GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるべき理由とメリット
Googleビジネスプロフィールを運用している店舗の中には、Instagramを運用している店舗も多いかと思います。
どちらも集客に効果的な媒体ですが、店舗の運営を行いながら運用や投稿を両立するのは大変なため、連携させることができれば双方の投稿が一括で完了し、業務の無駄を減らすことができます。
現状、GoogleビジネスプロフィールとInstagramは連携ができませんが、サードパーティツールを利用することで連携が可能になり、業務効率化を図れます。
そこで今回は、GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるべき理由やメリット、連携方法について解説していきたいと思います。
目次 GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるべき理由 GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるメリット GoogleビジネスプロフィールにInstagramの投稿を連携する方法 GoogleビジネスプロフィールにInstagramへのリンクを掲載することは可能 Googleビジネスプロフィールの投稿をInstagramに連携する際のポイント |
GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるべき理由
前提として、Googleビジネスプロフィールには投稿機能があり、キャンペーンやセール情報、商品やサービスに関する情報をブログのような形式で発信することが可能です。
ユーザーにとって有益な情報を投稿することで、検索をかけて目に留めてくれたユーザーの来店動機を刺激し、集客につなげる効果があります。
Instagramのユーザー数は増加を続けている
Instagramはビジュアルメインのプラットフォームであるため、言語が異なるユーザー同士でも繋がりやすく、世界的に大人気のSNSです。
ユーザー数は全世界で20億人以上(2024年4月時点)、国内では6,600万人以上(2023年11月時点)となり、2010年のサービス開始以降、増加の一途をたどっています。
参照:【2024年8月版】人気SNSのユーザー数まとめ|X(Twitter)、Instagram、LINE、TikTokなど|WE LOVE SOCIAL
多くのユーザーに見てもらえ、認知度が上がる
Instagramはハッシュタグで検索をかける「タグる」や、発見タブを開いて気になる投稿を見つける「タブる」といった独自の検索方法を通して情報収集でき、現在は何かを調べる際にまずGoogleではなくInstagramを開く人も非常に多いです。
とはいえ、店舗を探すときや情報を収集するとき、依然としてGoogle検索やGoogleマップを利用する人も少なくありません。コロナ禍ではできるだけ近くの店で用事を済ませたいことも多いため、やはりGoogleマップが便利ですよね。
一般的に情報収集をする際に大多数の人が利用するGoogle検索・Googleマップ、コンバージョンにつながりやすいInstagram、どちらも利用する人が多いため、連携させることでどちらのユーザーにも訴求でき、認知されるようになるのです。
GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるメリット
ここでは、GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させるメリットを紹介します。
業務効率化につながる
Googleからの評価を高めたり、集客率を上げるためには週に1~2回の定期的な投稿が推奨されています。しかし、店舗の運営で忙しいオーナーにとって、SNSとビジネスプロフィールのどちらの投稿も続けていくことは厳しいかと思います。
GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させることで、Instagramの投稿にかける労力のみでGoogleビジネスプロフィールへの投稿も完了し、無駄な工数が減って業務効率化につながります。
同じ内容の投稿が自動的に配信されるため、どちらか一方だけ投稿し忘れてしまった!ということもなくなります。
継続的な投稿で信頼度アップ
GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携していない場合、どうしても一方だけに投稿が集中してしまい、もう一方はおざなりになってしまいがちです。
しかし、連携すれば両方の投稿頻度を保つことができるため、問題なく運営している店であることをユーザーが確認でき、安心して利用できます。
例えば、週に2~3回投稿している店舗と1~2ヶ月に1回しか投稿しない店舗であれば、前者の方が信頼でき、行ってみようと思えますよね。
日々の投稿はユーザーにとって有益な情報であるため、高い更新頻度を保っている店舗はGoogleからの評価も良くなり、MEO対策にも良い影響を与えるでしょう。
キーワードとの関連性が強まり、Googleからの評価が高まる
GoogleビジネスプロフィールとInstagramを連携させて双方で投稿を蓄積していくことで、設定した検索キーワードと自店舗の関連性が高まり、ターゲットユーザーの検索結果に表示されやすくなります。
例えば、矯正歯科医院の場合、「矯正歯科」というキーワードを含めた投稿を重ねていくことで、矯正歯科というビジネスと関連性が高い店舗であるとGoogleに判断してもらえ、矯正歯科で検索をかけたユーザーにヒットしやすくなるということです。
SNSはいいねやリツイート、シェアなどの機能があり、多くの人に拡散されたり言及されること(サイテーション)も期待できます。サイテーションは認知度や関連性の強度にも大きく関わるため、Instagramで投稿を続けていくことでGoogleからも評価されやすくなります。
Googleビジネスプロフィールの投稿をSNSに連携する方法
Googleビジネスプロフィールは、FacebookやXであれば簡単に投稿を連携させることが可能です。以下のような手順で連携させましょう。
アプリから連携する方法
- Googleビジネスプロフィールのアプリを開く
- 「プロフィール」を選択する
- 「投稿」をタップする
- 連携させるSNS(FacebookまたはX)を選択する
ブラウザから連携する方法
- Googleビジネスプロフィールの管理画面を開く
- 左側のメニューから「投稿」を選択する
- 連携したい投稿を選び、右下にある「情報を共有」をクリックする
- 連携させるSNS(FacebookまたはX)を選択する
GoogleビジネスプロフィールとInstagramの投稿連携はサードパーティツールが必要
現在のところGoogleビジネスプロフィールはInstagramとは連携できない仕様となっており、同じ投稿をするにはすべて手作業で行う必要があります。InstagramにもGoogleビジネスプロフィールと連携できる機能は備わっていないため、同時に投稿することはできません。
自動で連携させるためにはサードパーティツールが必要になります。
GoogleビジネスプロフィールとInstagramの投稿を連携できるMEO対策ツールが展開されているため、そういったツールを利用することで1度の労力で双方への投稿が完了し、手間を増やさずに認知度を高めることができます。
Googleビジネスプロフィール運用において対応してほしい範囲や設定している予算によって自社に合ったサードパーティツールの選定が重要です。
GoogleビジネスプロフィールにInstagramへのリンクを掲載することは可能
InstagramとGoogleビジネスプロフィールで投稿の連携はできないと前述しましたが、Instagramを含めた各SNSのリンクをビジネスプロフィールに掲載することは可能です。
リンクを設定するとビジネスプロフィールの下部にSNSのアイコンが表示されるようになります。
アイコンが表示されていれば、プロフィールを見たユーザーがすぐに遷移→認知度アップという流れを作りやすくなるというメリットがあります。ホームページを持たない店舗もInstagramのプロフィールページを設定することで集客増加が期待できるでしょう。
ジャリアは現在Instagram、Facebook、Pinterest、X、Linkedinと連携しており、各アイコンがGoogleビジネスプロフィール上に表示されています。
上記のSNS以外にもTikTok、YouTubeの連携が可能です。
しかし、Googleは以下のように発表しているため、リンクを設定しているからといって必ずしもビジネスプロフィール欄にアイコンが表示されるわけではないと認識しておく必要があります。
現在のところ、ソーシャル メディアのリンクは一部の地域でのみご利用いただけるため、お客様のビジネス プロフィールではご利用いただけない場合があります。 |
引用:ソーシャル メディアのリンクを管理する|Googleビジネスプロフィールヘルプ
Googleビジネスプロフィールの投稿をInstagramに連携する際のポイント
Googleビジネスプロフィールの投稿をInstagramに連携する際は以下の点に注意しましょう。
Instagramへの投稿は画像が必要
InstagramはビジュアルをメインとしたSNSとなるため、投稿には画像や動画が必要です。Googleビジネスプロフィールにテキストのみ投稿した場合は新たに画像を用意し設定した上で投稿しましょう。
また、Instagramの画像はアスペクト比1:1が推奨されています。縦長・横長の画像も投稿できますが、上下左右がトリミングされてしまうため、Googleビジネスプロフィールに画像付きで投稿した際もInstagramに連携する際は調整しましょう。
ハッシュタグを活用する
Instagramにはシェア機能がないため、ユーザーはハッシュタグを使って検索をかけ、情報を得ようとします。
よって、Googleビジネスプロフィールの投稿をInstagramに連携する際は、投稿と関連性の高いハッシュタグを記載することで、より多くのユーザーに見つけてもらいやすくなります。
また、ビジネスプロフィールの投稿にもハッシュタグをつけることで、ユーザーがタグ付けしたキーワードで検索をかけた際に上位に表示されやすくなります。
ハッシュタグを上手く活用し、興味を持ってくれる可能性の高いユーザーとの接点を増やしましょう。
Googleビジネスプロフィール集客対策ツール
「kuchi ko meet」
「kuchi ko meet」は、日々の集客効果をすぐに確認・分析でき、Googleビジネスプロフィールに関する全ての情報を一括で管理できるMEO対策ツールです。
kuchi ko meetなら月々5,000円の低価格から運用が可能です。Instagramをはじめ各SNS投稿の連携以外にもGoogleビジネスプロフィール運用を成功に導くための多数の機能が凝縮されたツールであり、リソースや知識がなくても集客率アップを可能にします。
まとめ
今回は、GoogleビジネスプロフィールとInstagramの連携について解説しました。
多くのユーザーに閲覧してもらい認知度を上げるためにもGoogleビジネスプロフィールとInstagramの連携は必須事項と言えます。
しかし、現状では連携機能はないため、ツールを利用することで手間をかけずに投稿でき、集客力を高めることが可能です。自店舗に合ったツールを選び、MEO対策を強化していきましょう。
今回ご紹介したkuchi ko meetの詳細を知りたい方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
WRITER / HUM 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBライター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |