LINE公式アカウントを開設したのに放置している会社がやるべき最初の一手
「開設はしたけど、何もできていない」——LINE公式アカウントに関して、こう話す担当者は少なくありません。
開設した当初はやる気があった。でも何を配信すればいいかわからず、気づけば数ヶ月が経っていた。担当者が変わって引き継ぎもできていない。そういった会社が、実態として多く存在しています。
放置しているあいだも、友だちはそのアカウントを見ています。最終配信が半年以上前のLINE公式アカウントは、友だちにとって「死んでいるアカウント」に映ります。再開するなら、早いほどいい。
本記事では、
LINE公式アカウントを放置してしまった会社が、今日からできる最初の一手を整理します。難しいことから始める必要はありません。
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目次 |
まず「放置の原因」を特定する
再開しようとする前に、なぜ止まったのかを確認することが先決です。原因によって、最初にやるべきことが変わります。
パターンA:何を配信すればいいかわからなかった コンテンツの方向性が決まっていないまま始めたケースです。「とりあえず開設した」状態で、配信の目的が曖昧なまま止まっています。
パターンB:担当者が変わって引き継ぎができなかった 前任者が管理していたアカウントのログイン情報や設定の意図が引き継がれていないケースです。まずアカウントの現状確認から始める必要があります。
パターンC:配信したが反応がなくてやる気を失った 配信はしていたが、開封率やクリック率が低く、手応えを感じられなかったケースです。配信内容の方向性の見直しが必要です。
パターンD:担当者が兼任で時間が取れなかった 運用に割ける時間がなく、後回しにしているうちに止まったケースです。運用の仕組みを簡略化することが先決です。
自社がどのパターンかを把握することで、再開の第一歩が明確になります。
放置アカウントを再開する前に整える3つのこと
いきなり配信を再開するより先に、LINE公式アカウントの最低限の設定を整えることをおすすめします。整っていない状態で再開しても、友だちの印象を悪化させるリスクがあります。
①プロフィール情報を最新の状態にする
アイコン・アカウント名・説明文・営業時間・電話番号・住所が最新の状態になっているか確認します。放置期間中に店舗情報や連絡先が変わっている場合は、まずここを更新します。
プロフィールは友だちが最初に目にする情報です。古い情報のまま配信を再開しても、信頼性を損なうだけです。
②リッチメニューを設置または見直す
トーク画面下部に固定表示されるリッチメニューが設定されていない場合は、まず設置します。すでに設置されている場合は、リンク先のURLが有効かどうかを確認します。
リッチメニューは、友だちが「何ができるか」を一目で把握できる場所です。予約ページ・商品ページ・問い合わせ先など、次のアクションに繋がる導線をここに集約します。
③あいさつメッセージを見直す
新規で友だち追加した人が受け取るあいさつメッセージを確認します。内容が古くなっていたり、設定されていなかったりする場合は更新します。
あいさつメッセージは、LINE公式アカウントの第一印象を決める重要な設定です。「登録してくれてありがとう」だけでなく、「登録するとどんな情報が届くか」「何ができるか」を簡潔に伝える内容にします。
再開の第一配信をどう設計するか
設定が整ったら、LINE公式アカウントの再開第一配信を送ります。ここで多くの会社が失敗するパターンが「いきなりセール情報や営業メッセージを送ること」です。
長期間放置したあとの配信で、唐突な営業メッセージが届いた場合、ブロックされる可能性が高まります。
再開の第一配信で伝えるべきことは、以下の3点です。
①再開の挨拶 長期間配信がなかったことへの一言を添えます。「久しぶりのご連絡になります」という一文があるだけで、唐突感が薄れます。
②これからどんな情報をお届けするか 今後の配信の方向性を伝えます。「毎月〇日頃に、〇〇に関する情報をお届けします」という宣言があると、友だちが「この配信は受け取る価値がある」と判断しやすくなります。
③すぐに役立つ情報かお得な特典 再開を機に、友だちにとってすぐに価値になるものを一つ添えます。クーポン・有益な情報・限定案内など、「配信が再開してよかった」と感じてもらえる内容が理想です。

FAQ
Q1. 長期間放置していたアカウントを再開する場合、友だちに謝罪は必要ですか?
謝罪は不要ですが、久しぶりの配信であることへの一言は添えることをおすすめします。「しばらくご無沙汰していましたが、改めてお役立ち情報をお届けします」程度の一文で十分です。過度に謝罪すると逆に不信感を招く場合もあります。
Q2. 放置期間中にブロックされた友だちは戻ってきますか?
一度ブロックされた友だちは、ブロックを解除しない限り配信は届きません。ブロックされた友だちを取り戻すことは難しいため、再開後はブロック率を上げないことに注力することが重要です。まず残っている友だちとの関係を丁寧に再構築することから始めてください。
Q3. 友だち数が少ない状態で再開しても意味がありますか?
意味はあります。友だち数が少ない段階の再開は、配信の習慣を作る・コンテンツの方向性を検証するという目的として有効です。並行して友だちを増やす施策(店頭でのQRコード訴求・LINE公式アカウントの友だち追加広告など)を進めることをおすすめします。
Q4. LINE公式アカウントの管理画面のログイン情報がわからなくなった場合はどうすればいいですか?
LINE公式アカウントはLINEビジネスIDで管理されています。メールアドレスやLINEアカウントでのログインが可能です。パスワードを忘れた場合はパスワードリセットで対応できます。管理者権限を持つアカウントがわからない場合は、LINEヤフーのサポートへの問い合わせが必要になります。(参照:LINEヤフー for Business サポートページ https://www.lycbiz.com/jp/support/ ・2026年6月確認)
Q5. 再開後、どのくらいの期間で成果が出始めますか?
配信内容・頻度・友だち数によって異なるため、一概には言えません。ただし一般的に、配信の効果が安定して見えてくるまでには3〜6ヶ月程度の継続が必要です。短期的な数字より、「配信を続けられる仕組みを作ること」を最初の目標にすることをおすすめします。
まとめ|最初の一手は「完璧な配信」より「再開できる状態を作ること」
LINE公式アカウントを放置している会社が最初にやるべきことは、完璧な配信を用意することではありません。
- 放置の原因を特定する
- プロフィール・リッチメニュー・あいさつメッセージを整える
- 再開の第一配信を丁寧に設計する
- 続けられる最小限の運用ルールを決める
この4つを順番に進めるだけで、止まっていたLINE公式アカウントは動き始めます。LINE公式アカウントの再開から運用設計まで、「何から手をつければいいかわからない」という段階からでも、ご相談をお受けしています。

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| WRITER / ゼットン 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部 クリエイティブディレクター 株式会社ジャリア福岡本社 WEBマーケティング部は、ジャリア社内のSEO、インバウンドマーケティング、MAなどやクライアントのWEB広告運用、SNS広告運用などやWEB制作を担当するチーム。WEBデザイナー、コーダー、ライターの人員で構成されています。広告のことやマーケティング、ブランディング、クリエイティブの分野で社内を横断して活動しているチームです。 |
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