 | 5005人 | 230件 | 週2回 | 1位 | 14位 | 48,400 |
海の中道海浜公園 | 2.1万人 | 830件 | 週2~4回 | 1位 | 2位 | 59,200 |
キャナルシティ博多 | 1.2万人 | 890件 | 週2~4回 | 1位 | 4位 | 108,000 |
太宰府天満宮と九州国立博物館はフォロワー数や検索ボリュームが大きく異なりますが、Google検索順位はどちらも14位となっています。太宰府天満宮のほうが検索ボリュームが3倍以上大きくインスタグラムの投稿頻度も少ないですが、フォロワー数や投稿数が多いことが要因なのでしょうか。
海の中道海浜公園やキャナルシティ博多はどちらもインスタグラムで1万人以上のフォロワーを抱え、投稿頻度も週に2~4回、また1日に複数回投稿する日もあるなどかなり頻繁に更新しているためか、上位に表示させることができています。
福岡出身の俳優
次に、福岡出身の俳優である3人のインスタグラム公式アカウントを調査してみました。
Google検索キーワード | フォロワー数 | 投稿数 | 投稿頻度 | インスタグラム検索順位 | Google検索順位 | Google検索ボリューム |
橋本環奈 | 253.4万人 | 391件 | 週1~2回 | 1位 | 1位 | 976,000 |
今田美桜 | 509.5万人 | 281件 | 月1~2回 | 1位 | 1位 | 976,000 |
奈緒 | 48.4万人 | 535件 | 月1~2回 | 1位 | 1位 | 294,400 |
橋本さんと今田さんのインスタグラムアカウントはフォロワー数が2倍近く違いますが、検索ボリュームは一緒です。よって橋本さんの1位表示は難しそうに見えますが、更新頻度が高いことで1位表示を維持できているのかもしれません。
奈緒さんはフォロワー数や更新頻度は他の2人に比べると少ないですが、そのぶん検索ボリュームは小さく、逆に蓄積された投稿数は最も多いため、1位になっているとも考えられます。
福岡の企業
最後に、福岡の企業である4つのインスタグラム公式アカウントを見てみましょう。
Google検索キーワード | フォロワー数 | 投稿数 | 投稿頻度 | インスタグラム検索順位 | Google検索順位 | Google検索ボリューム |
TOTO | 7.2万人 | 303件 | 週2~3回 | 3位 | 10位 | 4,000,000 |
FFG | 4182人 | 192件 | 週1~2回 | 1位 | 21位 | 4,320 |
フジパン | 2.4万人 | 891件 | 週1~3回 | 1位 | 5位 | 39,600 |
福岡トヨタ | 1741人 | 460件 | 週2~3回 | 1位 | 7位 | 3,520 |
TOTOは検索ボリュームが非常に大きくインスタグラムの検索順位は3位という結果でしたが、フォロワーが多く頻繁に投稿しているためか、Google検索では10位圏内に表示されています。
FFGは検索ボリュームは小さいもののフォロワー数や投稿頻度もそこまで多くないためか、21位という結果でした。
フジパンはフォロワーも多く、更新頻度も高めなこともあり、Google検索の順位も上位となっています。
福岡トヨタのインスタグラムフォロワー数は他の3社と比べて少ないですが、検索ボリュームが少なめ且つ投稿頻度が高いためか、上位に表示することができています。
調査結果を踏まえた見解
今回のインスタグラムとGoogle検索順位の調査結果を見ると、以下のようなことが考えられます。
- インスタグラムのフォロワーが少なくても、検索ボリュームが小さく投稿頻度が高い場合は上位に表示されやすい。
- インスタグラムのフォロワー数が数十万~数百万人レベルになると、更新頻度が高くなくても継続して上位表示を狙える可能性が高まる。
- インスタグラムの投稿頻度を高めていけば、「フォロワーが少ない」「検索ボリュームが大きい」という要素が重なっても、上位表示を狙える可能性は十分にある。
インスタグラムアカウントを運用するにあたり、フォロワー数が多いから、投稿頻度が高いからと言って必ずしも上位表示されるわけではないことを認識しておきましょう。
フォロワー数、投稿頻度、検索ボリュームといったすべての要素が順位決定に深く関係している可能性が高いため、インスタグラムのフォロワー数と投稿頻度を増やすことについては引き続き施策を練っていく必要があります。
また、視覚的に訴求でき、強烈な印象を残しやすいインスタグラムという媒体でどんな投稿をすればユーザーをひきつけることができるのか、分析と改善を繰り返すことが重要です。
●福岡関連キーワードから見る、インスタグラムとGoogle検索順位の関係性
インスタグラム運用で重要なUGC
インスタグラム運用を成功させるためには、企業の投稿だけでなくUGCも重要になります。
UGCはユーザー発信のコンテンツであるためコントロールは難しいですが、UGCを増やすことでまだ認知されていないユーザー層にもリーチでき、様々なメリットを享受できます。
