宿泊施設のホームページで予約を増やす導線設計|“見るだけ”で終わらせないUI/UXとは?

宿泊施設ホームページ制作の株式会社ジャリアのUI/UXで差がつく導線設計イメージ

ホームページはあるけど、予約が入らない」「見られてはいるけど、予約フォームまで進まない」—— そんな課題を感じている宿泊施設は少なくありません。

OTAに頼らず予約を獲得するためにはユーザーが自然に予約したくなる”ホームページの構造設計が欠かせません。この記事では、宿泊業界に特化した導線設計のポイントを、ページ構成・UI・導線の配置・心理的動線の観点から丁寧に解説します。 

目次

なぜ今、ホームページの導線設計が重要なのか?

ホームページ導線設計の基本ステップとは?

予約率を高めるUI/UXの工夫

導線設計の成功事例から学ぶ“変化の要因”

最後に|:宿泊業に特化した導線設計で予約を最大化する 

 

なぜ今、ホームページの導線設計が重要なのか 

宿泊施設の公式ホームページは、単なる情報提供ツールではありません予約”という成果を獲得するための、最も重要な販促資産です。

しかし、導線設計を怠ると、いくら美しい写真や丁寧な文章があっても見るだけで終わるサイト”になってしまいます  

OTAからの脱却には“予約につながる設計”が不可欠 

OTAを経由した予約では、手数料が発生するだけでなく、顧客との接点が分断されてしまいます。自社ホームページからの予約を促進するためには見る→納得する→行動する”というユーザーの心理に沿った導線が必要です。

とくに「予約ボタンの位置」「料金表示の明瞭さ」「特典の見せ方」などは、成約率に直結します 

SNSや広告との連携で“着地ページ”の質が問われる時代 

InstagramやLINEなどのSNS、あるいはリスティング広告やポータルサイトから誘導されたユーザーはその瞬間”期待感を抱いています。

にもかかわらず、遷移先のホームページに魅力的な構造がなければ離脱されてしまう。今は「ホームページの入口設計」だけでなく、「着地後の体験設計」が問われる時代です 

宿泊施設ブランディングの株式会社ジャリアのホームページ制作イメージ

 

ホームページ導線設計の基本ステップとは 

宿泊施設のホームページで予約率を上げるためには、感覚的なデザインではなく“導線設計の原則”に基づいた構造づくりが欠かせません。ユーザーがサイトに訪れてから予約フォームへと自然に進む流れを、段階的に組み立てていく必要があります。 

ファーストビューで“伝えるべき情報”を完結させる 

訪問者がページを開いて3秒以内に離脱するか否かは、「第一印象」でほぼ決まります。ファーストビューには「どんな宿か」「どこにあるか」「何が強みか」「予約はどこからか」という情報を一枚にまとめ、視覚的にも直感的にも伝わる構成にすることが大切です。

キャッチコピー・画像・ボタンの配置で、サイト全体の信頼感と方向性が決まります 

導線は“動線”であり“心理設計”でもある 

導線設計とは、ページ上のクリックの流れを誘導するだけではありません。ページを見ているユーザーの感情がどう動くかを想定し、「この次に何を知りたくなるか」を先回りして設計することが求められます。

たとえば、施設紹介ページの最後に「空室状況を見る」ボタンがあれば、自然と予約行動につながります。説明から行動への“心理の階段”を用意することが、成功するホームページの条件です。 

予約率を高めるUI/UXの工夫 

ホームページの“見た目”だけでは予約にはつながりません使いやすさ”“迷わなさ”がセットになってこそ、コンバージョンに直結するサイトになります。 

宿泊施設ブランディングの株式会社ジャリアの宿泊予約イメージ

予約ボタンの設置位置と色彩に意味を持たせる 

予約ボタンは、どのページにも固定表示されているのが理想です。スクロールしても追従して表示され、いつでも“押せる場所”にあることで、ユーザーは機会を逃しません。

また、ボタンの色はブランドカラーと差別化することで、視認性が高まり「ここが押しどころだ」と直感的に伝わります。予約までのハードルを限りなく下げることがUI設計の要です。 

フォーム離脱を防ぐためのステップ設計 

入力項目が多すぎる予約フォームは、途中での離脱を招く最大の要因です。必要最低限の項目からスタートし、ステップごとに進める構成にすれば、心理的な負担を減らすことができます。
また、入力途中でも「あと○ステップです」といった進捗ガイドを表示することで、完了へのモチベーションが維持されやすくなります。UI/UXは予約完了の“最後の壁”をいかに下げるかという発想が肝です 

導線設計の成功事例から学ぶ“変化の要因 

ユーザーの行動はわずかな要素の違いで大きく変化します。ここでは、実際に導線設計を見直すことで予約率に変化があった宿泊施設の事例を2つご紹介します。 

宿泊施設ブランディングの株式会社ジャリアの脱OTAスマホイメージ

ファーストビュー変更で直帰率を30%改善 

ある温泉旅館では、トップページのファーストビューを“動画背景付きのシンプルな構成”から静止画とメッセージの訴求型構成”変更しました。

これにより、ページ滞在時間が大幅に伸び、直帰率が約30%改善。結果として、空室確認ボタンのクリック率が1.4倍に増加し、最終的な予約数も上昇しました。第一印象の重要性が如実に現れた好例です。 

予約ボタンの位置調整でCV率1.5倍に 

別のリゾート施設では、予約ボタンがフッターのみに配置されていたため、ユーザーが辿り着くまでに迷うケースが多発。予約ボタンを右下に常時追従させ、さらに宿泊プラン紹介の各ブロック下にも配置した結果、CV(コンバージョン)率が約1.5倍に改善。

導線の「配置と数」がユーザーの判断を左右する決定打になることを示した事例です。 

最後に|宿泊業に特化した導線設計で予約を最大化する 

ホームページは、単なる情報発信の場ではなく、“売上を生むための戦略資産”です。宿泊施設の魅力を伝えるだけでなく、予約というゴールに向かってユーザーを自然に導く構造こそが、これからの宿の“勝てる設計”です。 

株式会社ジャリアでは、福岡を拠点に宿泊業に特化したホームページ制作・導線設計・予約最適化を行っています。単なるデザインではなく、“成果の出る構造”をご提案し、OTA依存からの脱却と自社ブランド価値の向上をお手伝いします。

ホームページを使って本気で予約を取りたい宿泊施設の皆様は、ぜひhttps://jarea.jp/よりご相談ください。 

宿泊施設の自社予約率を最大化するためのホームページ戦略【脱OTA完全ガイド】

SNSでファンを育てる宿泊施設の情報発信イメージ5

WRITER / Yigg
株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 WEBコーダー

株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。

※本記事は、株式会社ジャリアのWebマーケティング部による編集方針に基づいて執筆しています。運営ポリシーの詳細はこちらをご覧ください。