SEO外部対策の重要性と実施すべき施策を紹介！

みなさんは、SEO外部対策に取り組んでいますか？

SEO対策というと、どうしても内部対策ばかりに目を向けがちですが、外部対策もSEOに大きく影響を及ぼすため、両方漏れなく行っていく必要があります。

しかし、いざ取りかかろうとしても何をどう対策すればいいのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、SEO外部対策の重要性と実施すべき施策について紹介していきたいと思います。

SEO外部対策とは

SEO外部対策とは、サイトの外部に働きかけ、評価を高めるためのSEO対策です。外部サイトに自社サイトやコンテンツのリンクを貼ってもらう「被リンク」を獲得することを目的としています。

SEO外部対策では被リンクの獲得が最重要事項です。

被リンク獲得は自社でコントロールしにくく、内部対策やコンテンツSEOに比べて改良や調整が難しいですが、検索順位に大きく影響するためほったらかしにせず、きちんと対策していく必要があります。

また、被リンクは量も大事ですが、それ以上に質が問われます。いくら被リンクを多く獲得しても、そのほとんどが質の低いサイトからのリンクや関連性の低いサイトからのリンクであれば、SEO評価はむしろ下がってしまいます。

SEO内部対策で自社サイトのクローラビリティとユーザビリティを高め、コンテンツSEOで集客を図り、外部対策で質の高い被リンクを獲得することで検索順位は上昇していきます。

つまり、SEOで最大効果を出すためにはどれかひとつだけに力を入れるのではなく、内部・外部・コンテンツSEOのすべてに包括的に取り組んでいく必要があるのです。

SEOにおいて外部対策が重要な理由

SEOにおいて外部対策が重要な理由は、簡単に言うと、第三者から支持されている有益なWEBサイトであると判断できるからです。

SEOでは、E-E-A-T (経験-専門性-権威性-信頼性)が非常に重視されており、第三者からのリンクはこの４つの要素を判断するための手助けとなります。多くの人がリンクを貼り、引用・参考にしているサイトは上位表示に値する信頼できる発信源として認識され、SEO評価が上がります。

また、Googleは被リンクの重要性について「Googleが掲げる10の事実」で下記のように述べています。

引用：Googleが掲げる10の事実：Google

Googleのアルゴリズムは被リンクを投票と解釈しているため、投票数=支持数となり、投票数が多ければ多いほど、支持されている有益なコンテンツであると判断されSEOにプラスになります。

このように、Googleだけの判断でSEOは機能しているのではなく、ユーザーからの投票も合わせて判断材料にしており、民主主義の体制をとっていることがわかります。

さらに、被リンクの獲得はクロール促進にも有効です。

クローラーはリンクを辿って情報収集していますが、WEB上には膨大な量の情報が詰まっているため、全てのサイトをクロールするには時間がかかってしまいます。しかし、いろんな外部サイトにリンクが貼られていれば、自社サイトがクローラーに見つかりやすくなり、SEOに良い影響を及ぼします。

SEO外部対策では良質な被リンクの獲得が重要

繰り返しになりますが、被リンクは量だけでなく質も重要であり、良質な被リンクでないとSEO効果は期待できません。

被リンクの量

まず、被リンクの量については、ひとつのサイトから多くの被リンクを獲得するよりも、いろんなサイトから獲得した被リンクの方がSEO効果は高いです。

Googleはどれだけ多くのユーザーから支持を得ているかという判断基準を持っているため、量の観点で重要なのは、被リンク自体の数よりも有用なコンテンツであると評価したユーザーの数ということになります。

被リンクの質

被リンクの質については、関連性の高いサイトからの被リンクや検索結果で上位表示されているサイトからの被リンク、鮮度の高い被リンクだとSEO効果が高くなる傾向にあります。

例えば、SEO対策について調べているA社の担当者が、B社のSEO対策についてのコンテンツを読み、とてもわかりやすく参考になったと評価したとします。

その後、A社の担当者がSEOについてのコンテンツを作成する際に、B社のコンテンツをシェアしようとリンクを貼ったり、記事の一部分を引用したため引用元としてリンクを貼った場合は自然に発生した被リンクであり、同じSEOについて書かれた関連性の高いページからの被リンクとなるため、良質な被リンクと言えます。

また、リンクを貼ってくれたサイトが検索結果で上位表示されているサイトであったり、公的機関であった場合は、E-E-A-Tが揃った有益なサイトに紹介されている価値のあるページとして評価され、SEO効果はさらに高まります。

さらに、被リンクは新鮮さも重視され、遠い昔に獲得した被リンクよりも最近になって獲得した被リンクの方が価値があると判断され、SEOに有利になります。

被リンク獲得の注意点

被リンクの獲得には注意点もあります。

まずはスパムリンクです。スパムリンクとは、被リンク評価を高めることを目的とした被リンクのことで、ペナルティの対象となるため注意しましょう。

売買して自作自演した被リンクや、自動生成されたコンテンツからの被リンク、多数のリンクが羅列されたリンクサイトに登録することは不正行為とみなされSEO評価が下がってしまいます。

また、リンクの属性にも注意が必要です。リンク先のコンテンツを認識させないnofollow属性が設定されている場合、被リンクとして認識されず、効果が無効になってしまう場合もあるため、必ず被リンクチェックツールを利用して有効なリンクであることを確認しましょう。

SEO外部対策で実施すべき施策

ここでは、SEO外部対策で実施すべき2つの施策を紹介します。

良質なコンテンツを提供する

これは外部対策に限らずSEO全体に言えることですが、まずは良質なコンテンツを提供し続けることが重要です。良質なコンテンツとは、自社のターゲットとなるユーザーがどんな悩みを抱えているのかをリサーチし、解消できるようなコンテンツのことを指します。

コンテンツ作りは「SEOで結果を出すため」という目的も当然ありますが、ランキングのことばかり考えて作成したコンテンツはユーザーの姿が見えていないことが多く、誰にも刺さらないコンテンツとして閲覧されることなく終わってしまいます。結果的にSEOにもマイナスとなるでしょう。

一方、良質なコンテンツは「悩みを解消できた→役に立った→みんなにシェアしよう」という流れを作りやすく、外部サイトやSNSにリンクを貼ってもらえるため、被リンクが獲得が期待できます。

被リンクが増えれば検索順位もあがり、流入するユーザーも増えるでしょう。ユーザーの流入増加は被リンク数のさらなる増加につながり、SEOに強いサイトへと成長していきます。

外部対策に取り組む際は、ユーザーが求めているコンテンツを提供できているかをいま一度振り返り、ブラッシュアップを重ね、ユーザーが思わず他の人にシェアしたくなるようなコンテンツ作りを心がけましょう。

拡散しやすくする

コンテンツを自社サイト内だけで発信しただけでは、いくら良質なコンテンツでも閲覧してもらえる数が限られてしまい、被リンク増加は期待できません。

コンテンツ作成後は、自社で運用しているSNSやメールマガジンでも発信してより広い範囲のユーザーに知らせて閲覧を促しましょう。

また、現在はSNSを利用するユーザーも非常に多く、シェアする媒体も多様になっています。そのため、わかりやすい場所に各SNSのシェアボタンを設置し、手間をかけずスムーズにシェアできるようなサイト設計にしておきましょう。

ボタンを設置していない場合と比べ、より多くのユーザーにアクションを起こしてもらえる可能性が高まり、閲覧数も増え、被リンク獲得数も増えるでしょう。 

まとめ

今回は、SEO外部対策の重要性と実施すべき施策について解説しました。

SEO外部対策はコントロールしにくい部分であるため諦めてしまう企業も多いですが、ユーザーから支持されている有益な情報であるとGoogleに伝える重要な判断材料であり、検索順位向上に貢献するためしっかりと対策をとりましょう。

外部対策でも考えるべきことは内部対策やコンテンツSEOと変わらず「ユーザーの役に立つ良質なコンテンツ作り」です。ユーザーファーストの徹底がSEOの基本となります。

自社サイト・コンテンツと向き合い、外部・内部・コンテンツSEOすべてをひっくるめた包括的で効果的なSEO対策を行っていきましょう。

弊社では、SEO内部対策、外部対策、コンテンツSEOすべてに精通しており、包括的なサポートが可能です。

お客様の事業、要望などをヒアリングしながら、事前調査、サイト構築、キーワード選定、コンテンツ作成、効果測定までワンストップで承ります。

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