ホームページ制作とSEOの関係性を徹底解説!

ホームページ制作とSEOの関係性を徹底解説!
 

目次

ホームページ制作とは

現在のホームページ制作

ホームページ制作とSEO

ローカルSEO

まとめ

 

ホームページ制作とは

皆さんはホームページといえば何を思い浮かべますか?企業の案内ページでしょうか?新着情報サイト?ショッピングサイト?ブログ?それとも掲示板でしょうか。

実際世の中にはホームページというものが溢れていて、得られない情報はあまりないのではないかと思うほど当たりまえになってきています。

特にここ数年に入りあまり外に出られないという環境に突然変化してしまったので一日にインターネットを開いた時間はどんどん長くなってきているようです。

また、個人でホームページを持てるよう簡単にページができるサービスなども増えており、昔のテレビじゃありませんが一家に1個あっても不思議ではないほど身近になっています。

ところがホームページ制作を本気で取り組む時、なにやらわけがわからない要素がワラワラ出て来ることになります。

ホームページは身近になってもホームページの制作に関してはまだまだ専門の人間に頼らなければならない分野といえるかもしれません。

現在のホームページ制作

ホームページ制作を簡単に表すと、自分の制作物をデータ倉庫に住所をつけて公開する。これだけの事なのですが公開の幅がものすごく広いため、見た人が色々なアクションを返してきます。

常に新しい人に見られているという意味で下手な芸能人などより多くの人が知っている可能性もあります。

現在、スマートフォンの普及によって更にインターネットの利用が増えているため私達はこうした人に常に見られるページを公開しているという事を意識してホームページ制作をする必要があるのではないでしょうか。

ある意味、大通りに看板を立てているのに等しいので、うまくお客様を誘導できれば営業マン何人分かの役割を果たしてくれる事になります。

ホームページ制作のデバイスへの対応

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ホームページを制作して公開する時、さまざまな人が見る事になりますが見ているパソコンも人それぞれであったりします。最近よく聞くのはgoogle chrome・safari・firefox・opera 辺りではないでしょうか。

特にandroidにはgoogle chromeがiphoneにはsafariがデフォルトで入っているので一番使われているのではないかと思います。基本的には上記2つの対応となるのですが、それに加えてwindowsではMicrosoft Edgeというものが代わりに登場したりしています。

それぞれのブラウザは色々な会社が一定のルールで独自に開発しているため、ある程度整合性はあるのですがちょっとずつ表示される内容が違ったりしています。

Chrome google
Safari apple
Edge Microsoft
Firefox Mozilla Foundation
IE(廃止) Microsoft
Samsung Internet サムスン
Opera オペラ・ソフトウェア

聞いたことのある会社ばかりではないでしょうか?こういったブラウザは常にアップデートを繰り返しているのですが、ものによってはA社にはできる見え方がB社にはできないといった事が発生します。

ChromeからFirefoxまででだいたい95%の利用者は網羅できているので基準になるかもしれません。

ちなみにどう見えるのか一部例を載せていますので詳しくは下記リンクからどうぞ。

 

ホームページ制作の目的

ホームページを作る時、目的を持って作成をすることが大事です。そう言われた時、当たり前じゃないかと思うかもしれません。しかし実際ホームページを作り始めると、ただ作ることが目的になってしまうことが多々あります。

ページを作って何を理解してもらい、どうアクションをおこしてもらいたいのか、そこをキッチリと決めた上で作成を行うと目に見えた失敗をしずらくなるので一度まとめることをおすすめします。

現在ホームページを既にもっていて、リニューアルを考えている人は現在のホームページの改善点をまとめてみても良いかもしれません。

 

ホームページ デザイン

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ホームページのデザインに関してですが、実際のところ、見た目としてのデザインよりもページの構成といったものをきちんと決めた上で作り上げる事が重要になってきます。

必要なものを必要なところへ配置して、きちんと文章と写真を使って表現すればすごく突飛なことを始めなくても閲覧者の方は満足してくれます。

もちろん芸術性があったほうが良い場合もありますが、何を中心にがんばるか明確にしておくことで、ホームページデザインの形も見えてきやすくなります。

ホームページ制作とSEO

ホームページの制作とSEOは切っても切れない関係にあります。その理由はSEOによってそのホームページに来てくれる客層が変わるからです。

検索した際に自社のホームページが何ページ目に出てくるのかを把握して、順位が上がっていくよう、ホームページ内部に一定のルール付けに基づいて行う施工、これをSEO対策といいます。

当ページの現在のホームページ制作の項目でも触れましたがホームページを営業マンだと考えると、この営業マンをどこのイベント会場に送り出すのかを決めるのがSEO対策の決め手です。

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例えばですが、食品販売イベント中に全く関係ない家電の販売営業かけても人はあまり寄り付きません。なぜなら会場の人は「食べ物が欲しい」のであって「家事道具」は求めていないからです。

こういった違いを把握しながら最適なキーワードを見つけ、自分のホームページが活躍できるようにするのがSEO対策の内容となります。

SEO対策で検索順位を上げていくポイント

SEO対策の中で抑えておきたいポイントがいくつかありますが、基本的な考え方として内部対策と外部対策があります。本当にざっくりとですが、内部対策は社内でできること、外部対策は自社以外の会社に協力が必要な対策だと考えてください。

検索した際の順位決定は、検索エンジンを作成した会社の独自ルールが適用され、ユーザーにより使いやすい、ホームページが上位に上がって来るようになっています。

これを検索アルゴリズムと呼びます。このアルゴリズムは定期的に更新されており、そのたびに順位の変動が起こります。

制作側の課題としては、このアルゴリズムの正解について公式公開されているわけではないため、対策を行う人は基礎知識と試行錯誤が必要となります。検索順位の反映の流れとして3ステップほどあります。

  • STEP1 クロール(巡回)クローラーが世界中のサイトを巡回し、サイト情報を取得
  • STEP2 クローラーが集めたサイト情報を登録、保存
  • STEP3 アルゴリズムによるサイト評価Googleアルゴリズムにより評価し、検索順位決定

流れとしては上記の通りですその他の流れとして、ここでクロールされた結果ペナルティを受ける場合などがあります。ペナルティを受けてしまうと、会社名で検索しても検索結果には表示されなくなってしまうため注意が必要です。

 

前置きが長くなりましたが、それぞれのポイントについて解説します

内部対策

◆キーワードの選定

自分のホームページが何の単語で検索した際に出てきてほしいのか、です。こちらを決めておくことで対策がグッとしやすくなります。注意点としては、あまり範囲が大きな単語をにするとライバルが多すぎて埋もれてしまう点に気をつける必要があります。

例えばあなたがパン屋だとして、ただ「パン」という単語で検索上位を狙おうとすると世界中のパン屋を相手に戦うことになります。

もちろん大きな野望を抱いてそういったもので頑張る場合は問題ありませんが、誰に向かって発進を行いたいのかそれを考えてキーワードを選択すると選びやすくなります。

◆ページへの反映

作成したホームページを見たユーザーが有益な情報を得られるようページの中身を濃くしていきましょう
より具体的に書いておけば、クローラーが回ってきた際に、役立つコンテンツとして認識してくれます。対策したいキーワードに関連する項目を惜しまずに書くことが大切です。

◆内部同士のリンク

ユーザーが次のページに行きやすいよう、または独立したページが無いように各ページ同士はリンクを貼り移動しやすいようにしましょう。

もしあなたのホームページにブログ機能などのCMSが入っているようであれば、最初に設定しておけば後がずいぶん楽になります。

◆検索エンジンへの登録

現在日本でもっとも使われている検索システムはgoogleとyahooです。ただ、両者とも検索順位システム自体はgoogleに集約されているので、google対策がSEO対策と呼べるかもしれません。

googleにはgoogleサーチコンソールと呼ばれるホームページの登録リクエストが行えるサービスもありますので利用してみるのも一つの手でしょう。 

あた、作成したページがgoogleにインデックスされない際の問題点について下記記事にてまとめていますのでよろしければ下記リンクよりどうぞ。

外部対策

◆外部へのリンク

内部対策に対して外部対策と呼ばれるものの1つに被リンクというものがあります。文字の通り外部から自分のサイトに被されるリンクです。

外部からリンクがあるならそのサイトは参考にされるほどよいサイトだ。という評価になるというわけです。

ただし、いい加減にリンクを集めたりすると逆効果になる場合もあるので、対策を行う場合には、被リンク業者には頼らず集めることをお勧めしています。 

海外のSEO

日本の検索順位対策はバッチリになったとして、海外ではどうでしょうか?AIがうまくやってくれるんでしょ?と思うかもしれませんがそうとも限りません。

海外には海外用に対策を行う必要があります。もしインバウンドなどで海外に向けて展開していきたいと考えているのであれば、国を絞って一つずつ対応していくことをお勧めします。

詳細については下記URLを参照ください。

海外のSEO対策は日本と違いがあるのか?環境の違いと注意点について紹介!
  

web制作の会社

制作会社についてですが、こちらの話をよく聞いてくれる会社様を選ぶのが最も良い方法です。話が通じづらい会社様を選んでしまうと、本来の目的とズレたホームページになってしまうおそれがあります。

これは相性の問題だと思いますので、作成の際には一度担当の人間と話してみると良いかもしれません。1つ言えることは、ページの作成を丸投げしてしまうのはあまり望ましくないという事です。

あなたの会社の事業はあなたがホームページ制作会社へ依頼した時に初めて認識されます。

初めて合った人に「やぁ、はじめまして。私の事は見た目の通りだからアピールのための服をよろしく」とは言わないように、相手にきちんと説明した上で、制作を一緒に進めると納得のできるものに仕上がりやすくなります。

ホームページ制作事例:

ローカルSEO

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皆さんが一度は使った事があると思われるgoogleマップ。お店の名前を検索するとすぐ地図にピンで案内してくれて便利なツールですが、「ランチ」や「コンビニ」などで検索した時にいくつか近くの店をピックアップしてくれる機能があります。

検索エンジンの検索結果やマップ検索結果に表示されるように最適化を行う、地域性に特化したSEO、これをローカルSEO、MEO対策と呼びます

たとえば、「品川病院」「カフェ堀江」「レストラン博多」といった特定の地域名を含むキーワードで検索上位表示を目指す施策です。

こちらもいくつかルールがあり、それを守りながら対策することで上位を目指すことができるようになります。実店舗を持っている方はこちらを頑張っている所も多いようです。

詳細については下記URLを参照ください。

まとめ

ここでは、ホームページ制作とSEO対策のポイントなどを紹介しました。

ホームページ制作自体は簡単に作成できるツールが増えてきましたが、それぞれの企業でどういう物にしていくべきかは状況や体制によって大きく変わると思います。

ですので、自社のホームページ制作の目的を見極めて、どのように構成するのかどこに頼むのかを慎重に検討していただければと思います。

とはいえ、gooleが無料で提供しているツールをうまく利用すればある程度対策が可能ですので、ひとまずサーチコンソールとアナリティクス使ってみて自社で試してみることをお勧めします。

ここで紹介した内容が皆様の助けになれば幸いです。