LINE広告配信の最適化! ターゲティングや位置情報機能について解説

LINE広告のターゲティングや位置情報機能について解説イメージ

LINE広告では詳細なターゲティングが可能で、自社に興味を持ってくれそうな属性のユーザーをピンポイントで指定して広告を配信できます。

どのターゲティングを活用するのかがカギとなり、また、実店舗がある場合は位置情報の把握も売上アップに大きく関わってきます。

そこで今回は、LINE広告のターゲティングの種類と位置情報機能について解説していきます。

 

目次

LINE広告のターゲティング

実店舗のLINE広告では位置情報機能を活用しよう

まとめ

 

LINE広告のターゲティング

LINE広告には4種類のターゲティング機能が搭載されています。それぞれの特徴をしっかりと押さえて適切なターゲティングを行いましょう。

ターゲティングの種類① オーディエンスセグメント配信

属性、行動、年齢、性別、趣味・関心、購買意向、地域でセグメントして商品やサービスと親和性が高いターゲットに絞ってターゲティングを行い広告を配信できます。

LINEの利用には本名や詳しいプロフィールなどの設定が必要ないため、各ユーザーはLINEネットワーク内での行動に基づいてセグメントされたみなし属性で判別されます。

実名登録制のFacebookよりもターゲティング精度は落ちるかもしれませんが、LINEは圧倒的に高いリーチ力を誇るため、多くのユーザーに広告を配信してデータを学習し、ターゲティング精度を高めていけることが特徴です。

位置情報や携帯キャリア、誕生日、テレビ視聴頻度やモバイル端末の変更状況など各セグメントの中でさらに詳細に設定できるため反応してもらえる可能性が高く、無駄な費用をかけることなく利益を上げることができるでしょう。

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出典:LINE Business Guide 2023年4月-9月期版

ターゲティングの種類② オーディエンス配信

ユーザーの行動データに基づいて、すでに接点のあるLINEユーザーに絞ってターゲティング、または接点のあるユーザーを除いたターゲティングで広告配信が可能です。

例えば、これまでに自社の商品を購入したことがあるユーザーとLINEのデータを参照して別の商品の広告を配信して再度購入を促したり、逆に購入したことのあるLINEユーザーは除外して広告を配信し、初回購入を促すこともできます。

オーディエンスは動画視聴ユーザーやLINE公式アカウントの友だちであるユーザー、そしてその類似ユーザーなどでも作成可能です。

LINE広告のターゲティングや位置情報機能について解説イメージ3出典:LINE Business Guide 2023年4月-9月期版

ターゲティングの種類③ 類似配信

コンバージョンしたユーザーに類似しているLINEユーザーをターゲティングし、新たにコンバージョンする可能性の高いユーザーに向けて広告を配信します。

商品を購入してくれたユーザーと似た属性をもつユーザーをターゲティングすることで潜在顧客の獲得が期待できます。類似配信は自動と手動どちらでも設定することができ、手動の場合は類似度を1~15%の間で指定できます。

数値が小さいほど類似度は高くなり、アクションを起こしてもらえる可能性は高まりますが、リーチできる人数は限られてしまいます。数値が大きいほど類似度は低くなりますが、もととなるオーディエンスにできるだけ近い属性の多くのユーザーに広告を届けることが可能です。

自動で配信する場合は類似度をコントロールすることは難しいですが、広告を配信するごとに精度が高まり、適切なターゲティングをしてもらえるため安定したパフォーマンスが期待できるようになります。

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出典:LINE Business Guide 2023年4月-9月期版

ターゲティングの種類④ LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信

LINE公式アカウントの友だちになっているユーザーの属性に基づいて広告を配信します。

友だちであるユーザーとブロック中の友だちの2種類のオーディエンスが作成でき、友だち追加しているユーザーに似た属性のユーザーをターゲティングして広告配信することも可能です。広告への反応や友だち追加してくれる可能性が高いでしょう。

ブロックされているユーザーをターゲティングすることも可能なため、LINE広告で興味を引くことができればブロックを解除してもらえる可能性も高まります。

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出典:LINE Business Guide 2023年4月-9月期版

実店舗のLINE広告では位置情報機能を活用しよう

LINEには、自分や相手の現在地を伝えることができる位置情報機能があります。待ち合わせにはもちろん、店舗の場所の確認・共有にも便利な機能です。

この位置情報機能はLINE広告配信でも大いに役立ちます。

ターゲティングの種類のひとつであるオーディエンスセグメント配信では地域でセグメントができるため、指定した地域にいるLINEユーザーに絞った広告配信が可能です。

市区町村や半径で位置情報の指定が可能

位置情報機能を使えば、ターゲティングする際に市区町村を指定する以外にも特定の場所から半径1km~50kmまでの指定が可能です。また、指定した地域に住んでいる人だけでなく、その地域で働いている人や最近その地域にいた人という分け方も可能なため、旅行で訪れていたユーザーに向けたターゲティング配信を行いリーチを広げられます。

ユーザーが位置情報機能の権限を許可していない場合でも、IPアドレスや言語設定などその他のデータからおおよその位置情報を推測し、広告が配信されます。

WEBサイト上で完結するビジネスであれば位置情報はあまり関係ないかもしれませんが、飲食店や小売店など、実店舗がありお店に来てもらうことで売上につながるビジネスの場合は位置情報機能を活用したターゲティングは必須と言えるでしょう。

まとめ

今回は、LINE広告のターゲティングと位置情報機能について解説しました。

LINEはユーザー数が非常に多いため、LINE広告では様々なターゲティングを用いて自社の商品やサービスに合うターゲットを狙うことで費用対効果を高めることができます。

また、位置情報機能を活用してエリアマーケティングを行うことも効果的です。ターゲット層が多く住んでいるエリアに限定したターゲティングによって全国に配信するよりも無駄なコストを削減しながら反応率を高められるでしょう。

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WRITER / HUM
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。