リスティング広告で効果を上げる方法!5つのポイント
インターネット広告の主流であるリスティング広告ですが、少額で運用できる手軽な広告だからこそ、なかなか効果が出せず悩まれている方も多いのではないでしょうか。
この記事では効果を上げる方法について、5つのポイントに厳選して解説します。
目次 |
リスティング広告で得られる効果とは
リスティング広告から得られる効果について正しく認識できていますか?
リスティング広告から得られる主な効果は、ホームページなどのWEBサイトへのアクセス数のアップや、問い合わせ数や資料請求数の増加です。
問い合わせや資料請求といった目標のことをリスティング広告ではコンバージョンと呼び、運用者はコンバージョンの獲得を目指して広告見出しや説明文、キーワード登録を行います。
ユーザーが検索した語句に対して広告表示がされるリスティング広告は、認知拡大には不向きな広告となります。
また、SEO対策に繋がると誤認されている場合もありますが、リスティング広告の掲載がSEOの順位を上げるわけではありません。
正しくリスティング広告の効果を認識し運用を行いましょう。
リスティング広告で効果を上げるポイント
Point 1 - 目標を明確にする
リスティング広告において目標設定は重要な要素となります。
なぜなら運用する中で見えるデータや数値を蓄積し効果改善の施策を行うからです。
目標を明確にしたうえで運用を行うことで、効果検証、改善が格段に行いやすくなります。
また、複数人で運用を管理している場合は目標が指針となり、
一つの共通認識を持つことができるという点でも欠かせない要素となります。
必須の設定目標は下記3点です。
何を目標に設定するべきか分からないという方はまずはこの3点は必ず設定しましょう。
- 予算
- 目標コンバージョン数
- 目標CPA・・・コンバージョン獲得単価)
(目標CPA = 予算 ÷ 目標コンバージョン数)
【例】1か月の予算10万円で配信する場合
目標問い合わせ(コンバージョン)件数を10件としたとき、目標CPAは1万円となります。
予算決定の際にも、一か月でコンバージョンを10件、単価1万円で獲得したいから、
予算は10万円だなというように活かすことが出来ます。
Point 2 - 掲載順位を上げる
リスティング広告は掲載順位によってクリック率が大きく異なり、上位に表示されているものは必然的にクリック率が高くなります。
そのため費用対効果を上げるためには、1ページ以内に掲載されるよう順位を上げる必要があります。
では掲載順位を上げる方法について見ていきましょう。
リスティング広告は広告のランクが高いほど評価され、上位表示される仕組みとなっています。
広告ランクとは掲載順位のことで、入札単価と品質スコアで評価されます。
(広告ランク = 入札単価 × 品質スコア)
品質スコアとは名前の通り、"広告の品質が評価された点数" なのですが、
キーワードと広告文の関連性やLPとの連動性、また広告の推定クリック率などが評価の基準となります。
掲載順位を上げるためには入札単価競争だけでなく、広告自体の品質をあげていく必要があるということになります。
Point 3 - 効率の良い配信設定を行う
効率の良い配信設定とは、言い換えると無駄のない配信ということです。
簡単に改善できる施策として挙げられるのは、エリア設定の改善や登録キーワードの見直しです。
例えば配信エリアを市区町村単位で選んでいる場合や、ビックキーワードばかりを登録している場合は注意が必要です。
配信エリアは市区町村などの大きな単位で設定するのではなく、半径○キロのように細かくエリア指定してあげることで無駄な配信を簡単にカットすることが出来ます。
また、ビックキーワードばかりだと入札単価が高騰することにより、コンバージョンに近いユーザーの検索は細分化することが多く、本当に求めているユーザーへ表示できない場合があります。
加えて、様々な意味を含むキーワードの場合は全く関係のないユーザーへ配信してしまっている可能性があります。
もし上記の配信設定に当てはまっている場合は、より効率のよい配信が出来るよう、最適化なども活用しながら見直してみることをお勧めします。
Point 4 - キーワード・広告見出し・LPの関連性を高める
リスティング広告の表示の流れは、
検索キーワード → 広告見出し → ランディングページですが、この流れの関連性を高めることが重要となります。
Point 2 で述べたように、関連性を高めることは、広告の品質向上にも繋がり掲載順位が上がるというメリットもありますが、広告効果を高めるという点でも意味があります。
Googleが広告に求める条件として、”ユーザーの訴求にマッチしたものを上位に表示させ、Googleの検索エンジンの利便性の高さを保つ” という前提があるためです。
そのため、検索キーワードや広告見出し、リンク先のランディングページの関連性が重要になるということです。
Point 5 - 効果検証を怠らない
これは全てのWEB広告全般に対して言えることかもしれませんが、PDCAをしっかり回していくことが効果アップの重要なカギを握っています。
広告の効果が出ていないときは改善に向けてしっかり回せていることが多いですが、意外と広告効果が出ているときに怠ってしまうケースが多いです。
効果が出ているときこそ数値を詳細に分析することで、効果の変化に気づくことができ、成功例として他の配信設定に活かすことも可能です。
まとめ
今回はリスティング広告で効果を上げるコツを5つに絞ってご紹介しました。
みなさまのお悩みを少しでも解決できていれば幸いです。
弊社では、リスティング広告の運用はもちろん、初回無料のリスティング広告レポートの考察も行っています。
弊社マーケティング担当者がお答えさせていただきますので、下記よりお気軽にお問い合わせください。