インスタグラムにおけるUGC
インスタグラムにおけるUGCとは、フィード、ストーリー、リールに投稿されるユーザー発信のコンテンツのことです。
インスタグラムは質の高い画像や動画が投稿されることが多く、視覚的に訴求することが可能です。テキストの何倍もの情報量と質の高いクリエイティブによって、見た人の購買意欲を高めます。
また、その特徴からインスタグラムのUGCは料理やファッション、コスメ、旅行、不動産など「映える」商材との相性が良いと言えます。
口コミは現代人の購買行動において重要な要素になっているため、特にコンバージョンにつながりやすいインスタグラムではUGCを積極的に活用する企業が増えています。
インスタグラムでUGCを活用するメリット
フォロワー以外にも認知してもらえる
インスタグラムで発信した投稿は、基本的にフォローしてくれているフォロワーにしか届きません。発見タブに表示されればリーチは広がりますが、発見タブに表示されるには保存数を増やす必要があり、容易ではありません。
しかし、フォロワーにUGCを投稿してもらえれば、フォロワーのフォロワーにまで自然とリーチでき、存在を知ってもらうことができるのです。
また、フォロワーのフォロワーも親和性が高い可能性が高いため、購買意欲が刺激されコンバージョンにつながりやすい点もインスタグラムでUGCを増やす大きなメリットと言えます。
コストを抑えられる
インスタグラム運用において、最も手間がかかる工程はなんと言ってもコンテンツ作成です。企画から作成、投稿、効果測定を実行しながらユーザーの反応を見て改善を繰り返す必要があり、どうしても運用コストが高くなってしまいます。
そこで、UGCを活用すれば自社がコンテンツを作成せずとも商品やサービスの宣伝ができます。
ユーザーは思い思いに自社の商品やサービスを使った感想を投稿してくれるうえ、インフルエンサーともなればインスタグラムにおける魅力的な伝え方もわかっているため、運用コストを大幅に抑えながら質の高いコンテンツの継続的な発信が可能になります。
商品の企画案として利用できる
ユーザーは消費者という立場から、企業が思いつかないような視点で商品を評価します。
インスタグラムのUGCの中には「○○の機能がとても便利」「デザインがかわいい」などポジティブなレビューもあれば、「ここが○○だったらもっと使いやすい」「思ったより効果を感じなかった」など、改善を求めるネガティブなレビューが投稿されることもあります。
好評な部分はさらにアピールし、改善を求められれば即座に対応する姿勢をとることで、より良いインスタグラム・マーケティング運用につながります。
好感度を高められる
企業のインスタグラムアカウントからUGCをリポストする際は、掲載許可をとるためにユーザーにメッセージを送ります。企業から直接メッセージが届けば強く印象に残り、さらにその企業が自分が言及した商品やサービスを販売している企業であれば嬉しく感じるでしょう。
「とても魅力的で素敵な投稿だからリポストしたい」という旨と感謝の気持ちを伝えることで、ユーザーからの好感度と信頼度は向上します。
メッセージをもらったユーザーはこれまで以上に企業に対して良いイメージを持つようになり、2回目、3回目と再度リポストされるように継続して魅力的なUGCを作成してくれるようになります。
インスタグラムにおけるUGCの活用方法
UGCのリポストのみで運用する
インスタグラムでは、自社アカウントのプロフィール欄にUGCをリポストすることを記載することで、UGCのリポストのみで運用することが可能です。ユーザーはリポストされるために魅力的なコンテンツを発信し、認知拡大に貢献してくれます。
インスタグラムの運用担当者は日々のコンテンツの企画に頭を悩ませ、クリエイティブの作成に苦労していますが、UGCのみで運用できればその悩みは解消できます。
しかし、あくまでユーザーが作成するため、必ずしも自社が意図するような内容が発信されるわけではないことを認識しておく必要があります。
WEBサイトに掲載する
ECサイトやランディングページに「お客様の声」や「口コミ」としてインスタグラムのUGCを掲載すれば、ユーザーはすでに商品やサービスを利用しているユーザーがいるということ、そしてどんな感想を持ったのかを知ることができます。
また、インスタグラムのUGCは画像や動画で投稿されるため、見る人にもわかりやすく伝わり、安心感が生まれます。
ときには企業が自ら宣伝するよりも、同じ消費者の立場で感じたことを発信しているUGCの方が信頼してもらえるため、購買意欲を刺激してコンバージョンを獲得しやすくなります。
広告素材にする
現在はWEB上に膨大な量の広告が溢れているため、広告感が強いものは嫌悪感を抱かれやすくなっています。
一方、インスタグラムのUGCは質の高いものが多く、ユーザー目線で作られているため広告感が薄れることに加え、嘘っぽさがなく、信じてもらいやすいというメリットがあります。
広告を見て最初に感じる拒否感がなくなることでフラットな状態で見てもらえ、コンバージョン率の上昇も期待できます。
インスタグラムでUGCを増やすためのポイント
ユーザーとコミュニケーションをとる
インスタグラムでUGCを獲得するためには、ユーザーとの接点を作り、コミュニケーションをとることが重要です。
インスタグラムの投稿について質問があればわかりやすいように返信したり、ポジティブなコメントには感謝の気持ちを伝えたりとコミュニケーションをとることで好感度がアップし、UGCを投稿しようという気持ちにさせることができます。
また、インスタグラムでのやりとり以外でも、商品を購入してもらったらメールで感謝の気持ちを伝えたり、サービス強化のためにUGCの投稿をお願いすることも効果的です。
ハッシュタグキャンペーンを実施する
インスタグラムでUGCを獲得するためには、ハッシュタグキャンペーンを実施してUGCを投稿したくなるように誘導しましょう。
自社が独自に設定したハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿してくれたユーザーには、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを実施することで、フォロワー以外も含めた多くのユーザーに参加してもらえます。短期間で集中的にインスタグラムのUGCを獲得したい場合に非常に効果的な方法です。
また、プレゼント企画とともにハッシュタグをつけた投稿はリポストする旨も記載することで、プレゼントに興味があるユーザーに加えてリポストされたいユーザーの参加も増やすことができます。
親和性が高いインフルエンサーを起用する
自社と親和性の高いインフルエンサーを選定できれば、これまでリーチできなかったフォロワー層にまでリーチすることが可能です。
好感や信頼を寄せている人たちがある商品について好意的に言及していれば説得力が増し、「本当に良い商品なんだ!」と思ってもらえます。フォロワーはインフルエンサーと趣味嗜好が似ているため興味を持ってくれる確率も高く、インスタグラムからそのまま自社サイトへ遷移→購入の流れを作りやすいです。
適切なインフルエンサーを探す手間や依頼料がかかりますが、確実に認知度は上がります。インフルエンサー自身の言葉で発信してもらうことでフォロワーの共感が得られ、ポジティブなUGCの増加が期待できます。
インサイトの見方と活用方法
前章でインスタグラム運用を成功に導く施策について紹介しましたが、施策を行った後は効果測定を行う必要があります。結果を確認し、改善していくことで効率的なインスタグラム運用を行えるようになります。
そこで便利な機能が「インサイト」です。ここからはインサイトについて詳しく紹介していきます。
インスタグラムのインサイトとは
インスタグラムのインサイトとは、自社アカウントをフォローしているユーザーやアカウントの投稿に関する様々なデータを確認し、分析できる機能です。
フォロワーの年齢や男女比、居住地といった属性から、インプレッション数、リーチ数、プロフィールへのアクセス数など個別の投稿やアカウント全体に対するエンゲージメントを確認することができ、反応が良かった投稿を分析することで成功パターンが見えてきます。
しかし、インスタグラムのフォロワーが100人未満の場合はインサイトを利用することができないため、注意が必要です。まずはフォロワーを100人以上獲得できるよう効果測定を繰り返しながら施策を行いましょう。
インスタグラムのインサイトの見方
インスタグラムのインサイトを確認するには、プロアカウントに切り替えた後、
- プロフィール画面を開き、右上のメニューボタン(三本線マーク)をタップする。
- 「インサイトを取得」をタップする。
以上の2ステップを行うことでインサイト画面が表示されます。
インスタグラムのインサイトで確認できる項目
インスタグラムでインサイト画面を開くと、
- リーチしたアカウント数
- アクションを実行したアカウント
- 合計フォロワー
- あなたがシェアしたコンテンツ
の項目が表示されるため、それぞれの項目をタップすることでアカウント全体の詳細なデータを確認できます。
リーチしたアカウント数
リーチしたアカウント数では、下記のようなデータを確認できます。
- リーチ数
- インプレッション数
- プロフィールへのアクセス数
- 保存数
- プロフィールに記載しているWEBサイトへのアクセス数
- リーチしたオーディエンスの属性
- コンテンツのリーチ数
- トップ投稿
なお、リーチしたオーディエンスの属性は、リーチ数が100件を超えていない場合は表示されないため、測定期間を延ばすなどして100件以上になるように調整しましょう。
どの投稿の保存数が伸びたのか、フォロワー以外にどれだけリーチして、何%がプロフィール画面を見てくれたのかといったデータをインサイトを通して分析することで改善策が見えてくるでしょう。
アクションを実行したアカウント
アクションを実行したアカウントでは、下記のようなデータを確認できます。
- 自社のコンテンツに対してアクションを実行したアカウント数
- アクションを実行したオーディエンスの属性
- トップ投稿
オーディエンスの属性はアクションを実行したアカウント数が100件を超えないとデータが表示されないため注意が必要です。
アクションを起こしてもらうことで自社とのエンゲージメントが高まり、表示回数の増加につながります。インサイトでアカウントの属性やトップ投稿を把握し、どんな投稿であればアクションを起こしてもらいやすいのかを分析しましょう。
合計フォロワー
合計フォロワーでは、フォロワーが100人以上いる場合に以下のようなデータを確認することができます。
- フォロワー数
- フォロー数
- フォローをやめた数
- フォロワーが多くいる地域
- 各年齢層の割合
- 男女比
- 最もアクティブな時間
フォロワーの増減は数値だけでなく推移がグラフとなって表示されるため、どんな投稿をした際にフォロワーがどれだけ増えたのか、下がったのかを確認しやすくなっています。
また、インサイトではフォロワーがインスタグラムを最も利用している時間帯もわかるため、より多くのフォロワーに見てもらえる時間を狙った投稿が可能です。
あなたがシェアしたコンテンツ
インサイトの「あなたがシェアしたコンテンツ」では、自社がインスタグラムに投稿したストーリーやリールなどの各コンテンツに関する詳細なデータを確認できます。
- リーチしたアカウント数
- アクションを実行したアカウント数
- 投稿でのインタラクション
- プロフィールのアクティビティ
表示するコンテンツにはフィルターをかけることが可能です。例えば、「リーチ」「過去30日間」とフィルターをかけることで、過去30日間の投稿が一覧で表示され、それぞれの投稿にリーチ数が表示されるため、各投稿のリーチ数を一目で確認することができます。
インスタグラムのインサイトを利用して運用を改善する方法
ここからは、実際にインサイトを活用してインスタグラム運用を改善するにはどうすれば良いのか、手順を解説していきます。
1. KPIを設定する
インサイトを閲覧する前に、まずはKPIを設定します。インスタグラム運用では、自社がどんな目的を持って運用しているのかを明確にしなければ、現状がうまくいっているのか、いないのかがわからず、改善しようにもできません。
新商品の販売促進なのか、ブランディングを行って認知度を上げたいのか、WEBサイトへの遷移率アップのためなのか、何のためにインスタグラムを運用しているのかを改めて確認しましょう。
目的が明確になったら、フォロワー数を半年で2倍にする、エンゲージメント率を3ヶ月で20%上げる、自社サイトへの遷移数を3ヶ月で1.5倍にする、など目的を達成するためのKPIを設定しましょう。
2, 現状を把握し、仮設を立てて実行する
KPIを設定したらインサイトを表示します。インサイトでは、自社のインスタグラムアカウントの様々なデータを確認することができるため、
- フォロワー数、フォロワーの属性、フォロワーの増減の推移
- リーチ、インプレッション、エンゲージメント数
- エンゲージメントが高い/低いコンテンツ
- プロフィールへのアクセス数、WEBサイトへの遷移数
など、アカウントの現状を把握し、どのような特徴や強み、弱みがあるのかを分析します。そうすることで改善点が見えてくるため、仮説を立てて実行しましょう。
また、改善策は一気に行うのではなく、どの策が効果的だったのかを明確にするために一つずつ行いましょう。
3. 効果測定を行い結果を確認する
インスタグラムで施策を実行した後は、再びインサイトを活用して結果を確認しましょう。改善が見られれば実行した策は正解だったということになるため、そのまま継続して運用を進めます。
しかし、あまり改善されない場合もあるため、その際はまた別の仮説を立てて改善を図りましょう。
また、リーチは増えたがフォロワーが減ってしまったなど、ひとつの施策を実行したことで別の項目の結果が悪くなることもあり得るため、どの項目も良い結果につながるように効果測定を繰り返しましょう。
●インスタグラム運用を成功に導くインサイトの知っておきたい見方とは? 活用方法と合わせて解説
まとめ
今回は、インスタグラム運用を成功に導く施策やポイントについて解説しました。
配信面やプロフィール、各施策の中でも見るべきポイントが非常に多いですが、一つずつでも意識して実施していくことでインスタグラム運用は成功に近づきます。
また、インスタグラムにはあらゆるデータを把握できるインサイトという便利な機能もあるため、効果測定を怠らず、自社にとって適切なやり方、勝ちパターンを見つけていきましょう。
弊社では、企業のインスタグラム運用代行サービスを行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。
インスタグラムを活用して集客につなげたい方や、現在のインスタグラム運用の改善を図りたいという方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。
WRITER / HUM 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |