ホームページにおけるコンテンツとは?重要性や作成のポイントを解説!
ホームページにおいて集客のカギを握る最も重要なもの。それはコンテンツです。
ユーザーは抱えているニーズを満たすために情報を求めて検索をかけますが、求めている情報を与えてくれるのは他の何者でもなくコンテンツです。
従って、ホームページにユーザーを呼び込むためには継続的なコンテンツの作成が必要不可欠なのです。ユーザーのニーズを満たすコンテンツを発信することで、Googleなどの検索エンジンからも高く評価され、上位表示が叶います。
そこで今回は、ホームページにおけるコンテンツの重要性や作成のポイントを解説していきたいと思います。
目次 まとめ |
ホームページにおけるコンテンツとは
ホームページにおけるコンテンツとは、テキスト、画像、動画などで構成された、情報を提供するページのことを指します。
一般的にコンテンツというと、ゲーム、映画、音楽、YouTube動画などを思い浮かべる方が多いかと思いますが、テキスト、画像、動画それぞれ単体でもコンテンツとしてみなされます。
会社概要、サービス内容、採用情報といった様々な情報を伝えるコンテンツが集結したものがホームページとなり、各コンテンツページで有益な情報を提供して集客を増やすことで、SEOに強いホームページとなっていきます。
ホームページにおいてコンテンツが重要な理由
ホームページにおいてコンテンツが重要だと言えるのは、以下のような理由が挙げられます。
ホームページへの集客を増やすため
良質なコンテンツが蓄積されたホームページは集客増加に貢献します。
ユーザーは知りたい情報を得るために検索エンジンで検索をかけますが、情報を提供してくれるのはホームページのデザインではなくコンテンツです。
よって、ユーザーが求めている情報を提供する良質なコンテンツを発信すればするほどGoogleから有益なコンテンツとして評価され、検索順位が上昇します。
順位が上がれば自社と親和性の高いターゲットの目に留まる可能性も高くなり、ホームページへの流入が増えます。
すると多くのユーザーが参考にしているコンテンツとして再びGoogleからの評価が上がり、さらに検索順位の上昇が期待できるようになります。
また、良質なコンテンツはSNSで拡散される可能性も高いため、ニーズがはっきりしていない潜在層にもアプローチでき、SEOではカバーできない層のアクセスを獲得できます。
ユーザーからの信頼性を高めるため
良質なコンテンツが蓄積されたホームページはユーザーからの信頼性を高めます。
例えば、自分が新しくWEBマーケティング担当者に任命されたと仮定してみましょう。
WEBマーケティングについてなんの知識もない場合、「WEBマーケティングってなに?」というところから、具体的な施策や重要なポイントまで様々な情報を丁寧に教えてくれるホームページがあったらとても助かりますよね。そして、信頼できる情報源として頻繁にそのホームページを訪れ、参考にするかと思います。
このように、専門性を活かして良質な情報を提供しているコンテンツはユーザーからの信頼性を高め、ファン化を促します。
ユーザーとの信頼関係が築ければ、一度のみならず継続的な訪問が見込め、サービスの購入にもつながります。また、リピーターが増えれば単純にホームページへのアクセス数が増えるため、Googleからの評価が上がり、検索順位にも良い影響を与えます。
業務効率化を図るため
良質なコンテンツが蓄積されたホームページは業務効率化を叶えます。
従来は営業担当が企業を訪問し、商品を紹介することでコンバージョンにつなげていましたが、業務時間外は対応できないためせっかくの商機を逃してしまう可能性も高い状態でした。
一方、ホームページのコンテンツはどんな会社でどんな商品やサービスを提供しているのかを営業担当者に代わり24時間発信してくれます。コストを抑えながらも新しいユーザーとの接点は増え、貴重な問い合わせのチャンスを逃すこともありません。
また、ホームページ用に作成したコンテンツはホームページだけで利用するのではなく、SNSや商品カタログ、プレゼン資料としても有効活用できるため、資料作成に要していた時間を削減でき、業務効率化にもつながるでしょう。
ホームページの集客に効果的なコンテンツの条件
SEOで高く評価され、ホームページの集客を増やすためには以下のようなポイントを満たしたコンテンツを作成しましょう。
ユーザーファーストな内容
自社が伝えたい内容だけを発信していてもコンテンツは読まれません。
例えば、不動産購入の流れについて知りたいと思っているユーザーに、自社の物件やサービスがどれだけ魅力的かということだけを伝えてもユーザーのニーズが解消されることはなく、その後のアクションにつながる可能性は低いです。
自社の利益しか考えず、商品を買ってほしいがために作成したコンテンツはユーザーにすぐに見抜かれ、悪い印象を持たれてしまうこともあります。
ユーザーはどんな悩みを持ち、解決するためにはどんなコンテンツを提供すればいいのか、ユーザーはこのコンテンツを読んだ後にどうなっていたいだろうか、すべての主語は自社ではなくユーザーです。
ユーザーが求めていることに的確に応えているコンテンツは必然的に多くのユーザーが参考にします。よって有益なコンテンツとして認識されるため、Googleからも評価され、SEOに強いホームページになります。
E-E-A-Tの評価が高い
E-E-A-Tとは、良質なWEBサイトであるかどうかを判断するためにGoogleが独自に定めた評価基準のことです。
Experience(経験) | 十分な経験値があるのかを評価する |
Expertise(専門性) | 十分な知識やスキルを持っているのかを評価する |
Authoritativeness(権威性) | 信頼できる情報発信源として認知されているのかを評価する |
Trustworthiness(信頼性) | 提供するコンテンツが信頼できるものであるのかを評価する |
これら4つの要素を考慮することでSEOに強いホームページへと成長します。
例えば、物件情報が掲載されているホームページがあったとして、詳細のわからない一般ユーザーよりも不動産会社が運用している方が権威性や信頼性の高いホームページとして参考にしたいと思うでしょう。
また、不動産会社は経験値があるため、物件を購入するときに気を付けるべきポイントや購入までの流れについて丁寧に説明するコンテンツを発信できます。そうして物件に関する網羅性の高いコンテンツが蓄積されていくことで、高い専門性を持つホームページとして評価されます。
作成したコンテンツが良質であるのか迷った際は、E-E-A-Tの観点で見直してみると不足している部分が見えてくるでしょう。
ホームページのコンテンツ作成で重要なポイント
ホームページのコンテンツ作成において、ユーザーからもGoogleからも有益なコンテンツと評価されるためにもポイントを押さえておきましょう。
目的を明確にする
ホームページのコンテンツ作成においてまず考えるべきことは、コンテンツを作成する目的です。
コンテンツを作成する目的は企業によって様々ですが、大半が「売上アップ」「認知拡大」「見込み客獲得」の3つのどれかに分けられるかと思います。
3つとも課題である場合もありますが、1度にすべての目的を達成しようとしても軸がブレて結局どの目的も果たせなくなってしまいます。1つのコンテンツにつき、目的は1つに絞りましょう。
目的を絞ったら具体的な数値を設定し、目標を掲げます。どんな構成・内容にすれば目標を達成できるのかを考えてコンテンツ作成を進めましょう。
ターゲットを明確にする
ホームページのコンテンツ作成において、誰に向けて作成するのかも重要です。
今から作成するコンテンツがどんな悩みを持つどんな人に読まれるのかを想像できていないと、本当に読んでもらえるコンテンツは生まれません。
例えば、すでに自社の商品を知っているユーザーに読んでほしいにもかかわらず、基本的なことだけを述べてCTAボタンを設置していなかったり、自社をまだ知らないユーザーに認知してもらいたいのに簡単な説明の後に早い段階でコンバージョンに誘導しているコンテンツは良いコンテンツとは言えず、集客にはつながりません。
集客につながるコンテンツを作成するには、自社の商品やサービスと関連性の高いユーザー、つまりコンバージョンにつながりやすいユーザー像を明確にする必要があります。
しかし、年齢、性別、居住地だけを設定してもターゲットの幅が広くなりすぎて誰にも刺さらなくなってしまいます。職業や収入、趣味、平日や休日の過ごし方など細かく設定することで、狙ったターゲットを確実にコンバージョンに導き、打率を上げることができるでしょう。
自社商品のアピール
ホームページのコンテンツ作成において、ユーザーが求めている内容を発信することが重要であると前述しましたが、それだけでは設定した目標を達成できません。自社の商品やサービスの宣伝もホームページ、コンテンツ作成の役目です。
と言っても、前面に広告集が漂うことは絶対に避けなければなりません。ユーザーが求めている情報を提供しつつ、抵抗感を抱かれない範囲で商品やサービスを紹介して、自社であればあなたのニーズに応えられるということを伝える必要があります。
ホームページの効果を最大化するために、自社の商品と関連付けてベネフィットを伝え、コンバージョンに誘導しましょう。
質の高い文章
ホームページのコンテンツ作成において、デザインが最も重要だと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
確かにパッと目をひくビジュアルはユーザーの好奇心をくすぐりますが、SEOの観点ではあまり重要ではありません。Googleのクローラーがホームページのデザイン性を重視することはないからです。
ホームページのコンテンツで最も重要な要素は文章です。そして、文章の量ではなく質がSEO評価を左右します。
中身の薄い内容をだらだらと長文で書くよりも、ユーザーが知りたいことを簡潔に書いているコンテンツの方がすぐに悩みや疑問を解決することができ、満足度は高くなります。
読みやすい文章であるかどうかも常に意識する必要があります。誤字脱字が多い、専門用語を多用しているような文章はユーザーにとって読みやすいとは言えません。
良質な文章には専門性の高さも重要ですが、専門的な内容をどんなユーザーが見ても理解できるような文章で伝える力量も問われます。
独自性のある内容
情報の新鮮さ
ホームページのコンテンツ作成において、情報の新鮮さも重要なポイントです。
情報は日々移り変わるため、コンテンツの内容をそのままにしていると古い内容や誤っている内容を発信しているホームページであるとして、マイナスな印象を持たれたり、再訪問の機会を逃してしまいます。
そんな状況を防ぐためにも定期的にコンテンツを見直し、リライトを行いましょう。最新の情報に更新することで、更新する前の状態よりも質の高いコンテンツとなります。
結果的にユーザーからもGoogleからも常に新鮮なコンテンツを発信している質の高いホームページとして評価してもらえ、SEO効果が期待できます。
SEO対策の徹底
ホームページのコンテンツ作成において、集客を図るためにはSEO対策をしっかりと行い、上位表示されるための環境を整えておくことが重要です。
コンテンツSEOと内部・外部のSEO対策に丁寧に取り組むことで、良質なコンテンツがさらに上位に表示されやすくなり、ホームページの集客効果が高まります。
やるべきSEO対策を挙げるとキリがありませんが、例えば最もコンバージョンが見込めるキーワードを選定し、タイトルや見出し、本文にキーワードを盛り込むことで上位表示を狙う方法があります。
しかし、上位になることだけを考えるあまり不自然に多くのキーワードを多用したり、中身のない内容を書き連ねて文字数をかさ増しすることはSEO対策として逆効果です。
現在のGoogleでは、ひとりでも多くのユーザーニーズを満たす有益な情報を提供しているコンテンツ及びホームページを評価し、上位表示させる仕組みになっています。情報の網羅性を高めることで複数のニーズに応え、あくまでもユーザーが読みやすいような文章作りやキーワード配置を心がけましょう。
まとめ
今回は、ホームページにおけるコンテンツの概要と重要性、作成のポイントについて解説しました。
初めてホームページを制作する場合は、どんなコンテンツを作ればいいのか、良質なコンテンツとは何なのかが掴めず、「集客できない...」と焦ることもあるかと思います。
しかし、今回紹介したポイントなどにひとつずつ取り組むことで良質なコンテンツを作成できるようになり、上位表示の道は開けます。
自社がこれまでに築き上げてきたノウハウや、自社ならではの魅力をコンテンツという形にしてユーザーに発信し、ホームページの集客や売上アップにつなげましょう。
弊社では、SEOに強く、集客につなげるためのホームページ制作と運用を行っています。企画、デザイン、コーディング、SEO対策、運営まで一貫して対応可能です。
流入経路を考慮し、狙ったターゲットを獲得するためのキーワード選定、そして各企業の目的を達成するための高品質なホームページ・コンテンツ作成を実現します。
ビジュアルが良いだけでなく、しっかりと結果を出すホームページ制作で集客を図りたい方は、お気軽に弊社までお問合せ下さい。
WRITER / HUM 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |