ホームページ制作の流れとは?事前準備から公開後までのフローを解説!

ホームページ制作の流れについて解説イメージ

集客に強いホームページ制作を行うためには、しっかりと正しい手順を踏んで進めていくことが重要です。

ホームページ制作にはどんな工程があり、自分は何をするべきなのかを事前に把握しておければ、慌てずスムーズに事を運ぶことができます。

そこで今回は、ホームページ制作のフローについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

ホームページ制作の重要性

ホームページ制作の流れについて

ホームページ制作のフローチャート

RFPの作成手順

サイトマップの作成手順

コンテンツ作成のポイント

まとめ

 

ホームページ制作の重要性

まずは、なぜホームページ制作を行う必要があるのか、その重要性について解説していきます。

プロフェッショナルなイメージの構築

ホームページ制作は、自社がプロフェッショナルであり、信頼の置ける企業であるというイメージを構築します。

例えば、もし店舗で「いいな」と思った商品があったとしたら、多くの人がインターネットで商品や企業の情報を調べるかと思います。

現在はほとんどの企業がホームページを持っているため、目的の企業のホームページが見つからなければ、「なんでホームページがないんだろう?」「ちゃんとした会社なのだろうか?」と不信感が生まれてしまいます。

ホームページ制作を行うことによって、ユーザーが知りたい様々な情報や自社が扱う領域の専門知識を開示し、どんなサービスを提供している企業なのかをわかりやすく伝えることができるため、信頼性が向上しプロフェッショナルなイメージを与えます。

SEO対策の強化

SEOとは、WEBサイトを検索結果の上位に表示させることで集客や売上アップを図る施策です。

インターネットの普及が加速する現代は、ユーザーの能動的な検索行動を通して商品やサービスを知ってもらうことが多いため、SEO対策を強化し検索結果で上位表示されることで広く認知されます。

よって、より多くのユーザーに自社の存在を知ってもらい、コンバージョンを獲得するためにはWEBマーケティング及びSEO対策への取り組みが重要になり、その土台となるホームページ制作が欠かせないのです。

ブランド価値の向上

自社のブランドイメージを上手くホームページ制作に反映できれば、自社が浸透させたいイメージとユーザーが自社に抱くイメージを一致させることができます。

ブランドイメージの一致は自社と親和性の高いユーザーの獲得につながり、信頼や愛着を持ってもらいやすくなります。また、他社との差別化も図れるため市場での優位性も高くなります。

ホームページ制作は、顧客がブランドに対して感じる魅力や信頼、いわゆるブランド価値を向上させ、特別なブランドとして自然と選択肢に入ったり、長期的に安定した集客効果を確保することにつながります。

ホームページ制作の流れについて

ホームページ制作の基本的な流れ

ホームページ制作は基本的に以下のような流れで進みます。

  1. RFP作成
  2. サイトマップ作成
  3. 企画・設計
  4. デザイン・コンテンツ制作
  5. コーディング
  6. 公開・運用

ホームページ制作では、何の準備もせずいきなり制作会社に依頼してもスムーズに進まず、希望通りにいかない可能性が高いです。

依頼する前に一旦自社の状況を振り返り、なぜホームページ制作に至ったのか、どんなホームページ制作を行えば改善するのかを考え、事前準備として1のRFP作成と2のサイトマップ作成を行う必要があります。

RFP作成の重要性

RFPとは「Request for Proposal」の略称で、依頼主がどんなホームページ制作を行いたいのかを資料としてまとめ、制作会社に提出する提案依頼書のことです。

内容としては、下記のような項目を記載します。

  • ホームページ制作の目的
  • ホームページ制作のターゲット
  • ホームページ制作に至った背景、現状の課題
  • 自社の強み
  • 必要な機能、ページ数
  • 提案してほしいこと
  • ホームページ制作の予算、納期

わざわざRFPを用意する必要があるの?と面倒に思われるかもしれませんが、RFPを用意するのとしないのとでは、ホームページ制作の質に大きな差が生まれます。

例えば、誰かから依頼を受ける際、漠然と「この資料の作成をお願いします」と伝えられるのと、「○○という理由で△△だから□日までに資料の作成をお願いします」と伝えられるのでは、依頼に対する解像度が全然違いますよね。

このように、どんなホームページ制作を行いたいのかを最初から提示しておくことでプロジェクトを進めやすくなります。現状を踏まえたうえで本当に希望通りにできるのかを判断し、他の効果的な方法を提案してもらえることも多いです。

曖昧な部分が減ることで、それぞれの工程にいくらかかるのか見通しがつきやすくなり、見積もりも安くなる可能性が高まります。

また、資料として残しておくことはホームページ制作中のトラブル防止にもつながります。口頭での話し合いはどうしても人によって認識が違ってしまうことが多く、ホームページ制作が進んでいく中でトラブルに発展しがちです。

無駄なコストをかけることにもなるため、いつでも確認できるように形として残しておきましょう。

サイトマップ作成の重要性

サイトマップとは、ホームページのどこにどんな情報があるのか、全体的な構造が記載された図のことを指します。

 通常、サイトマップはホームページ制作の設計段階で作成しますが、リニューアルする際は制作会社に依頼する前に現状のサイトマップを作っておくことで、ホームページの全体像をわかりやすく正確に伝えることができます。

 サイトマップがあれば制作会社だけでなく自社側のホームページ制作に関わる全員が共通認識を持つことができ、打ち合わせがスムーズに進みます。

 また、きちんと整理されていないホームページはストレスとなり離脱率が高まりますが、サイトマップによってどこにどんな情報が載っているのかわかりやすくなることでユーザビリティも向上します。

このようにサイトマップにはメリットが多いため、ホームページ制作の際は必ず作成しておきましょう。

コンテンツ作成の重要性

ホームページ制作ではどうしてもデザインが重視されがちですが、ユーザーはデザインを見るためにサイトを訪問しているわけではありません。

自分が知りたい情報を発信しているコンテンツを見るためにわざわざ検索をかけてサイトを訪問しているのです。

上質且つニーズに応えるコンテンツを蓄積していけばユーザーとGoogle双方からの評価が上がり、検索順位の上昇が見込めます。

検索順位が上がれば多くのユーザーの流入につながるため、コンテンツはホームページ制作において最も重要な要素と言っても過言ではありません。

もちろん、自社らしさを表すデザインやユーザビリティの高いレイアウトは重要ですが、コンテンツがなければ売上を左右するコンバージョン獲得という目標はいつまでたっても達成されないため、ホームページ制作はコンテンツありきで考える必要があります。

ホームページ制作のフローチャート

ここからは、ホームページ制作のフローについて順番に紹介していきます。

1. 制作会社の選定

まずはホームページ制作を依頼する会社を決めます。

制作会社を絞って問い合わせ、見積もり依頼をします。制作会社はRFPをもとにヒアリングを行ってくれるため、疑問点はどんどん質問してお互いの情報を共有しましょう。

制作会社によって、得意な業界や領域は異なります。「有名だから」「安いから」という理由だけで選んでしまうと、全く集客効果のないホームページ制作となる可能性が高く、コストが無駄になってしまいます。

また、いくら実績があっても人が制作する以上は信頼関係が重要になります。具体的な内容を決めるためにコミュニケーションをとっていく中で、人柄や連絡の取りやすさ、自社に寄り添った企画・提案を行ってくれるかなど総合的に判断する必要があります。

 見積書の内容に納得すれば正式に契約を結び、いよいよホームページ制作に進みます。

2. 企画

まずは、ホームページ制作の方向性を決定するために企画を練っていきます。

目的・ターゲットの設定

準備の段階で決めたホームページ制作の目的とターゲットの内容を、制作会社と一緒により質の高いものにしていきます。

「問い合わせの数を増やしたい」という目的だった場合、「月に○件から○件へ問い合わせを増やす」というように数値を定めることで、目標達成における全員の認識を一致させることができます。

ターゲットは、より具体的な人物像まで掘り下げるペルソナを設定することが重要です。ペルソナ設定によりライフスタイルや悩みが明確化すればどんな構造、デザイン、コンテンツにしていけばいいのかがはっきりしてきます。

競合・市場のリサーチ

ホームページ制作で目標を達成するためには、競合や市場のリサーチを行い、他社と比べて自社がどんな強みや弱みをもっているのかを分析する必要があります。

他社サイトにあって自社にないものは追加できないだろうか、逆に他社にはないが自社ではこんな構造やコンテンツができるから取り組んでみるのはどうか、といった改善案が出てきます。

自社の強みを確実に反映することで、集客及びCVにつながるホームページ制作が実現します。

コンセプトの設定

コンセプトの設定は、ホームページ制作においてブレが生じないために重要な工程です。これまでに設定した目的、ターゲット、リサーチの内容に基づいて、これからホームページを作るうえで誰にどんなことを伝えたいのかを言語化し、共有しましょう。

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3. 設計

ホームページ制作の企画が終われば次は設計です。どこに何を掲載するのか、どんな順番にすれば見やすいのか、何のコンテンツを紐づけるのかを考え、ユーザーにとって使いやすいサイトになるよう設計していきます。

要件定義

打ち合わせを重ねて決定した項目を「要件定義書」という形でまとめ、全員の認識をすり合わせます。

要件定義書はRFPの内容をより具体的に深堀り、システム、セキュリティ、品質などの技術的な要件も詳細に明記されている資料というイメージです。

基本的に要件定義書の内容はホームページ制作が完了するまで変更することはできないため、認識にズレがないかしっかりと確認する必要があります。

サイトマップ作成

準備段階でもサイトマップを作成しますが、この段階では要件定義書で定めた内容をもとに、どんな構成にすれば最適なホームページになるのかを考え、組み立てていきます。

 関連性の高いコンテンツなのにバラバラに配置されていないか、トップページでどこに何があるのか把握できるか、階層が深くないかなど、様々な面でユーザーファーストを意識し、導線を設計します。

ワイヤーフレーム作成

伝えるべき情報のボリュームや内容が視覚的にわかりやすくなるため、ホームページ制作ではサイトマップだけでなく完成イメージを枠と線で構成するワイヤーフレームも必要です。

どのページにどんなコンテンツをどう配置するのかを考えますが、この段階で載せる情報が決まるため、誰がどのコンテンツを担当するのかの割り振りを行い、情報収集や作成の準備に入ります。

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4. コンテンツ・デザイン制作

ホームページ制作の設計が終わると、ワイヤーフレームに基づいたコンテンツとデザインの制作に移ります。

コンテンツ制作

ホームページに掲載するテキスト、画像、動画といったコンテンツを作成していきます。

コンテンツを作成する際は、ユーザーの検索意図に沿った有益なコンテンツを継続して発信し、自然検索から集客を狙うコンテンツSEOの手法に沿って取り組みましょう。良質なコンテンツを蓄積することで上位表示されやすくなり、長期にわたって集客に貢献してくれます。

また、ページによって文体が変わるとちぐはぐでまとまりのないサイトになってしまうため、レギュレーションを設定して統一させる必要があります。

デザイン制作

枠と線だけで作成されたワイヤーフレームに、色を加えたり写真や画像を掲載したり、文字のフォントやサイズを調整していきます。

単に「ビジュアルの良さ」にこだわるのではなく、これまでの打ち合わせで固めてきた目的やペルソナをもとに、ユーザーに刺さるデザインを考えなければなりません。

まずはトップページのデザインを制作し、全体的な方向性を決めたら主要ページ、下層ページのデザインを作ります。

デザインもコンテンツと同様に全体的な雰囲気や色味が統一されるようにトーン&マナーをすり合わせることが重要です。

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5. システム開発・コーディング

デザインを制作したらシステム開発を行いWEB上に表示されるようにしていきます。コーディングの質はSEOの評価にも大きく影響を及ぼすため、何度も修正を繰り返しながら希望のホームページへと仕上げます。

システム開発では、デザイン制作で設定したビジュアルをそのままWEB上に反映するフロントエンドと、ユーザーの目には見えないサーバーやデータベースの処理をするバックエンドの2つの工程を行います。

この工程は基本的に制作会社に任せる形になりますが、サーバー・ドメインの情報や各コンテンツの原稿提出作業が発生するため準備しておきましょう。

6. テスト・修正

システム開発が終わればいよいよ公開となりますが、公開前には必ずテストを行う必要があります。

複数のブラウザ、デバイスで適切に表示されるか、全体を通して設定した通りに構成されているか、情報の誤りや誤字脱字がないか、リンクは最適化されているかといった項目をチェックし、ホームページ制作全体の最終確認をします。

細かい部分もすべて目を通すため、修正が必要な箇所が多く出てくる場合もあります。最後の最後に焦る必要のないように、公開に向けて修正するための期間を設けておきましょう。

7. 公開・運用

テストと修正を行い問題がなければ公開しますが、ホームページ制作は公開したら終わりではなく、公開後は掲げた目標を達成するために定期的にメンテナンスを行う必要があります。

保守運用では、アクセス解析、コンテンツ更新、システム修正、サーバー管理など様々な業務が発生します。公開後の作業に関してもスムーズに進められるように事前に体制を整えておきましょう。

また、ホームページ制作において集客を強化するためにメンテナンス業務だけでなくWEBマーケティングも行うことが当たり前になっています。SEOWEB広告に取り組むことで多くの人の目に触れ、流入が増えるため目標達成にも近づきます。

WEBマーケティングを行うにはSEOやWEB広告に関する知識が必要なため、社内に知見がない場合はマーケティングに強いホームページ制作会社を選ぶこともひとつの方法です。

RFP作成の手順

ここでは、ホームページ制作で重要な事前準備としてご紹介したRFPの作成手順を解説します。

1. 目的と要件の整理

まずは、ホームページ制作に取り組む目的を明確化します。現状の課題を洗い出し、解決するためにはどんなホームページ制作をする必要があるのかを社内を巻き込んで話し合います。

例えば、「新しく始めるサービスを訴求するための場がほしいから」「ECサイトの売上を10%上げたいから」などが目的として挙げられるでしょう。

そして、話し合いの中で出てきた「こんな風にしたい」「こんな機能をつけたい」という要望や要件をまとめ、RFPに落とし込みます。

目的も要件も曖昧に設定するのではなく、数値や事例を用いてより具体的に記載することで制作会社との認識のズレを防ぎます。

2. 提案の準備と発注先の選定

どの制作会社に依頼するかを選ぶ工程も重要です。いくらデザイン性が高くても、業界理解やSEOに関する知識が乏しい場合は、設定した目的を達成するホームページ制作は実現しにくくなります。

自社業界及び目的達成への理解があるか、得意としている領域は何か、実績は十分にあるかなど選定のための項目を作り、自社とマッチする制作会社を絞り込みましょう。

3. 提案書の作成

社内で情報をまとめ、制作会社を絞り込んだらいよいよRFPを作成します。

ホームページ制作に至った背景や課題、ゴール、要件だけでなくスケジュールや予算などの詳細な部分まで記載し、各制作会社に依頼します。

4. 提案書の評価と選定

RFPの内容を踏まえて各制作会社から提案書が提示されるため、比較・評価を行います。最適な制作会社を客観的に選定するためにも、事前に評価項目を記載したチェックシートなどを作成しておくことをおすすめします。

選定が難航する場合は、実際に制作会社の担当者にプレゼンテーションを行ってもらい、評価の参考にすることもあります。

5. 契約の締結

提案書やプレゼンテーションの内容を鑑み、評価・見積りの結果に基づいてどの制作会社に依頼するのかを決定します。

提案書を提示してくれた各制作会社に結果を伝え、最も評価の高かった制作会社と最終的な確認を行ったうえで契約を締結します。

サイトマップ作成の手順

ここでは、ホームページ制作においてRFPと同様に重要なサイトマップの作成手順を解説します。

1. ホームページの構成要素の整理

まずは、ホームページに必要な要素を洗い出します。現状の自社のホームページにあるものに限らず、「この目的を達成するためにはこのページが必要だよね」というように、ホームページ制作のゴールに向けて作成すべき要素をどんどん書き出し整理しましょう。

また、競合のホームページをチェックすることで、これまでの自社の視点では気づけなかった新たに必要なページが見つかったりもします。

2. カテゴリ分けとページの階層構造の設計

洗い出したページをカテゴリーごとに分けます。訪問したユーザーが瞬時に理解できるような分け方がいいでしょう。特定のカテゴリーに分類できないページはそのまま独立させたままで大丈夫です。

カテゴリーに分けると、必要性の低いページが出てきたり、逆に必要なページが見えてくることもあるため、ここで一旦調整します。

3. ナビゲーションの設計

ナビゲーションとは、ユーザーがスムーズに目的のページに遷移できるように設置される機能です。様々な種類がありますが、ジャリアのホームページでいうと以下の赤枠の部分がナビゲーションとなります。

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ナビゲーションはユーザビリティを向上させて離脱率を減らすため、またGoogleのクローラーにホームページの内容を正しく理解してもらうために非常に重要な要素です。

ユーザーに対し目的地までの道案内をしてあげるだけでなく、いま自分がどこにいるのか、どのような経路をたどってきたのか、他に関連性が高いコンテンツはどれか、というところまで把握できるような設計を心がけましょう。

4. サイトマップの作成

カテゴリー分けが完了したら、ツリー状の図に落とし込み、サイトマップを作成します。作成ツールは様々ありますが、PowerPointExcelAdobe XDなどのツールで簡単に作成することができます。

ツリー状にすることで階層が深すぎるカテゴリーが見つかることもあるでしょう。階層が深いとトップページからクリックする回数が増え、離脱率が高まる原因にもなるため、3階層あたりまでに抑えることをおすすめします。

5. サイトマップの検証

サイトマップを作成したら、全体的に見て必要なページの過不足がないか、適切でないカテゴリーに分けられていないかなどの確認を行います。

作成担当者や部署だけでなく社内全体で共有し、各部署の目線で見た際にどう感じるのか、フィードバックをもらうことで改善につながります。

コンテンツ作成のポイント

ユーザーはコンテンツを求めてホームページを訪問します。ユーザーがほしい情報を提供するためにもホームページ制作におけるコンテンツ作成のポイントを押さえておきましょう。

ターゲットユーザーの分析

ホームページ制作におけるコンテンツ作成のポイント1つめは、ターゲットユーザーの分析です。

せっかくホームページ制作を行ってもターゲットユーザーに見てもらえなければコンバージョンにはつながらないため、分析作業はしっかりと行いましょう。

自社がターゲットとするユーザーはどんな人物なのか、細かい部分まで明確にするペルソナを設定し、どんな検索意図を持って検索しているのか、検索行動に至るまでにどんな背景があったのかを考え、ターゲットのニーズに応える情報を見極めます。

キーワードの選定

ホームページ制作におけるコンテンツ作成のポイント2つめは、キーワードの選定です。

ホームページ制作において、ターゲットユーザーに自社のコンテンツを見つけてもらうにはキーワード選定が特に重要です。適切なキーワードを選ぶことでニーズのあるユーザーに情報を届けることができ、集客増加につながります。

しかし、最初から検索ボリュームが10000以上あるビッグキーワードばかりを狙うと競争率が高くなり、競合他社に埋もれてしまいます。

検索結果で上位表示され、より親和性の高いユーザーに訪問してもらうためにも、現ホームページの集客状況に合ったボリュームのキーワードを選ぶようにしましょう。

 

ユーザーファーストの徹底

ホームページ制作におけるコンテンツ作成のポイント3つめは、ユーザーファーストの徹底です。

コンテンツ作成では自社が伝えたい情報を発信するのではなく、常にユーザー視点になり、ユーザーが求めている情報を発信するという考え方が重要になります。

多くのターゲットが求めている情報であればコンテンツとしての価値が高まり、信頼できるサイトであるとしてホームページ全体の信頼性も高まるため、定期的な訪問につながります。

SEOを意識

ホームページ制作におけるコンテンツ作成のポイント4つめは、SEOを意識することです。

SEOが重要なのは至極当然のことですが、ただ文字数を増やせばいいのでは?と思われる方が意外と多いです。しかし、SEO強化のためには量ではなく質の方が重要であり、ターゲットのニーズに応える情報を的確に伝えているコンテンツが評価されます。

質を高めるためには網羅性の高さも重要です。複数のニーズを自社ホームページ内で解決できれば回遊率が上がり、ユーザーからも有益であると認識してもらえるためSEO評価が上がります。

また、SEO対策としてオリジナリティを織り交ぜることも効果的です。他社のコピーコンテンツは不正とみなされペナルティを受ける可能性もあるため、上位表示されているサイトを参考にしつつ、自社だからこそ発信できる情報を提供しましょう。

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まとめ

今回はホームページ制作のフローについて解説しました。

集客に強いホームページ制作を行うためには、最初に目的とターゲットをしっかりと固めることと、制作会社に任せっぱなしにせず、伴走しながら作り上げていくことが重要です。

外注でも内製でも余裕を持って手順に沿って進めることで狙い通りに成果を出すことができるでしょう。

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弊社では、SEOに強く、集客につなげるためのホームページ制作とサイト運用を行っています。企画、デザイン、コーディング、SEO対策、運営まで一貫して対応可能です。

ホームページ制作前から流入経路を考慮し、狙ったターゲットを獲得するためのキーワードを選定します。そして、各企業の目的を達成するための高品質なホームページ制作を実現します。

ビジュアルが良いだけでなく、しっかりと結果を出すホームページ制作で集客を図りたい方は、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。