TikTokとインスタグラムはどう違う?特徴や運用ポイントを解説!
すでにインスタグラムを運用している企業は多いですが、TikTok運用に着手し、認知拡大を狙う企業も徐々に増えています。
TikTokとインスタグラムはどちらもビジュアルメインで訴求できるSNSなので、これからSNS運用を始めようとしている企業の中には、両者の何が違うのか、理解していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、TikTokとインスタグラムの違いと、それぞれの運用ポイントについて解説していきます。
目次 |
TikTokとインスタグラムの特徴
まずは、TikTokとインスタグラムそれぞれの特徴についてご紹介します。
TikTokとは
TikTokには、生活や日常といった部分にフォーカスし、新しいものと偶然出会う面白さがあります。
メインユーザーは10代が多い印象がありますが、実際には20代から50代の割合も増えており、幅広い世代に指示されるSNSになっています。「おすすめ」機能により興味関心度の高いコンテンツを表示してくれるため、飽きずに視聴し続けられる点が特徴です。
また、TikTokはショート動画なので始めるハードルが低く、初心者でもすぐに始められるSNSです。投稿した動画がたまたまバズってしまったというケースも多く、逆にもの凄く仕上がりにこだわった投稿は再生数が伸びないということもあります。広告費をかけずに認知を広げることができるので、TikTok運用を始めている企業も増えています。
ユーザー側は投稿をせずに見るだけという方も多く、自分の興味のある投稿にはフォローをしていなくても、いいねやコメントを遠慮なくすることができます。コメント欄でのユーザー同士の情報共有なども多く、投稿に対して共感した方々のコミュニケーションの場となることもあります。
TikTokの人気ユーザーTOP5(2023年10月現在)
1位:バヤシ🥑Bayashi / @bayashi.tiktok 5.320万人
2位:Junya/じゅんや / @junya1gou 4,380万人
3位:michaeljackton.official / @michael.jackton.official 1,260万人
4位:ウエスP(Mr Uekusa/Wes-P) / @uespiiiii.1115 1,210万人
5位:straykids_japan / @straykids_japan 1,120万人
インスタグラムとは
インスタグラムは、理想や非日常を大事にした投稿が多く、同じ価値観を共有することが前提になっています。メインユーザーは20代〜40代となっていて、写真や動画の投稿だけでなく買い物の手段としてインスタグラムを利用する若者も多いです。
インスタグラムを運用する目的としては「企業・商品・サービスの認知度を高める」「ECサイトへの誘導」「同じ価値観のファン層と繋がる」などが挙げられます。企業でインスタグラムを開設し、今までその存在を知らなかったユーザーに対して認知・理解を深める内容を投稿していきます。
また、インスタグラムで人気になったインフルエンサーがブランドを立ち上げ、インスタを拠点としてビジネスをしていくケースも増えています。写真や動画は商品のイメージ、ブランドのイメージを伝えやすく、アパレルなどの商品販売に向いているため、実際にECサイトへ移動し、商品を購入に繋がるケースも多く見られます。
インスタグラムでは、ファン層の獲得のためにトップページの世界観の統一も必要になります。統一感を出すことでユーザーにおしゃれな印象を与えられ、フォローにも繋がりやすくなります。
インスタグラムの人気ユーザーTOP5 (2023年10月現在)
1位:モモさん(TWICE) / @ momo 1,326万人
2位:サナさん(TWICE) / @m.by__sana 1,099万人
3位:渡辺直美さん / @watanabenaomi703 1,002万人
4位:YUTA(中本悠太)さん / @yuu_taa_1026 968万人
5位:宮脇咲良さん(LE SSERAFIM) / @39saku_chan 937万人
TikTokとインスタグラムの違い
インスタグラムは、ビジュアルメインの投稿が多くショップ機能もあることから、コンバージョンを獲得しやすいというメリットがあります。投稿を閲覧したユーザーの購買意欲を高め、そのままECサイトへ誘導して購入してもらう流れを作りやすいです。
また、インスタグラムはクオリティの高い写真や動画が多いので、企業アカウントで投稿するときも、いかにきれいに上質に撮れているかが重視される傾向にあります。
一方、TikTokは生活の延長線上にある投稿が多く、何気ない瞬間の動画やまだ発信されていないようなリアルな情報が人気を集めています。
そのため、TikTokでは多少ブレていたり、近すぎたりしていても、逆にそこがリアルさを感じられ、ユーザーの印象に強く残るのでバズりに繋がることが多いです。あらかじめ用意されていたわけではない、思いがけず撮れてしまったような動画もTikTokであれば十分に活用可能なのです。
TikTokはストーリー性のある投稿も多く、一度興味を持って長く視聴したアカウントの投稿はフォローしていなくても「おすすめ」欄に表示されます。よって、自社に興味を持ってもらえる可能性が高いユーザーに、他の投稿も見てもらえるようになります。
人は自分が興味のあることであれば、何度も目にするうちに自然と好感を持ち親近感を覚えるので、「おすすめ」機能で何度か見ているうちにフォローへ繋がることも多いです。
TikTokとインスタグラムの運用ポイント
TikTokとインスタグラムでは運用ポイントも違うため、押さえておきましょう。
TikTok運用のポイント
TikTok運用では、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 投稿内容の分かりやすさやスピード感
- リズム良く、違和感をなくす
- ターゲットを明確にする
TikTokでは、動画の内容と同じぐらいテンポ感も重要になるので、ゆったりしたテンポで進みの遅い動画は好まれません。最初に何についての動画なのかをテロップなどで表示し、わかりやすさとスピード感を第一に考えて動画づくりを行いましょう。
インスタグラム運用のポイント
インスタグラム運用では、以下のようなポイントを意識しましょう。
- アカウントの世界観を守ること
- ビジュアルのおしゃれさ
- 規則的なトーン&マナーを守る
インスタグラムでは、最初に設定したアカウントの世界観を守ることが重要です。投稿によって雰囲気が違うとちぐはぐな印象を与え、ユーザーは違和感を抱きます。一貫したコンセプトで運用することによってブランディングにもなり、ファン化に繋がります。
まとめ
TikTokとインスタグラムの比較をしましたが、TikTokはインスタグラムに比べて運用を開始するためのハードルが圧倒的に低いので、これからSNS運用に取り組みたい方には特におすすめです。
何より、拡散力があるので短期間で多くのユーザーに見てもらえるというところがTikTokの魅力のように思います。まずは広告費をかけずに運用できるTikTokで企業の認知度を一気に高めていきましょう。
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WRITER / YUME 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 企画営業 兼TikToker 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |