TikTokインフルエンサーマーケティングとは?メリットや注意点を解説
TikTok運用を始めたけど、再生率が伸びない、保存数が増えない、フォロワーが増えないなど課題を抱えている方も多いのではないでしょうか。
TikTokは情報の入手やトレンドの発見としても利用されており、ユーザーが思わず気になってしまうような投稿が伸びると言われています。
また、TikTokでフォロワーを増やすためには、まず投稿を見てもらう必要がありますが、投稿を見てもらうための効果的な施策としてインフルエンサーマーケティングを行う企業が増えています。
そこで今回は、TikTokにおけるインフルエンサーマーケティングの概要やメリットについて解説していきたいと思います。
目次 TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリット |
TikTok運用を成功させるための代表的な施策
TikTokでフォロワーを増やし、認知を広げていくための施策はインフルエンサーマーケティング以外にも様々なものがあるので、まずは代表的な施策を紹介します。
保存数を増やす
TikTokの投稿を後でもう一度見返したいというときに利用するのが保存機能です。保存しておくことにより、フォローしなくても投稿を見返すことができます。
保存数が多いと、多くのユーザーから支持を集めている投稿であるとTikTokのアルゴリズムに認識されるので、より「おすすめ」への表示回数が上がると言われています。表示回数が増えることにより拡散率も上がるので、再生回数も増え、バズることに繋がります。
運用型広告を利用する
運用型広告とは、配信先のターゲットを指定でき、掲載期間や予算をコントロールして運用する広告です。
TikTokでは目的に合わせて7つの配信方式を選ぶことができ、どのような目的で広告を利用するのかを明確にしてから設定します。
ブランド認知 | ①リーチ |
購買意欲 |
②動画視聴数 ③トラフィック ④アプリインストール ⑤リード生成 ⑥コミュニティインタラクション |
コンバージョン | ⑦コンバージョン数 |
引用:【2022年版】TikTokオンライン運用型広告の全てが分かる!:TikTok for Business
また、詳細なターゲティングが可能なので、興味を持ってくれそうなユーザー層に効率的にアプローチできます。課金方式も選べるので予算に合わせて柔軟に設定可能です。
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、企業がインフルエンサーを起用して情報を発信し、認知拡大や購買意欲の向上を図ることです。
SNS上でフォロワーを多数抱え、影響力が高いユーザーをインフルエンサーと呼びますが、TikTokにも他のSNSと同様、TikTokerと呼ばれるインフルエンサーが数多くいます。インフルエンサーマーケティングはその影響力の強さから、企業・ブランドの認知拡大に繋がる効果的な手法として注目されています。
TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリット
TikTokでインフルエンサーマーケティングを行うメリットを大きく3つご紹介します。
ターゲティングしやすい
インフルエンサーマーケティングはターゲティングしやすいことが一番のメリットです。
グルメ、ファッション、コスメ、旅行など様々なジャンルが発信されているTikTokですが、ユーザーは興味のあるジャンルで好感の持てるインフルエンサーをフォローしているので、狙ったユーザー層へのアプローチが可能になります。
飲食店を営む企業が認知拡大のためにインフルエンサーマーケティングを行うとなると、グルメのジャンルで発信しているインフルエンサーに依頼し、お店やメニューの紹介などを行ってもらいます。
そのインフルエンサーに1万人のフォロワーがいた場合は1万人に配信されることになり、フォロワーがシェアすればフォロワーのフォロワーにまで認知してもらうことができます。グルメに興味のあるユーザーへ次から次へと拡散されていくので、インフルエンサーマーケティングは強い訴求力を持って狙ったターゲットに情報を届けやすい施策と言えます。
信頼性が高い
TikTokのインフルエンサーはそれぞれのジャンルに特化し、専門知識を持っていることも多いので、インフルエンサーマーケティングは信頼性が高いこともメリットです。
いくらブランド側が「この商品良いですよ!」と言っても、過度なアピールと思われたり、疑われてしまうこともあるので、ユーザーと同じ立場でレビューをしてくれるインフルエンサーを起用することで広告感が薄くなり、興味を持ってもらえます。
インフルエンサーはフォロワーからの信頼も厚いので、「○○さんが使用していた商品だから買ってみよう!」と、購入に繋がりやすくなることもインフルエンサーマーケティングのメリットです。
柔軟に施策を展開できる
インフルエンサーマーケティングでは柔軟に施策を展開できます。
例えばギフティングが挙げられます。ギフティングはレビューしてもらいたい商品をインフルエンサーの自宅に送り、使用した感想をTikTokへ投稿してもらうというものです。自分が好きなインフルエンサーのリアルな声を届けられるので広告感を出さずに拡散することができます。
現地訪問も効果的な施策です。店舗やイベント会場などにインフルエンサーを招待し、TikTokに様子を投稿してもらうというものです。現場の雰囲気やインフルエンサーの感想も伝えることができるので集客へ繋げることができます。
このように、ユーザーの求めているリアルな声を聞けるというところがインフルエンサーマーケティングの強みになります。
TikTokインフルエンサーマーケティングのキャスティング法
TikTokにおけるインフルエンサ―マーケティングのキャスティング方法は二つあります。
インフルエンサーに直接依頼する
一つ目は、インフルエンサーに直接依頼する方法です。フリーのインフルエンサーであれば、TikTokのDMやコメントから直接依頼します。
直接のやりとりになるのでコストカットにはなりますが、ある程度のノウハウがないとせっかく依頼したのにインフルエンサ―マーケティングの効果がでなかったということにもなり兼ねません。どのインフルエンサーが自社とマッチしているのかを慎重に見極めてから依頼しましょう。
代理店に依頼する
二つ目は、代理店に依頼する方法です。数多くのインフルエンサーの中から最適な人物を選定し、マネジメントからレポート分析まで一貫して行ってもらえます。
直接依頼するよりもコストはかかってしまいますが、より効果のあるインフルエンサ―マーケティングが期待できるというメリットがあります。これまでの実績から最もマッチするインフルエンサーを選定してもらえるので、初めてキャスティングを行う場合は代理店へ依頼することをおすすめします。
TikTokインフルエンサーマーケティングの注意点
ここでは、TikTokインフルエンサーマーケティングにおける注意点をご紹介します。
宣伝広告であることを明記する
TikTokのインフルエンサーマーケティングでは、投稿に必ず宣伝広告であることを明記する必要があります。
宣伝だと伝えずに広告を訴求することはステマとなり、法的に処罰されたり、ユーザーからの信頼を一気に失う恐れがあります。
よって、インフルエンサーマーケティングでは投稿する前に必ずステマだと疑われるような部分がないかをチェックし、ユーザー・インフルエンサー・企業の3者間の信頼関係を壊すことのないように努めましょう。
フォロワーとのエンゲージメントが高いインフルエンサーを選ぶ
TikTokのインフルエンサーマーケティングでは、フォロワーとのエンゲージメントが高いインフルエンサーを選びましょう。
一見、多くのフォロワーを抱えているように見えても、これまでの投稿にいいねやコメントがあまりない場合、フォロワーを購入していたり、現在はあまり注目されていない人物である可能性が高いです。
フォロワー数や自社とのマッチングだけを見るのではなく、これまでの投稿を見てフォロワーとのコミュニケーションを活発にとっていて、多くの反応を寄せられている人物を選ぶことでインフルエンサーマーケティングの費用対効果が向上します。
まとめ
今回は、TikTokのインフルエンサーマーケティングについてご紹介しました。
TikTokは様々なジャンルの中で人気のあるインフルエンサーが数多く存在します。
インフルエンサ―マーケティングにおけるキャスティングの際は、自社のマーケティングに適した人物かどうかを見極めることがポイントになってきます。初めて依頼する際は、トラブル防止のために代理店へ依頼することも検討してみましょう。
弊社では、企業のTikTok運用代行サービスを行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。
また、インフルエンサーマーケティング会社と提携しているため、キャスティングから企画立案、マネジメントや効果測定など一括代行が可能です。
TikTokを活用して集客につなげたい方や、現在のTikTok 運用の改善を図りたいという方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。
WRITER / YUME 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 企画営業 アカウントプランナーグループ 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |