企業がTikTokを運用すべき理由とは? メリットとデメリットを紹介!
昨今、SNSを運用している企業が増え、マーケティングに活用される媒体にも広がりが見られます。
なかでも最近増えてきているのがTikTok運用です。TikTokは他のSNSに比べると比較的新しく、ダンス動画やおもしろ動画が多く投稿されていますが、利用率が上昇するにつれて企業がTikTok運用に参入し、ビジネスとして活用する動きが増えています。
そこで、なぜ企業でTikTokを運用するべきなのか、そしてTikTokを運用するメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。
目次 |
企業がTikTokを運用する理由
企業がTikTokを運用する理由としては、大きく2つ挙げられます。
認知拡大
企業がTikTokを運用すべき一つ目の理由は、ユーザーへの認知拡大です。
現在、TikTokの利用者層は広がっていて、若者ばかりが利用しているSNSではなくなっています。そんな多くのユーザーが利用しているTikTokを運用することによって、企業の紹介、特徴、イメージなどを金銭的なコストをかけずに伝えることができます。
企業の認知を広げるためには広告を活用することも有効な手段ですが、広告出稿にはどうしても費用がかかってしまいます。そこで、拡散力の高いTikTokを運用することで、コストを抑えながら沢山のユーザーに認知してもらうことができるのです。
集客増加
企業がTikTokを運用すべき二つ目の理由は、集客増加のためです。
企業がTikTokを運用する際は必ず目的を設定しますが、集客は売り上げに比例するため、マーケティングにおいて集客を増やすことは非常に重要です。そのため、どの企業においても少なからず「集客を増やしたい」という思いがあるかと思います。
例えば、化粧品会社のTikTokアカウントであれば、こういった化粧品があるといった認知から始まり、知ってもらったうえで購入まで繋げるといったことが目的となるでしょう。
飲食店であればお店に来てもらうこと、不動産であれば見学に来てもらうことなど、集客を増やしたいという思いのもとで様々な目的を設定します。
TikTokを運用し、ある程度認知されるようになれば自然と最終的な目的の達成に繋がります。新しい顧客にアピールし、購入に結びつけるためにもTikTokは非常に効果的なツールの一つです。
TikTok運用のメリット
TikTok運用には以下のようなメリットがあります。
コストを抑えながら拡散できる
TikTokを運用する一つ目のメリットとして、予算をかけずに拡散できる点があります。
SNS運用の中でも比較的気軽に始めやすいTikTokでは、撮影した動画をすぐに編集でき、コストをかけずに投稿できます。ある程度の動画のクオリティーも必要にはなりますが、スマホだけで撮影から投稿まで完結するのであまり手間もかかりません。
広告を出そうとすると高い費用も時間もかかってしまうため、面倒に思ったり、諦めてしまう企業もあるかと思います。しかし、TikTokには「おすすめ」機能があり、興味を持ってくれそうなユーザーにおすすめとして表示してもらえるので、幅広いユーザーに拡散できるといった点では便利なSNSと言えます。
他社の参入率が低い
TikTokを運用する二つ目のメリットは、他社の参入率が低い点です。
多くの企業がTwitterやInstagram運用には着手していますが、TikTok運用まで行っている企業はまだ少なく、競合との差別化ができます。
他社がまだ参入していないうちに始めることで、自社のアカウントを見つけてもらいやすく、認知も広まり、新規顧客の獲得にも繋がります。
また、ユーザーは新しいものに魅力を感じるため興味をひきやすく、見てもらえる可能性も高まります。
宣伝色が出にくい
TikTokを運用する三つ目のメリットは、宣伝色が出にくいという点です。
TikTokでは広告が流れる際に「広告」という表示が出ますが、ユーザーは広告表示されると抵抗感を抱きすぐにスキップしてしまいます。
一方で、アカウントの運用による通常の投稿であれば広告表示はされないため興味を持ってもらいやすく、表示された動画だけでなく他の動画まで見てもらえる確率が高くなります。
また、企業のアカウントと言うと堅いイメージがありますが、TikTokの機能を駆使して親しみやすい動画を作り、ギャップを見せることでどんな企業なのか知りたいと思わせることができ、プロフィールを見てもらいやすい傾向にあります。
TikTok運用のデメリット
TikTok運用にはメリットがある反面、以下のようなデメリットもあるため把握しておきましょう。
目的を達成するまでに時間がかかる
TikTokを運用する一つ目のデメリットは、目的を達成するまでに時間がかかるということです。
TikTokを運用する最終目的として、集客を増やす、購入率を高めるなどがありますが、あくまでも認知や信用性があってこそ目的は達成されます。早い段階で認知が広まれば、集客や購入に繋がるスピードも速いかと思いますが、一般的には認知されるまでに約3ヶ月~4ヶ月はかかります。
一方で、実際に投稿した日に再生回数が伸びなくても1週間後に急に伸び、コメントといいねの数が増えるというケースもあります。そのため、再生率が低いからといってすぐに投稿を消してしまうのは非常にもったいないです。
再生数がいまいち伸びなくてもすぐに諦めずコツコツ投稿し続けることが大事です。最低でも週に2、3回の投稿を3ヶ月は続けることで徐々に結果が出てくるでしょう。
炎上する可能性がある
TikTokを運用する二つ目のデメリットは、炎上の可能性があるということです。
メリットとして拡散力があることをお伝えしましたが、不適切な投稿だった場合でもすぐに広まってしまうという恐ろしさがあります。
投稿者はそのつもりがなかったとしても、ユーザーにとって好ましくない動画だった場合コメント欄が荒れてしまったり、炎上してしまったことをネタにTwitterに拡散されたりと、予期せぬ拡散が起こってしまいます。
炎上は企業のイメージ悪化や売り上げ低下に繋がってしまう可能性もあるので、投稿する際には十分な配慮が必要になります。
まとめ
今回は、企業がTikTokを運用する理由やメリットとデメリットについてご紹介しました。
TwitterやInstagramに加え、気軽に始められるTikTok運用に取り組むことで、コストを抑えながら認知拡大や集客増加に成功している企業が増えています。
トレンドの発生源にもなりやすいTikTokは幅広いユーザーにアピールできる効果的なSNSです。今回ご紹介したメリットとデメリットを十分に理解したうえで、うまく活用してみてください。
弊社では、企業のTikTok運用代行サービスを行っています。各企業ごとの市場調査やターゲット設定、戦略立案、コンテンツ制作、広告出稿、効果測定まで、ワンストップで承ります。
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WRITER / YUME 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 企画営業 アカウントプランナーグループ 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |