福岡×Instagram広告|地元企業の事例から学ぶ効果的な広告運用

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近年、Instagram広告は福岡の企業にとって欠かせない集客・認知拡大の手段になりつつあります。
特に若年層を中心にSNSが日常の一部となっている今、インスタ広告をうまく活用することで、福岡の地域密着のブランディングや新規顧客の獲得が可能になります。
今回は、福岡で実際にインスタ広告を活用して成果を上げた企業事例を紹介しながら、効果的なSNS運用のポイントをご紹介します。

目次

なぜ今、福岡の企業にインスタ広告が注目されているのか

福岡のインスタ広告活用事例

福岡で成功するインスタ広告運用のポイント

Instagramビジネスアカウントの作り方と広告出稿の基本ステップ

1. Instagramアカウントを「ビジネスアカウント」に切り替える

2. Facebookページとの連携

3. Instagram広告出稿の基本ステップ

4. 広告運用で大切なのは「検証と改善」

まとめ

なぜ今、福岡の企業にインスタ広告が注目されている?

福岡は都市部とローカルのバランスが取れたエリアで、SNS広告との親和性が非常に高い地域です。特にInstagramは、以下のような理由から多くの企業に選ばれています。

視覚的訴求力の高さ:写真や動画で世界観や魅力をダイレクトに伝えられる
ターゲット精度の高さ:エリア、年齢、性別、興味関心で細かく絞れる
費用感
:少額予算からでも運用可能

特に、福岡のように地元意識が強く、"身近な情報"に敏感な地域では、インスタ広告の「距離感の近さ」が大きな武器になります。

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福岡のインスタ広告活用事例

ここでは、実際に福岡でインスタ広告を活用し、成果を上げた事例をご紹介します。

事例①福岡の住宅業界

目的:来場獲得(1月にオープンしたコンセプトハウスの販売)
施策:数値の検証を行いながら、毎週訴求ポイントを変える広告運用
   訴求例:立地+ビジュアル訴求、学校区+立地訴求、タイプ別の建売2棟同時見学訴求
配信期間:1/10~2/1
ターゲット:28歳~43歳、戸建て・不動産への興味関心層、子育て世帯層
エリア:福岡市(博多区・南区・中央区メイン)春日市・大野城市
結果:直接CV4件(広告から直接)、間接CV8件(オーガニックなどを含め、1か月でCVした数)

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事例②福岡の不動産業界

目的:オープンハウスへの集客
施策:・内観と小学校までのアクセスの良さをアピールしたカルーセル広告/リール動画を広告化
配信期間:2/11~2/17
ターゲット:23歳~50歳庭・ガーデニングに関心のある子育て世帯
エリア:宗像市・福津市・遠賀
結果:表示回数:50,194回/クリック数:678件

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事例③福岡の教育関連

目的:イベント参加獲得
施策:毎月イベントのお知らせを10~15日間の短期間での広告運用(投稿を広告化)
配信期間:11/30~12/15
ターゲット:25歳~40歳、子育て世帯層
エリア:糸島市
結果:参加申込み数11件

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事例④ショッピングセンター

目的:ECサイトへの遷移
施策:ABパターンを準備し、広告効果の最大化を目指す。
配信期間:2024 6/29-7/21
ターゲット:20-60歳 男女 興味関心:チョコレート、お菓子、ギフト、ケーキ
エリア:中央区、博多区、城南区、南区
結果:3,223クリック

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事例⑤ショッピングモール(佐賀)

目的:セール情報の告知
施策:ABパターンを準備し、広告効果の最大化を目指す。一目でセールが分かるようインパクトのあるデザインに。
配信期間:2025 4/26-5/6
ターゲット:18-60歳 男女 興味関心:ショッピングモール、買い物、家族
エリア:佐賀市、神埼市、鳥栖市、久留米市
結果:3,253クリック福岡のインスタグラム広告事例についてイメージ6

福岡で成功するインスタ広告運用のポイント

福岡の企業がインスタ広告で成功するためには、以下のような広告運用がポイントです。

1枚目で“止まらせる”ビジュアル設計

広告では、ユーザーが最初に目にする「1枚目のビジュアル」でスクロールを止めさせることが重要です。多くのユーザーはタイムラインを流し見しているため、1枚目が印象に残らなければ、すぐにスルーされてしまいます。そのため、「目を引く色使い」「強いキャッチコピー」「感情に訴える写真」など、視覚的インパクトのあるデザインが求められます。

また、対象となるユーザー層に合わせて、親しみや共感を感じられる要素を取り入れることも効果的です。1枚目で興味を持たせることで、テキストや2枚目以降の内容を見てもらえるようになります。広告効果を高めるうえで、1枚目の設計は最重要ポイントの一つです。

テキストは“シンプル×伝わる”

広告のテキストはシンプルにすることが効果的です。伝えたいことが多すぎて文章が長くなると、かえって要点がぼやけてしまい、メッセージが伝わりにくくなります。

シンプルなテキストは一目で内容が理解でき、ユーザーの興味を引きやすくなります。また、短く明確な文章は視覚的にもスッキリとしており、広告全体の印象も良くなります。

伝えたいことは絞り込み、わかりやすく表現することが成功の鍵です。

フォーマットは目的に応じて選ぶ

Instagram広告では、目的に応じたフォーマット選びが重要です。

例えば、ブランド認知を高めたい場合は、ストーリーズ広告やリール広告のような短尺で視覚的にインパクトのある形式が効果的です。一方で、複数の商品やサービスの特徴を詳しく伝えたい場合は、カルーセル広告を使うことで、ユーザーにスワイプで順を追って情報を伝えることができます。また、購入や予約など具体的なアクションを促したい場合は、明確なCTAが含まれたフィード画像や動画広告が向いています。

広告の目的とフォーマットが一致していると、ユーザーに伝えたい内容がスムーズに届き、効果的な広告運用が可能になります。

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CTA(行動喚起)をしっかり入れる

Instagram広告では、CTA(行動喚起)をしっかり入れることが成果に直結します。

CTAとは「今すぐチェック」「予約はこちら」など、ユーザーに次の行動を促す一言のことです。広告を見ただけではユーザーは動きません。興味を持っても「どうすればいいか」がわからなければ、そのままスルーされてしまいます。CTAを明確に伝えることで、ユーザーはスムーズにWebサイト訪問や購入、予約などのアクションへ進みやすくなります。

広告の目的が「認知」ではなく「成果(コンバージョン)」であれば、CTAは必須です。短くても具体的で分かりやすい表現が効果的です。

一貫したブランドトーンを保つ

Instagram広告では、一貫したブランドトーンを保つことが信頼感と認知度の向上につながります。トーンとは、言葉遣いやデザインの雰囲気、発信スタイルなどの“ブランドの個性”を指します。投稿ごとに印象がバラバラだと、ユーザーはブランドのイメージをつかみにくくなり、記憶にも残りにくくなります。逆に、いつも同じ雰囲気・表現で発信していると、「あのブランドだ」とすぐに気づいてもらえ、ファンの定着にもつながります。

広告でも投稿でも、トーンを統一することは、ブランドの世界観を伝えるうえでとても重要です。

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Instagramビジネスアカウントの作り方と広告出稿の基本ステップ

「Instagramで広告を出したいけど、どうやって始めたらいいの?」
そんなお悩みを持つ広報担当者の方へ向けて、今回はInstagramビジネスアカウントの作り方と、広告出稿までの基本ステップを、福岡の広告代理店ジャリアの視点で解説します。

1. Instagramアカウントを「ビジネスアカウント」に切り替える

Instagramには個人用の他に「ビジネスアカウント」「クリエイターアカウント」があります。
広告出稿にはビジネスアカウントが必須です。

▼切り替え方法
Instagramアプリを開き、プロフィールページへ
右上の「≡(メニュー)」をタップ →「設定とプライバシー」
「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」
業種カテゴリを選び、「ビジネス」を選択

切り替え後はインサイト(投稿の分析)機能や広告出稿が可能になります。

2. Facebookページとの連携

Instagram広告はFacebook広告マネージャを通じて運用します。
そのため、InstagramアカウントとFacebookページを連携しておく必要があります。

▼連携手順
Instagramの設定画面から「アカウントセンター」を選び、Facebookページと連携
Metaビジネススイート(旧Facebookビジネスマネージャ)から広告を管理

ジャリアではこの設定を、初回サポート付きで代行することも可能です。初めての方でも安心してスタートできます。

3. Instagram広告出稿の基本ステップ

広告出稿は大きく分けて以下の5ステップです。
目的の設定、ターゲットの選定、広告フォーマットの選択、広告クリエイティブ作成、予算と期間の設定になります。

福岡市や県内を指定でき、「住んでいる人」「旅行中の人」など細かく選べます。さらに、年齢・性別・興味関心・行動履歴など多様なターゲティングが可能です。たとえば「福岡市中央区×30代女性×カフェ好き」など、かなり細かく狙えます。

ターゲティングを設定することで、広告の無駄な配信を防ぎ、関心やニーズが高いユーザーに絞って届けられるため、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。また、地域や年齢、興味関心などに応じて最適な内容で訴求できるため、広告費の効率が高まり、費用対効果の良いプロモーションが可能になります。

4. 広告運用で大切なのは「検証と改善」

Instagram広告の運用で最も大切なのは「検証と改善」です。どんなに魅力的なクリエイティブやコピーを用意しても、一度出稿しただけで必ず成果が出るとは限りません。広告の効果は、ターゲットの反応や時期、配信面などによって大きく変わります。そのため、実際の配信データをもとに、どのクリエイティブが反応が良かったのか、どのCTAがクリックにつながったのかなどをしっかり検証し、そこから得た気づきをもとに改善していくことが成果につながる鍵となります。

A/Bテストを繰り返しながら、少しずつ精度を高めていくことが理想です。検証と改善の繰り返しこそが、広告効果を最大化し、安定した成果を出し続けるために不可欠なプロセスです。

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まとめ

Instagram広告は、初めての方でも正しいステップで進めれば十分に成果を出せる手法です。
福岡という地域の特性を活かしたターゲティングや、地元密着型の訴求は大きな強みになります。

「設定が不安…」「そもそも何から始めたらいいのか分からない」という方がいれば、ぜひジャリアにご相談ください。

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弊社では、企業のInstagram運用やSNS運用のお手伝いを制作面から行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。

Instagramを活用して集客につなげたい方や、現在のInstagram運用にお困りという方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。

WRITER / YUME
株式会社ジャリア福岡本社 第3営業部 企画営業 アカウントプランナーグループ

株式会社ジャリア福岡本社 第3営業部ムは、ジャリアの中でもブランド構築などブランディングに特化したチームです。企業のブランドはもちろん、採用関連も含め、ブランディングを軸に動画やWebサイト設計、パンフレットなど様々なツールの制作、広告代理店だからできる設計するだけで終わらない伴走しながらブランド再生と再認を作り上げるためにクライアントのブランドアイデンティティとブランドイメージの一致を目指し、日々活動しています。